いやはや、
どーして、こーして!
さほど(し、、失礼…)期待もせずに読んだら、どんどん惹き込まれての一気読み。
映画 にもなった、こちら。
そして、検索しているうちに思い出したんですが、映画は 黒木カントクの作品だったんですね…。
と、思いきや、カントク自ら 当該作品の ドラマ にて主演をされていたことに、すごくビックリ!! (驚)
三( ゜Д゜)
… とまぁ、・・ それはそれとして、本のほうですよ。 本!
単なる 遠戚の同年代ではあるが、中身も外見も正反対な、テツ子(弁護士)と夏子(詐欺師)にまつわる因縁のストーリーかと思いきや、違う。 違う!
或いは、テツ子の弁護士成長記ならぬ… お仕事小説 ? っぽいかと読み進めて行くと、これまた 違う!!
と、あれよあれよと読み進めるうちに、話の中の登場人物達は歳を重ねていき、それぞれの加齢や時代の移り変わりに添って展開していく面白みに気付かされる。(笑)
が、これだけではないのだ!
テツ子の上司である、荻島弁護士の言葉を借りるならば、どうやら この作品のヒロインは 徹子でも夏子でもなく…
みゆき ? なのかとうっすら気付かされつつ、胸を打つエピソード(= ご主人を想って退職を打ち明けるシーン)にも妙に共感させられ、ジーン…ときたり・・
それでもって、クライマックスには まさか泣かされるなんて、
───。゚(゚うェ´゚)゚
いやはや、読み始めたころには予想だにしなかっただよ 。。。
これは、ヒット本だった。
当たりだった。