こちら、とても良かったです~!
そもそも、医学生になる前の医学の道を志そうとする動機も、家庭環境も全く異なり、
いざ医学部に進学するも学業へのモチベーションも、私生活も考え方も全く異なり、
共通点皆無の和丸、京子、雄二、修三の4人。
解剖実習で同じ班になったのを機にお互いの存在や考え方、方向性が影響し合うようになっていくストーリーが、学生~医師としての人生のあゆみを通して描かれています。
ですので、医学生ってどういう学生時代を送るのか…? 興味津々でなくとも、4者4様の人生観と人間ドラマが描かれているので、誰が読んでも考えさせられるところがあるし、惹き込まれる1冊ではないかと♪
ワタシは読みながら、(南木センセイご自身は、4人のうちの誰なんだろう…?)と思いを巡らせながら ムッフッフと楽しみつつ読んでいたのですが、
どうやら、南木センセイは 京子の師である上田Dr.だったようですね。
実際のところ、京子は まっすぐに素敵な女医さんになっていますので。
個人的には、(和丸なのかなぁ…?) などど想像していたのですが・・・ね。
(* ̄m ̄)ムフフ
また、4人の15年後がそれぞれに描かれていたのも、とてもヨカッタです!