”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2012年04月18日 20時59分52秒 | Weblog

4月18日(水)晴時々曇

こんばんわ。今日は家内がいないので、いつもならどこかで夕食をすませて来るところですが、久しぶりに自分で夕食を作ってみました。メニューは親子丼です。スーパーで材料を買ってきて、今回は552の黄金比率を使って煮汁を作ってみたかった訳です。552の比率は和風料理には良い味を出します。醤油と酒5に対して砂糖を2弱入れて鳥肉と野菜を煮込んだ上にたまごをかけて煮立ったら出来上がりです。あとはご飯の上に乗せて完成。まぁまぁうまく出来ました。一人の時は少々散らかしても誰も文句を言わないので好きなようにできます。残った野菜と鳥肉は和風の野菜炒めにしてみました。こちらは552では甘過ぎてしまうので、みりんと塩コショウで炒め、和風だしの素と醤油を少々加えて完成です。ちょっと醤油を入れ過ぎた感がありますが、まぁ上出来でしょう。調味料の使い方でいろいろな味を楽しむのもまた楽しと言ったところです。

ところで人類の進化、発展についてこのブログでも何回も取り上げているところですが、食糧の生産と家畜の飼育により人類は急速に人口を増やし、様々な技術を発明、発見したことやそれがメソポタニアを中心に起こったことを以前書きました。メソポタニアとほぼ時代を同じにして中国南部でも食糧生産が始まり、羅針盤、火薬など様々な技術が発明されました。それなのにどうしてヨーロッパがアメリカ大陸やオーストラリア大陸、アフリカ大陸を支配するようになったのでしょうか?確かにメソポタニアから発祥した農耕定住社会は徐々に地中海性気候の地域に伝搬し、ギリシャ、ローマと西に移り、1500年頃に大航海時代が幕をあけ、世界中にヨーロッパ人が行くようになりました。その頃中国でも数々の技術的進歩をしていたはずなのに、どうしてヨーロッパのようにならなかったのでしょうか?不思議と言えば不思議ですよね。

実は中国でも1400年代に大船隊を組んでアフリカ大陸に行ったことがあるのです。ところが政権が変わり、すべて止めてしまいました。中国はその当時すでに一つの統一国家でしたから皇帝が止めると言えばすべてがストップしてしまったのです。一方ヨーロッパはいくつかの国家がしのぎを削っていました。実はこの政治の在り様がその後に大きな影響を与えることになります。アメリカ大陸を発見したコロンブスは最初フランスに仕え探検船団の派遣を拒絶され、次にポルトガルに仕えここでも拒絶され、更にスペインに仕え、一度は断られたものの次の君主にやっと聞き入れられて、あの大発見につながったのでした。中国のような統一国家だけになってしまったところでは多分コロンブスの願いはかなえられなかったことでしょう。ヨーロッパのように、いくつかの国家があったからこそ願いを聞き入れてくれる国があり、一つがうまくいくとすべての国が競って航海に乗り出したため世界中を支配することができた訳です。

このことは同じような技術を持っていても、あまりにも権力が集中し過ぎると、発展にブレーキをかけてしまうことがあると言う事です。日本の技術も中小企業がその中核を担っている理由も同じことなのです。大企業ではリスクに対して臆病にならざるを得ないため、新たな発展を生み出すことは相当難しいのです。と言うことはこの国の将来についても良いヒントになると思うのですが、みなさんはどう思われますか?中小企業が淘汰される時はこの国の技術は滅ぶと考えても良いのかもしれません。

またこんな話になってしまいました。僕にはおもしろい話は書けないし、センスのある感性を伝えることもできずに、自己満の世界です。まぁ暇つぶしのようなものですがここまで読んでいただいた人がいましたらお付き合いありがとうございましたと言いたいです。ありがとう!