3月31日(木)曇一時雨
こんばんわ。何か久しぶりにパソコンに向かっているようです。今日で旅立つ人達を送り出し、明日からはまた新しいメンバーを何人か迎え入れることになります。毎年のことですがいつも不安になります。中々思ったようにはならない中で組織としてうまく機能するようにできるかと言う不安です。そう言いながら今までなんとかなってきたのだからなんとかなるのでしょう。新しいメンバーが楽しく仕事ができるようにしたいものです。
さてところで最近ふと思ったことですが、TVと言うメディアは我々に対して賢くしてくれるメディアなのでしょうか?確かに映像を伴ってわかりやすくなったのは事実ですが、視聴率競争にあけくれるTV局では万人に受け入れてもらうためにどんどん俗っぽくならざるを得ない番組ばかりになっているような気がします。従って誰にでもわかる単純な言葉を発する芸能人がもてはやされ、少し難解な言葉を使う知識人は敬遠されるようです。そのためか、吉本のお笑い芸能人ばかりが出て来ておもしろければ良いようなコメントばかりがまかり通る世の中になってしまいました。しかもどこのTV局も同じようなキャラクターばかりを使って視聴率競争を繰り広げているのです。もう少しそれぞれのTV局に独自のアイデンティティのようなものがあっても良いような気がするのは僕だけなのでしょうか?TVは小さな子供からお年寄りまでが視るのですから娯楽要素があっても良いのですが四六時中そればかりでは2つぐらいに絞っても良いような気がしています。どうせ大した違いがあるわけでもないので計画停電中は持ち回りで放送した方が良いかもしれません。片や計画停電のために困っている病院や企業があると言うのにまったく無駄な娯楽に貴重となった電力を消費するのは考え物です。遊技場なども不要とは言いませんがあっちこっちにたくさんあるのだけれども、そんなにいっぱい暇な人がいることも不思議です。もう少し我々も考えなければならないと思います。戦後我々の生活はとてつもなく豊かになったけど、精神はとてつもなく退化したかもしれません。
まぁつまらない事を言っても、人は困難に直面しない限り堕落していくのが世の常ですからどうすることもできません。ただ今は東北関東大震災や原発問題で我々も方向転換を考える良い機会になったと思うので、あえてこんな事を書いてみました。
それではまた。