気付けば、どんどん読んでしまった ・・・
全7編から成る 短編集です。
元.法務教官から転職をして刑事になった、夏目信人の視点から描かれていることに
気付いた頃には、この本に引き込まれてしまっていました。
さすが、薬丸先生の文体は、読みやすい。
しかも、1話ごとに事件が解決するというテンポなので、サクサクと読み進めてしまうのですが、
読み進めながらも 何かが心に残り、事件が解決するあかつきには、
ジーン...(≧ω≦。) とな。
どの話も、夏目刑事の懐の温かさ, 陰に秘められた深い悲しみ が伝わってくる
イイ話ばかりです。
中でも、ワタシの一押しは、『ハートレス』でしょうか…
う~ん (悩) 。 。
でも、意外性の 『プライド』も、深く心に残るものが…
(´I `*))うーーーーん… ((*´I`)うーーーん… (迷)!
こういう作品に出会うと、
“なにも、○○賞!という肩書きばかりが全てじゃない!”
と、つくづく思います。
現に、ワタシご用達の図書館では、薬丸先生の本は とっても人気が高くて、
結構 借りるのが大変なんです。
やっぱり、みなさん、 ちゃんとわかっていらっしゃる! (嬉)