この作品が映画化されると知ってから、観たくなかったんです…。
なにしろ、遡ること 3年前・・・
後にも先にも、この原作本は、ワタシの5本(いや… 3本)の指に入る“殿堂入り”の座を射止めて久しく…、
年月が経っても不動の地位を占めている、トクベツな存在なのですから~~~~!
だから、封切りされても絶対行くもんか!と思っていたんです・・。
しかし、怖いもの見たさ(?)で こちら をチラ見しながらも…、
地元の駅に降り立つと、映画のダイジェストが流れるTVがあるのですが、そこから流れてくるサザンの歌(=「蛍」)
が聴こえてくると 見ないようにと目を背け…、
気になりつつも 現実逃避に努めていたのですが・・・
やはり、地元の映画館で上映されていることもあり、決行ーーーーー!(あぁぁ…)
いやーーーーーーーー(唸)
いやぁ~~~~~~~~~~(叫)
観て良かったですっ!!!!!(涙)
百田尚樹さんが、「7回観て 7回とも泣いた…」とされていたコメントに偽りなし!
ほんとに、ほんとに、゜+。*・感。゜(゜ノД`゜)゜。動・*。+゜゜ しました。(超!!!)
これは、ホント、全ての日本人に観てもらいたい映画だと、心から思いました。
なんだか、自分がちっぽけに思えます…
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それぞれの俳優さん(今と回想の)達が、お互いに“よくぞ、こんなに似ている役者さんがいたものだ…”
と感心してしまうほど、ピッタリとハマっていましたので、これが 感動を増長させることに一役買っていたのは
言うまでもありません。
特に、ワタシは、ヤクザの景浦さんペア(田中泯さん VS 青年期:新井浩文さん)が№1のお気に入りですね!
いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーー
田中さんが春馬くんを抱き寄せるシーン・・・
それまでの、新井さんの演技とピッタリ重なり合って、数カ所に渡る“必泣シーン”を代表する部分となっております。
また、夏八木さんの回想シーンを演じられている、あの、目のキレイな俳優さん(染谷将太さん…?)
も夏八木さんの面影が… ありますよね…?!
それから、准一くんも真央ちゃんも、宮部夫妻のイメージに良く合っているし、
春馬くんも、撮影中の苦労話として、山崎監督から「まだまだ、健太郎を演じ切れていない!」と、何度もダメ出しされたと
言っていましたが、確かに… 随所に監督さんのこだわりが感じられました。
そして、最後の最後に、心を打つサザンの『蛍』が あの空の映像と相成って「これでもかーー!」と
感動パンチをお見舞いしてくるので、・・・ いやぁ~~~~、マイッタ マイッタ…(涙)
あまりに 歌詞がマッチしているので、もしや… この作品のために作られた曲なのか??? という疑問が・・・。
検索してみたところ、出ていました。 ちゃんと♪
そーですか、そぅですか…
まだ、準備段階の映像とは言え、あの(!)桑田さんをも号泣させてしまい、ここまでの名曲を生み出すことになるとは…。
今年の集大成として、本当に素晴らしい映画に出会えた幸運に感謝します!
みなさま、良いお年を♪