前作に引き続いての 2作目 です。
こちらも またしても 良い!!!
o(*^▽^*)o
1作目 から数年経って、成長した 羽純ちゃんは中学生。
ミオさんにも悲しいことがあり、動物病院を開業。
そして、前作で一大決心をされた七倉さんは、キャリアの出世よりも一管理官としての道を邁進し、野生鳥獣保全管理センター(WLP)になくてはならないプロ中のプロにお成~りぃ~~~。
ということで、七倉さんの後任者たる 新.支所長とのスタイルの隔たりや、狩猟会との確執の違い、…
これらの障害に加え、今度は国境を超えた大プロジェクトも相成って、さらに (困難もヒックルメテ)スケールが大きくなった続編です。
でも、ほーんと…
樋口センセイって、これだけ盛り沢山ネタで、こっちとしては予想外の目新しいコトが あれよあれよと起こるのだけど、筆力が確かなので、作品の軸がブレない!!
だから、こっち(= 読者)としても、安心してどんどん本の世界に惹き込まれて、浸れる~
という、言わば至福の読書時間を堪能できるという、申し分ない安心感♪
(*^m^*) ムフッ
元のメンバーが欠けてしまって、人員にかなり不安を感じさせる WLPで、こっちとしても内心、ハラハラしながら読み進めるのですが、
そこは、樋口センセイの巧さで、最後には野村支所長もレッキとした“一員” になるべくシーンも用意されていて、ほんと イイです。
爽やか!
今後の続編も、ずっとずっと楽しみにしていきます。
北アルプスの自然の下で、どんな人間ドラマが繰り広げられていくか、
羽純ちゃんは どういう成長を遂げながら、WLPに関わっていくのか、清々しい展開を今後も期待します。