いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

正しい情報を受け取る力

2020-03-05 | 犬に学ぼう♪ 犬を学ぼう♪
今、新コロナウィルス感染症について
見るからに怪しいものより、
あるかもしれない不安をかきたてるような情報が
とても多いです。
正しい情報がどこにあるか、常に気をつけたいと思います。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

今朝SNSを見たら
【専門家監修】犬のしつけのコツという記事がありました。
今回は「吠えるのをやめさせたいとき」どうするか
ということだったのですが、
吠える原因を飼い主さんが理解することから
一転天罰法が出てくるあたり
どう読んでも矛盾していますよ。
ピンポン吠えが例にあがっていて
原因は、「相手が何者かわからず、怖い」としているんですよ。
そんな気持ちで吠えた犬にガチャ缶使ってもっと脅かすんですよ。

それに並べて、「怖い、警戒」で吠えているのなら
安心させてあげましょう…と。
吠えたら呼び戻して戻ってきたらほめてあげましょう。
これも吠えないでいたらいいことがあるといいますが、犬次第なので…。
吠えるという行動と、吠えないという状態。
結構難しいですよ~。

この記事の問題は、真逆の2つのやり方を並べているところで
飼い主さんがあれやったりこれやったりしたら
犬は混乱、ヒトも混乱するってことです。
こういうことをさもうまくいく方法だと公開する専門家!
あなたは信じられますか?

やっぱり犬のしつけって飼い主さんが学ばないといけないなぁ。
お手軽な方法では犬のQOL向上、動物福祉を担保することはできません。
犬をしつけようとする前に、犬のことを知ることから。
そして、犬も飼い主も心のコンディションを整えてから。

大なり小なり問題はあります。
筋道の通ったメソッドで学ぶことで
ぶれない、犬に親切な犬育てを目標に
日々暮らすことができるようになります。


どちらもkindle版です。