【アイス】 爽： 宇治抹茶（ロッテ）

大好きな、爽～♪
それに、これまた 中毒化している“抹茶＋アイス” ともなれば、見過ごさないわけにはまいりません！

しかも、今回は、宇治抹茶とのこと。（喜）
ということで、まずは、トッテさんのHPによりますと↓
>> 爽から香り豊かな宇治抹茶登場！
>> 石臼挽きの本格的な宇治抹茶の味をお楽しみください。
とのことですが…

うーーーーん・・・
　(;_;)
ちと、この 100円台クラスのアイスに 石臼挽き…なんたらかんたら… を求めるのは・・・
ハードル高いでしょうか…ね…。

あくまでも、“爽” なので、サクサクと あっという間に喉の渇きをいやしつつ、ペロっと平らげてしまいましたが…。
なにしろ、ヒエヒエのアイスなので、香り豊かな宇治抹茶… の風味なんたら… も、味わう舌の余裕も・・・
ワタクシ、なかったかしらん…（汗）　
　(⌒∀⌒；A 　　　んんん------

虎の尾 渋谷署強行犯係（今野 敏）

今回の は、これまでの今野作品の中では 新鮮の印象♪
面白かった～～～～ o(〃＾▽＾〃)o

しかし、タイトルに「渋谷署強行犯係」と付いているとおり、
整体師・竜門＆渋谷署刑事・辰巳シリーズとしての、かれこれ今回でもはや4作目（?）ほどになるらしいのです…。
が・・・
わが地元図書館の蔵書には、いずれも蔵書がヒットしなかったので 記憶にひっかからなかったのですなーーー
残念… ┐(￣ヘ￣）┌

それにしても、こういう56歳のとことん現場の事件捜査（しかも所轄）にこだわる辰巳刑事と、
40代の整体師＝竜門が ビミョーな距離感を保ちながらも、事件解決にひと肌脱ぐ…
しかも、竜門さん（＝先生）、自覚していないけど、メチャメチャ強い琉球空手の達人!! とはねえ…
確かに、今野作品の中で こういうパターンは、今までなかったですよね。

また、竜門さんの師匠が今回、特別出演しているのですが、…
これがとても良い！
沖縄弁（?）の 緩～～い語り口調が、シリアスになりそうな重い空気を フッっと和ませてくれる効果大!!
で、最後の最後の“オチ” も、いかにも大城師匠らしくて 良かったです。

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅（石田 ゆうすけ）

これ は、犬顔ダンナの私物書です。
「おもしろいよ～。　ほれ。」と、飼い主さん 妻に 与えたもうたのでした。

石田ゆうすけさん、文章がお上手なので（これは、こう評する事が珍しい 犬顔ダンナも絶賛しております。）
出会った旅仲間のこと、　訪れた世界のこと、
見舞われたピンチのこと、そして… これを乗り越えるまでの葛藤や
石田さんが流した涙のエピソード…
どんどん読ませてくれる1冊【7年半分のエッセイ】です。

ワタシは、どちらかと言うと、解説を寄せられている椎名 誠さんに1票！という感想でした。
椎名さんが書かれていることが、ズバリ、ワタシが抱いた胸の内を うま～く表していて、
こちらの方こそ「お見事！」という感じでしょうか。
φ(・ω・｀)

ただ、ところどころ出てくる、
キノコ売りのおじさんのエピソード　とか、
1人暮らしのスープストックのおじさん（クリスマスツリーのない家）に泊めてもらった時のエピソード　とか、
あと、シンジさん　ですね…
このあたりが所々、織り交ぜてあって、なかなか心に響きます…。

ロードムービー（辻村 深月）

大好きな辻村作品、今回も アマゾンのレビュー評価の良かった順にまずは読んでみようと思い、
（犬顔ダンナに）借りて来（てもらっ）たのが こちら です。

表題作の他に、2編が入った短編集で あとは、
・道の先 … 中学生と塾の講師（アルバイトの大学生）もの
・雪の降る道 … 小学生もの
という3編仕立てでした。

ちなみに、表題作は、小学生ものですが、てっきり主人公の“トシ”が男の子かと思って読んでいたら、
本名＝慧恵ちゃん だったということが 最後の1行に判明…（驚）。

それで、どうやら、これは 元になる他の辻村作品のスピンオフらしいのですよ。
だから、これをいきなり読むのでは、面白さが今一つ… 伝わってこなくて然り ?! なのかも…。

でも、アマゾンのレビュー見ると、その元になる作品のレビュー評価が、あまり良くないようなので…
ちょっとこの先、遡るかどうかは… ?　考えあぐねております・・。
はい　 (´・ω・`)

はじめからその話をすればよかった（宮下 奈都）

今回は、初の エッセイ集 とのことで。
ちなみに、書評 も載っていました。

ワッハハ…
↑ やっぱりね…。
この本を図書館で借りて家に持ち帰ったら、犬顔ダンナが固まる固まる…
そして、解凍後は Ｕ^皿^Ｕ ウシャシャシャ　とバカうけしていました。

宮下センセイは、3人のお母さまなんですね～。
（とても、そうは見えない若さと美貌…）
そして、生まれ故郷の福井にお住まいで子育てされていたけど、ナント北海道に移住なさったとか（驚）

お勤め時代からのご友人のご主人とは、独自の価値観でお子さん達をたくましく育てられているようで、
読めば読むほど、宮下家の仲の良さと温かさが伝わってきます。

ワタシ個人的には、『スコーレNo.4』 が最も好きで、これを読んだがために宮下作品との
縁が切れなくなってしまったという… 思い入れがあるので、またこの系列の作品の誕生を望んでいます。

…が、続編＝ない！と断言なさっていますね。
それから、この作品は、とても長い歳月を費やして生み出した 大作だったというエピソードも綴られていたので、
これは… 宮下家の育児が一段落して、お母さんのお時間にゆとりができないことには…
ちょっと厳しい状況でしょうかしら… (*´Д｀)

まぁ、でも、宮下先生のスッキリした飾らない文体が好きなので、今回の本用に書き下ろされた
4編の掌編小説も なかなかよろしいようです。
（特に、最後の『サンタさん』 が気に入りました。）

【アイス 】 つぶつぶ苺のカルピスアイスバー（ロッテ）

こ、、、　これは・・・っ！
щ(゜▽゜щ)
お、、、
おいしい！！！

苺のつぶつぶ感漂うチョコでコーティングされた 中のアイスは、
酸味の効いた カルピスアイス♪
これぞ！
まさにまさしく、ワタシの求めようとするところの 棒アイスクリーム！
と言っても過言ではありません。

ぁあ～～～～～　(*^▽^*)
おいしかった♪

ただ、こちらのアイス、… 既にロッテさんのHPには掲載されていないし、
コンビニでも見かけません…。
ということは、季節限定商品だったのかも…（涙）
残念！

ロッテさん！ 乞・復活 !!!
どうか　どうか　よろしくです。

アップルソング（小手鞠 るい）

やられた！！！！！！
このかわいい 作家さんのお名前＆タイトル＆表紙から抱いた先入観と、
“なんも” 抱いていなかった予備知識… （滝汗）… 　Σ(|||▽||| )
こんなあさはかなワタクシをノックアウトしてくれたのは、こちら です！（涙）

も、…　も、もう　もぅ…　
マイッタ！　　まいりました！！
だって、今朝ですね…、 何気なーーく 出勤往路の電車の中で読み始めたら、どんどんハマってしまい
止まらない !!!

ええ、　　だから、昼休憩の時は、食欲二の次で 欽ちゃん走りで席確保した後は、時計を気にしいしい…
没頭…　 (*pωq*)

そして、終業後～帰宅途上＝ 没頭!!! の一気読み　でした。
何と言っても、公衆の面前なもんで…（汗） 涙こらえるのに一苦労・・・ 代わりに鼻水出てきちゃって…（汗）　

そして、断言します！
① 國岡鐵造が雄ならば、対するアップルソング（鳥飼茉莉江）は雌 。・゜・(ノ∀`)・゜・。
… あ、これじゃぁ、海賊オタクのワタクシ目の思考回路なので… ニュアンスが伝わりませんよね…（汗）

んんーーーー、
要は、②“お棺に入れてもらいたい本” に匹敵する1冊であるということ！

そして、もうひとつ、より具体的に評することを言わせてもらうならば、
③ もう、私、決めました!! 2014年本屋大賞の投票《イチオシ》＝アップルソングにします！

以上っ　 d(゜Д゜*)　　お、…お分かりいただけましたでしょうか… ?!

ちょっとですね…
まさか、こんなにすごい本だとは思っていなかった（す、スミマセン…!）だけに、
このようなお話を創り上げる小手鞠センセイに 惚れ込んでしまいました。
（とにかく、ページを進めるほどに 本の中身も、この作品を生み出した作家さんも、丸ごといとおしくなっていく…
という・・ 感覚です。）

なんといいますか…
恋愛だけでもない、ノンフィクションかと信じ込む程の真に迫る 命のドラマと戦場…
でも、それだけではない…、もっともっと 深い、血の繋がりや国境や時を越えた 人の心の奥を
覗かせてくれるというか、この本を読むことによって導かせてもらったというか…
なんだか、純粋に自然に “やっぱり本っていいナ！”と思わせてくれる作品です。

いや～～～
ほーんと、このところ体調も芳しくなく… ノーテンキな人生を邁進してきたワタシにしては 珍しく
ネガティブに… 力が今一つ入らない日々を過ごしておりますが、そんな中、
本当に出会えて良かった！（涙）…と
心から思えました。

小手鞠センセイ、どうもありがとうございます　(≧人≦)　
リンゴの花は、上を向いて咲くのですね！　マリーの大好きだった九ちゃんの歌にあるように…♪