いや~~~(唸)
なんともはや、木内センセイの創り出す世界って。。。 どうしてこんなにも彩り豊かなんだろう…
以前読んだ こちらの本。 (ちなみに 前回→ ●)
あ、 こちらにも書評ありました。→ 前編 と 後編 です。
直前に読んだ海外ものに疲れ果ててしまった(笑)ので、純粋な『和もの』で リセットしたいという意図以上に やられた~~~(涙)
和だけじゃなかった。
季節の彩り、友情、親子愛、・・・挙げ切れない。
それこそ この本=幽玄 の象徴だと思った。
なんというか、イケイケで書かれているんじゃなくて、絶妙の匙…じゃなくて 筆加減。
だからこそ、1つ1つのエピソードが より一層、胸に沁みてくる。。。
魚屋のお母さんの所に浩三がお礼を言いに現れたところとか 好きなんですけど、
遠野さんの一連の かけひき(←こういう言葉は相応しくない。) は、ちょっと… 他の作家さんには表現できないかと。
読んだ後も 余韻に包まれる。。。(涙)
ほんと、大・大・大好きな本です。