”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2011年05月17日 22時02分56秒 | Weblog

5月17日(火)晴時々曇一時雨

夕方急に降りだした雨も上がり今は満月が良く見えます。暖かくなったせいでしょうか満月が赤みがかって見えます。冬だと白みがかって見えるので余計寒く感じますが、これからの月は暖かく感じるのかもしれません。

原発の事故も詳細が分かって来ると初期の対応の悪さが目に付きます。一つ一つの行動が最良の状態で考えていて、時が経つに従って悪くなって行く最悪のパターンでした。現場では早い段階で危機的状況をわかっていたはずなのに、上層部では良い方向にしか考えていないことに苛立ちを感じます。まさに世界大戦時の日本軍の大本営と同じだったようです。日本人の特徴なのかもしれません。それとこの国が豊かな発展をしてきたため、技術力そのものが商品であっても法律や経済の専門家である事務屋さんばかりが中枢になってしまったことにも一因があるような気がします。確かに企業の経営には法的な知識や経済がわからないと通常の業務がまわっていかないのも事実ですが、もう一方で技術的なバックボーンを持ったトップ層によるリスクの正確な把握が必要ではないかと思いました。

日本の産業は高い技術力に磨きをかけ続けることでしか存続できない国なのに、アメリカ的金融で金儲けをする輩が出て来てからと言うもの地道に技術を勉強する人が少なくなってしまいました。現在大学の志望学部では理工系学部の人気があまりないのだそうです。確かに技術を極めたところで大金を手に入れることは難しいのですが、金融商品のようなもので世界に立ち向かってもアメリカ人や中国人にかなう訳がありません。彼らには日本人の持っている道徳のようなものはないのですから。ちょっと表現が悪くなってしまいましたが決して彼らに道徳がないと言っている訳では無くて、常に厳しい環境の中で創り上げて来た考え方に我々日本人の甘い考え方が勝るとは思えないと言いたかったのです。

ちょっと言いたかったことがうまく表現できませんでしたが修正する元気もないので自己満足の世界にしておきます。

コメント
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