4月14日(土)雨のち曇
午前中にあがるだろうと思っていた雨もあがらず、雨の中での作業になりました。もっとも今日は船の中の整理整頓が中心で、あとはチャイルドネットの応急補修でしたのでなんとかすべて完了しました。約1ヶ月かかってヨットの整備が完了しました。明日からいつでも乗れる状態になりました。エンジンもずいぶん調子良くなりました。冬の間バッテリーの配線をすべてはずしていたのですが、結線を忘れてしまいマリーナのきんたさんに御手間をとらせてしまいました。2台ののバッテリーを並列につなぎ、個々に運転したり2台並列で運転できるようにしてあったのですが、片方だけに負荷をかけ過ぎたりするので今後すべて並列で運転するようにしました。
雨水が船底にかなり溜まっていたので、ポンプで汲み出し残りをスポンジですべて吸い取りました。陸揚げの時からの雨水が中空のマストを伝って船底に溜まるので雨が降ると常に汲み出しておく必要があります。実際にはキャビンの床板の下なので船に入っても見た目にはわからないのですが、床板を上げると水が溜まっているのです。これから暖かくなって梅雨の頃になると雨水で床板が傷んでくるので毎年気をつけています。もう3回も床板を張り替えていますが、9枚のピースに切って、ニス塗りをしてと結構大変な作業になります。専門家に頼めば良いのですが結構お金がかかるので僕のキャビンの床板はすべて手製です。
船首キャビンの釣り具等の整理はM島さんにすべてお願いしました。またデッキのチャイルドネットの応急処置は製作者のカー坊氏と見守り人のT西氏にお願いしました。新品のネットはまたカー坊氏が作ってくれると思います。ただ5cm角のネットを手で編む作業は5m×70cm×2枚を勤めの合間にやると半年ぐらいかかるので秋までは現ネットを持たせなくてはなりません。編み方を教わったのですが難しいのと根気がいるので自分には無理そうです。これも業者に発注すると個別生産なのでコストがかかりそうです。友人達がそれぞれ得意とすることを無償で手伝ってくれるのでほんとうに助かります。
そんな訳で10年以上友人達の無償の協力と手作業で毎年、最高の状態でヨットに乗れるしあわせをいつもこの時期には感じさせてもらいます。今年もY田父子、S木父子、M島、K山、M崎と今日のT西、カー坊のみなさんにお世話になりました。どうもありがとうございました。
写真は整備完了し、桟橋で出航を待つだけになった我が「Leia」号です。天気が悪かったので、写り方がちょっと暗いですが波静かでした。
明日は第4回のウォーキングで三州足助に行ってきます。足助は江戸時代まで尾張から信州への「塩の道」の起点となる宿場町として栄えました。