”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2011年06月10日 20時30分12秒 | Weblog

6月10日(金)曇

今週もやっと終わったと言う感じです。2日ちょっと息抜きしてしまいました。このブログも多分7年目に入っていると思います。最初はかなりビジネス的な内容だったのがいつの間にか雑感ばかりになってしまったようです。

と言う訳で今日も戯言を。
最近良く思う事ですが、現在と50年前と一体何が違っているのだろうかと考えると、この50年の間にお金がなければ何もできない社会になってしまったような気がします。みんなどこかの企業に帰属して、そこからいただく給料ですべての生活用品を購入するだけで、他には何も自分の労力を使わない人達が非常に多くなった訳です。特に都会では自分の労力で解決するより、お金で解決する方がよっぽどコストが安いと言う考え方の元に自分の仕事以外はお金を流通させることで済ませてきました。

子供の頃を考えるとお金がなかったためかもしれませんが、手作りの道具や自家製の野菜など自分の労力を惜しまず動きまわっていたような気がします。それにもっと物を大切に扱うとともに再利用することを考えながら生活していました。今は使い捨て、いつも新しいものがすぐに身近で手に入るためすべてお金で処理することに慣れてしまいました。しかも国内産が高価になると発展途上の国から仕入れてコストを下げてお金で処理できるようにしてきました。でもその発展途上国も豊かになって先進国と同じような水準になってくると安価に物が入らなくなってきます。そうして結局どの国も経済が立ち行かなくなって来たのが現在ではないでしょうか。

ではどうしたら良いのでしょうかと考えると我々は自分でできることに労力を惜しまず、自分達で作れるものは自分達で作ったり、志を同じくする仲間たちで相互の再利用をはかるしくみを作ったりするお金の流れに少しブレーキをかけた経済活動が今後起こって来るような気がします。
言ってみれば、もう少し賢いお金の流通の仕方が生まれて来るような気がします。従来ベースの経済指標で発展することを考えるのではなく、指標自身が変化しなければならないように思います。日銀の指標が良くなったと言っても我々には良くなったと言う実感が湧かないケースばかりなのですから、既に現代はケインズ経済で物事を見てもまったく意味を持たなくなっているようです。

経済などまったく門外漢の自分が言ったところで、笑われるだけだと思いますが、「紺屋の白袴」と言うこともありますので知識のない人間の方が感覚的に感じ取っているかもしれませんよ。
明日は多分雨でしょうけど、ゴルフに行きます。今月はこれからちょっとゴルフの回数が多くなります。でも雨ばかりではスコアもあまり期待できません。