先日読んだ、古内センセイの作品が あまりに良かったので、デビュー作 を読んでみました。
なんと…
こちらの作品って、当時話題にすごーくなった あの芸能人Mさんの作品 が大賞を受賞時の 特別賞 を受賞された作品だったんですねぇ…。
(第5回ポプラ社小説大賞特別賞受賞時のタイトルは、『銀色のマーメイド』)
ふむふむ… (;¬_¬)
でも、結構良かったですよ。
まぁ…
なんといっても、デビュー作ですから、今から はや6年も昔のご執筆ですし、ツッコミどころや 若干の違和感は否めませんが、そこはご愛嬌(♪)と寛容になれるほどの 初々しく爽やかな作品に仕上がっています。
隆一、襟香をはじめとする、水泳部員それぞれのキャラも 境遇や成長ぶりが書き分けられていて、飽きなかったし、
シャールが登場してから、グっと人間味が表れてきた 顧問の柳田先生のエピソードは良かったですね。
結論としては、大賞受賞作よりも よっぽど読み手の心に響く、いい作品ではないかと…
(*’v`)b
えーと…ですね・・
(;´▽`A``アセアセ
冒頭からして、失礼な発言を お許しください。(汗)
タカをくくっておりました…
ところが すっとこどっこい!
( ̄ε ̄〃)b
結構良かったんです、こちら (出版社のページ)。
回想を踏まえながらの行きつ戻りつ構成なので、1度目は スラーーーっと読み流していたのですが、
あらためて 最初から読み直し(2度目)、
友親、若菜、涼、恭子、… そして ヨシキ(=由樹)のこと、
友親と若菜の それぞれの家族のこと、
これらをわかった上で 挑んだところ、ぐいぐい惹き込まれて 止まらなくなってしまいました。
アワワ… w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w
おばさんだけど…
たまには こういう「胸きゅん♪」 ものに、ときめいたっていいじゃん(爆)
柱|皿 ̄)q゙ウシシシシ
青春じゃん♪
ということで、清張賞受賞作の こちら よりも、遥かに良かった!
まさに、タイトルのとーり、爽やかさとせつなさに胸キュンさせられた、作品でした。
いいなぁ~~~
若いって。
青春じゃぁーーー (~O~;)
いやぁーーーーーーー(唸)
これ は、良かった!!
良かったなんてもんじゃぁ、ない。
思わず2度読みして、2度目は もっと良かった!!
しかも、… (/へ\*)ウゥ…
泣けた 。。。
2度目の方が、ここに出てくる全ての登場人物と 馬達の考え方や行動や言葉が胸を打ち、沁みた…。
いやあぁ~~~~(唸)
感服。
これは、いい作品です。
古内センセイの作品、実は 初めて読みました。
が、 もう(!)一発でファンになってしまった。
(=ω=。)
だってだって、どうしてこんなにも 場面ごとにピッタリくる表現が出来るのでしょう。
瑞穂や光司をはじめ、藻屑の漂流先たる緑川厩舎の厩務員が、それぞれに抱えた 深くて重い過去のエピソード。
その上に輪をかけて降りかかる試練と、人間のみならぬ お馬さん達との心のぶつかり合い、触れ合い… etc.
フィッシュアイズ、オトメ、誠、カニ爺、ゲンさん、トクちゃん、
みんなみんな… ありがとう。
瑞穂の葛藤や苦しみなど、読んでいて共感する部分だけでなく、胸が痛くなる部分があったからこそ、みんなで1つずつ乗り越えてきた困難が描かれていたからこそ、この作品に魅かれました。
読後感も すがすがしく、大好きです!
これから、またしても発刊作品を追いかける作家さんが増えて、ほんとーに幸せです。
(*/∇\*)
今回読んだのは、 こちら でしたが…。
が…
が ┐(´д`)┌
う、うーーーん…
今の世間では、こーゆーのが ウケるんでしょうか ・・・
はて ??
さて… (-_-)??
読んでいて、決して心地よくはなく、おもしろくも…なく・・・
うーーーん…
うーーーーーーん…
ヽ(゚、。)ノ ありゃりゃこりゃりゃ ??
今回読んだのは、こちら です。
特集ページ も開設されていて、人気がある短編集なんですねぇ~。
いわゆる、「食」に対するわだかまりが おいしい食べ物によって、解きほぐされていくという、食いしん坊のワタシにとっては 申し分のない大好きなジャンルの作品集♪
どれも、読み易いタッチながら、(ふむふむ…)と思わせる視点や演出が施されていて、とてもヨカッタです♪
実際のところ、人身事故で電車の運行再開待ちの 約1時間のうちに読み切ってしまいました…。
内蔵作品は、下記の6作品でしたが、どれもハッピーな展開で 心地よかったので、人身事故のイライラのヒートダウンに かなり有効だったという…
イイんだか・・ 悪いんだか・・・(← 現実問題: その後の予定に大いに差し支えたので。)
1. 食えない女
2. さじかげん
3. 味気ない人生
4. 七味さん
5. キャバクラの台所
6. ままごと
個人的には、№5 のスミレちゃーんのエピソード が 1番気に入りました。
でも、どれも 爽やかで後味(!)良いですよ。
食小説だけに (@⌒ο⌒@)b
今回読んだのは、第155回直木三十五賞候補作品 の こちら。
(書評 です。)
そして、フリーの記者:太刀洗万智が謎を解き明かす下記の6作品から成る短編集です。
1. 真実の10メートル手前
2. 正義漢
3. 恋累心中
4. 名を刻む死
5. ナイフを失われた思い出の中に
6. 綱渡りの成功例
実際には… どうでしょうかねぇ~~
・・・ ポリポリ f  ̄. ̄*)
なにしろ、これを読む前に読んだ他の作家さんの作品が とても良かっただけに…
ちょーーーっと、・・・
どれも霞んでしまいましたか… ねぇ 。。
これが 直木賞候補に挙がるんですねぇ… (うーーん…)
どうかなぁ… ? (。 ̄x ̄。)