正式なタイトルは、「幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日」なんですが・・・(長っ…)
こちら 読みました。
実際のところ、ちょ… チョットばかり、このタイトルは --- 365日というスケール… (??)うーーん… かも…。
しかし、内蔵された 2話のエピソードは、切実に、痛烈な現実で 印象深く、尊い作品でした。
なんだか、久しぶりに 浸って読んだような気がします。 こちら。
とっても とっても良かった!
これぞ、正統派の純文学ミステリー。
なんだか、テーマと情景、物語の進む速度が すごーーーく心地良くて、グイグイ惹き込まれてしまいました。
それに、この作品を読みながら、なんだか その場その場の景色を見ているような錯覚に陥るほどで、
改めて 読書の楽しみを堪能してしまった・・・
佐伯先生がたどる 黒田先生の人生と足跡が、佐伯先生の目線とペースの「まんま」で ワタクシめに乗り移ったような… ♪
細菌学も ヨーロッパの歴史も、もともとの自分の興味からはかけ離れているんですが、(汗…)
この本に 帚木センセイがお書きになったことは、すんなりと 心に入ってきました。
やっぱり、読書っていいな !!
待ってました!!
大、大、だーーい好きな 下町ロケットの 3作目 。
敢えて言わせていただくならば・・
「早く、ヤタガラス(4作目)が読みたい!!」(んだ。んだ。)
でも、今の心境としては こんなフツーにお上品(笑)じゃなくて、
(▽▽メ) 「おらおら、早く読ませろい! わりゃ~~!!!(叫)」って感じですかね…(笑)
でも、我が図書館、やっとこ 今回のゴーストの順番がまわってきた位ですから、ヤタガラスとなると…
とほほ・・・(今日時点で18番目 。。くすん…)
てなわけで、今作、相変わらずまっすぐな人間味あふれる 佃製作所のみなさんを垣間見られて、それこそ 「よかった!」のカテゴリーに入れるべきところ、
敢・え・て 「まあまあ」にさせていただきました。
だって、池井戸センセイったら、実に イイところで区切るんですもの~~。
あーーー、早く読みて~~!(← 地!)
なんか、今夜の夢に出てきそ… (爆)
かつて、1作目 を読んで、メチャメチャ気に入ったものの、すっかり忘れてた・・・
ほぼ3年近くぶり… (あひゃ~~(汗))
ということで、2作目、じっくり読みました。
おかえり! シャールさん。
今回も、1人、また一人… と縁あって マカン・マランの常連客メンバーが加わるという、4編の短編仕立て。
第1話(1食目) 蒸しケーキのトライフル
2食目 梅雨の晴れ間の竜田揚げ
3食目 秋の夜長のトルコライス
4食目 冬至の七種(ななくさ)うどん
どれも、身体と心にやさしい イイ話で…。
ワタシは特に、2食目 が… 目から鼻水が出そうになった 。。(笑)
現時点で、マカン・マランは 3作目、4作目(で、おしまい?) と発刊されているので、モチ(!)予約済。
これで、読み逃すことはあるまい。
順番がまわってくるのを、楽しみに待とうではないか。
(でも、早く~~! 読みたいぞ♪)
うわわわ…
こちら 読んで、“ふ、ふぅーーーん・・” と思い、
宅老所よりあいのHP を見て、なんだか グッ ときた 。。。
特に、バザーの準備を入所者さんと共に作ったり、
本に出てきた ユニットの写真を見たり、
なによりも 宅老所のカフェや特養での日常のお写真を拝見し、なんだか じんわりと胸にグググっと…。
本で活字で読んだだけでは、今ひとつ ピンとこなかったんですが…
改めて、真実の画像を拝見して思うのは、きれいごとじゃないけど、これが介護の理想の姿なんじゃぁないのかなぁ… と。
本を読んだ後に、こんな風に思いが変化した、というか 改めて実感した、という展開は、おそらく初めての体験です。
画像に思わず乗っけずにはいられなかった、「ヨレヨレの表紙」について書かれていた部分を思い出して、思い出し笑い…
( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
実感!
大好きな 朝井(リョウ)センセイが 「ご自身の執筆で目指されている作品を挙げるとするならば…?」という問いに対して、こちら を挙げていたのを、たまたま先日の新聞で見かけ、早速ゲット。
お、、、 重っっ。 厚っっ。 (← 率直な第一印象)
でも、ヒジョーに読み易く、2日間の通勤時間で読み終えてしまった…。
ただねーーー
イイんですけど…
なーんか、ほのぼのとした やさしいタッチで描かれた、
なんだか 文学賞をお取りになる作品っぽい、確かに… というのは、わかる。 わかるんですけど…
なんつうか…
わたくしめの好みの問題ですが、(起承転結がはっきりしていないのは… どうも。。)、ちょーーっとどうかなぁ… と。
それに、ダラダラと続くセンテンス、矢継ぎ早に投げかけてくる状況や登場人物の話題…
が 読んでて疲れる・・・
決して、疲れる類の素材ではないのだけれど… メリハリがないダラダラ系は敬遠傾向のタチゆえ、ちょーっとなぁ… という感じ。
ということで、結論としては、朝井センセイの作品の方が、断然、好きです。
朝井センセイ、どうか ご自身のスタイルを貫かれますよう… (笑)なーぁんて、、、
理解できない凡人の戯言になってしまい、ほんと、申し訳ないです。(逃)
読みました。 こちら。
わりと・・・ サラっとしていた・・・、というのが読み終わっての直感。
こういう類の内容だと、わりと 深く情感を掘り下げるというか… まぁ、もうちょっと踏み込んだ創作があったような印象があるのですが、なんだか有村家の人々って、あまり背負い込んでいるものがないというか…
こういう看取りものにしては、えらくドライな内容です。
まぁ… その分、仁子さんを、エキセントリックに描きたい意図は伝わってきたかなぁと。
でも、わりと 自分自身、仁子さんの気持ちがわかる側(?)の趣向なので、ワタシとしては それほど奇をてらったキャラではなかったです。
ワタシも、同じ境遇に立たされたら、きっと 正当な治療はやらない 。。(爆)
第一、余命も知りたくもないので、察したら、抗がん剤も放射線も拒否して、好き勝手に生活させてもらう…。
そのくせ、アガリクスとか霊芝とかのサプリは、ポンポン… 注文しちゃうだろーな~~。
うわわ… モロに、仁子さんじゃん!(へっへっへ…)
そんでもって、犬顔ダンナと悲願のスイスにだけは、行くゾ~~!!(吠)
なお、個人的には、有村家の美香子さんがお医者さんを志したエピソードとか、大学病院から訪問診療に方向転換したいきさつとかに興味があるので、続編 or 番外編のご出版を希望します。
ということで、尾崎センセイ、いかがでしょう ♪
こちら を読みました。
ふむふむ…
(。 ・ω・))フムフム
なかなか、考えさせられるところもあり、まいど先生に共感し、まどか先生のエピソードに心打たれる場面もあったりで、スイスイ読んでしまいました。
教師もニンゲンだもの…
まぁ、いろいろなセンセイがいらっしゃいますよね…。
まいど先生の赴任校の校長先生が人格者だったのには、救われましたね。
私も こういう校長先生がいいです。
御用聞きの あんちゃんの活躍っぷりも、頼もしかったですね。
きっと、実際のボランティアの側面を捉えていらっしゃるのでしょう。
そういえば・・、さつきは結構、この作品にインパクトを与える存在だったにもかかわらず、結局 尻切れトンボ的に…(?!)なっちゃったのは、ちょっと残念…。
今回の 薬丸作品、ヨカッタです!
なんだか、薬丸センセイ、凄みが増してる・・・?!
今回は、夏目刑事、錦糸町署に異動されたとあって、表紙のスカイツリーがぁ~~、どうよ!という存在感で…。
(ふふふ…)
でも、夏目さんの真心捜査は 読んでいるうちに、(そーいえば、そーだった・・)と思い出す、懐かしさで心地よく読ませていただきましたデス。
特に、この本のタイトルにもなっている 4作目、光っていますねぇ~~(唸)
相棒でツレない 本上刑事も、だんだんに夏目さんの懐の深さや器の大きさを学んで、認めていくのかな… と、今後に期待♪
それから、3作目「異邦人」は、被疑者の立場、薬丸センセイの着眼点が斬新だった。
事件解決に至るまでの状況描写の細かやさに ほとほと感心させられながらも、
(そうきたか…)と 意表を突く展開に…
こんな攻め方をなさるなんて・・・
やっぱり、凄みを増してますってば。 薬丸センセイったら!(笑)
そして、将来的には 夏目家に幸あることを望みます。