めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

グッバイ・ヒーロー(横関 大)

2012-11-29 22:04:44 | 本(普通) ま・や・ら・わ行の作者

うーーーん、まぁ… 
前回、こちら を読んで とてもヨカッタので、
二匹目のどじょう狙いでして (ノ∀`)
今回は こちら を読んでみました。

うん。
悪くはない。 
テンポも 登場人物の“味”も、なんだかお上手になってきているなぁ~ (し、失礼…(汗))
という印象です。
発刊時期からすると、『チェインギャング…』より半年前に生まれているので、
素晴らしい~!
着実に腕を上げられているということですなぁ~ (し、失礼…(汗))

横関センセイは、もぅ この路線で行かれるんですね。
( ̄∧ ̄)ふむ(_ _)ふむ
これは、今後 注目してみましょうかね (し、失礼…(汗))

ワタシが好感を持ったのは、やっぱり 登場人物の 愛らしさキャラ と、
作品の 全体的な明るさカラー でしょうかね。
今回も、亮太とおっさんの 性格の違いが、このコラボを より面白い方向に引き立てていて
いかにも ワタシの好みのパターンです。

こーゆー作者のセンセイの意図がわかってくると、読みながら 結構、楽しめてしまうんですよね。
(て、ワタシだけか… ?)
例えば、亮太の1,000万円もする名機(ギター)の行方は、まさにまさしく ワタクシめの
思うツボでしたからね…   (* ̄Oノ ̄*) ホーッホッホ

今日は、なんだか 上から目線勃発で 失礼いたしました  (;´▽`A``
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なぜヤギは、車好きなのか?(小林 朋道)

2012-11-27 23:13:29 | 本(普通) か・さ行の作者

え~と、
こちら の本、いつもの特集 で知りました。
かわいいじゃないですか、ヤギ。
んふふ~。
第一印象は、以前読んだ こちら によく似てます。
やはり、相手(動物)が何の種類であっても、世話をすればするほど 増長していく
母性愛とか献身の精神 って、ほんと共通ですよね。

いやーーー
ワタシは、周り(親や配偶者)から、ヤギに似ていると言われている ヤギ顔おばさん
なので、ヤギに対しては だいぶ親近感があります。(笑)
ヘビが苦手なところも 同じだし、とても他人ごととは思えませんな。
(ここだけの話…、 ワタシの顎には 抜いても必ず生えてくる 山羊髭(1本)も存在するのです (爆))

ただ、ヤギって ボーーーーー ( ̄。 ̄)っとしているけど、
あれで 怒ると結構、凶暴なんです。
私ゃ、相当昔、担任していた子どもが “頭突き”されて、池に落ちるというシーンを
目の当たりにして、やばい ( ̄□||||!! と思った経験があります。
今回、ちょうど その 頭突きが取り挙げられていたので、興味深く読ませていただきました。

ヤギの排泄物も 獣臭そのもので、ヤギ小屋掃除は 苦行… だったけど、
その後、結婚後は ダンナから毎日、「ヤギ」呼ばわりされているので、
まぁ あれで結構、かわいいかも… と 都合よい印象を抱くようになりました。
とさ。 (* ̄ー ̄*)

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つぶやき岩の秘密(新田 次郎)

2012-11-25 22:47:57 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

これ は、よかったです。
やっぱり、日本古来の作家さんて 偉大 !!
直近で読んだ本が 残念な感想だっただけに、やっぱり このテの本が(o・∀・)b゛ イィ! とつくづく思いました。

やはり、ニッポン人ですから、このような小説を愛しむ人は多いようで、
私が予約を入れるきっかけとなった こちらこちら を見れば、明らかですね。

かしこい紫郎少年の 秘めたる好奇心が解き明かす、金塊がらみの謎が
まさか、自分の両親の不慮の事故にも関連していたとは・・・
のどかな相模湾沿いの街に、歴史の足跡が残されていたという設定は、
さすが 新田次郎 大先生です。

情緒があるというか、懐が深いというか、
あぁ、やっぱり たまにはこういう小説を読まなくてはダメだな、と
改めて 感じ入りました。
このような作品は、ずーーっと後世に伝え続けてもらいたいですね。
(^^)


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【つぶやき】 素敵だった~!明子chan

2012-11-24 22:40:39 | その他(雑感)

いやーーーーーーー
すごかった ( ≧▽≦)
本当に 感動した・・・

今回も魅せてくれました。
NHK杯の鈴木明子選手。
ショートの出来栄えも、失敗ジャンプ1つ 以外は そんなに悪くなかったと思ったものの
5位…。

そして、迎えたフリー。
なぜだか 彼女には、独特の “なにか、やってくれそう” なオーラを感じます。
それに、長久保コーチとの、苦あり谷ありの遅咲きスケート人生のエピソードのこともあり、
陰ながら応援している次第でして…。

6分間練習直後の1番滑走なので、きっと緊張しているんだろうな… と思いつつ、
暖かな長久保コーチの励ましを受けて、
さあ、いよいよ始まりました。

内心、(あっこちゃん、ジャンプ不調と報じられていたし、昨日のショートをひきづらなきゃいいけど・・)
と、ドキドキしながらも、画面から目が離せない… ゜+。:.゜(*゜Д゜*)゜.:。+゜

心なしか、あっこちゃん、やはり表情が ちと堅い…? 
しかし、この緊張感がうまく作用して、カナダ大会の時よりも魅せてくれている…?
と、時間の経過と共に 疲れているハズのあっこちゃんが、一層輝きを増している…?
とかなんだかんだ、すっかり『シルク・ド・ソレイユ』 の音楽と観客と一体化して、
あのオリンピックの時のように、最高潮で締めくくりました。
゜.+(〃ノωノ)゜.+° やった―!!

会場のお客さんのスタンディングオベーション、
長久保コーチの笑顔、
そして、最後のポーズを決めた時の あっこちゃんの感無量の表情に
感動しましたっっ!
涙ちょちょ切れそーでした… (TдT) 

また、あっこちゃんは いい子なんですよね。
長久保コーチと共に 幸福感に浸る姿が、なんとも微笑ましくて
ワタシゃ、胸を打たれます。

あっこちゃん、感動をありがとう。
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ふくわらい(西 加奈子)

2012-11-23 21:40:51 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

う、うーーーーーん・・・

今回読んだのは、こちら ですが、やたらと いろいろな書評を見かけるもので、
こちら にも、はたまた こちら にも…)
相当期待を期待を込めて 拝読したのですが・・・
が・・・  il||li _| ̄|○ il||l

前作 同様、ワタシは ちょっとこの感性には着いていけないようです…。
確かに、読みやすくて いろいろな要素が盛り込んであって、すごい作家さんだとは思います。

が・・・・
読んでいて ハッピーな気分になれるか? と言えば、そうでもなく、
周りの人に薦めたいか? と言われれば、決して そんなことはなく、
後世に残したい本か? と言われれば、否 |≧_≦|

この作家さんの良さがわかる方は、大変な芸術センスをお持ちですね。
頭の堅いワタシには、理解しがたい作風なので、つくづく尊敬いたします… (_ _。)

ま、 敢えて 感想と言えば、
しずくchanは 美人なのによい子で好感が持てました。
<おわり>
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死ねばいいのに(京極 夏彦)

2012-11-21 22:11:46 | 本(うーん…) か・さ行の作者

あまり読んだことのない 京極作品ですが、2011年末のベスト10で 確か上位に入っていたのを思い出し、
かつ 非常に印象に残っていたタイトルなので、こちら を借りて来ました。
特設サイト も、すごい力の入れようで・・・(驚)。

生前のアサミと関係のあった 4名+死後のアサミと関係のある 2名
に対して、ケンヤが放った言葉は 「死ねばいいのに」。
これを聞いた当事者から返ってくるのは、みな自分のことばかり…。

アサミの不倫相手,付き合っていた彼氏,隣に住むOL,実の母親、
それと、この殺人事件を担当する刑事,犯人を担当する国選弁護人
以上の順に短編仕立てで、話が展開していく構成は、
   さすが!天下の京極夏彦っ (*゜▽゜ノノ゛パチパチ
というところでしょうか。

あと、さほど気に留めていなかったのですが、表紙の美少女 = アサミちゃん?
なのでしょうか…?!

まぁ、
本当に、本というのは好みがさまざま に分かれると思うので、
たまたま ワタシは合わなかったが、一方で 絶賛される方は、決して少数ではないよーな気がする…
という感想でまとめます。

ほんと、 こんな印象でした…。
┐(´(エ)`)┌
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まほろ駅前番外地(三浦 しをん)

2012-11-19 22:32:25 | 本(普通) ま・や・ら・わ行の作者

うーーーむ・・・・ (-ω- ?)
そういえば、前作 って、直木賞を取ったんでしたっけ…。
だいぶ前に読んだものの、な~んだか あまり面白くなかったので、記憶に残ってないのです…。

しかし、そうは言っても、映画 にもなったことだし、連載も続いていることだし、
図書館の棚で たまたま目に付いたので、こちら を借りてきました。

あぁ、 そうでした。
まほろ駅前の便利軒の多田社長と、
同級生の行天と、 (しかし、星クンの事は 全く覚えていなかった…)
あと、読み進めていくうちに 由良公も登場してきて、
あぁ、  そうだった、そうだった、と思い出してきました。

しかし、かんじんな 多田社長と行天の私生活の過去については、・・・ (汗)
困ったことに ま、全く… 記憶にございましぇん。
  (-∀-`; )ありゃりゃ

今回、なかなかヨカッタと思ったのは、亜沙子シャチョーの章(遺品整理の巻) でしょうか。
これは、直木賞作家を彷彿させるものがあると思います。

あとは、どうでしょうか… (=ェ=`;)えーと…?
まぁ、このようなところで。
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神様のカルテ3(夏川 草介)

2012-11-17 23:05:53 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

いよっ! 待ってました。 (pq´▽`*)
ついに、めでたく 第3巻 が刊行されました。(祝)
いやぁ~~~
なにしろ、最も愛するシリーズなので。
(そのわりには、結構 投げやりな 前回の感想 ですが・・・(滝汗))

ということで、大感動&滝涙… の 第2巻 から、はや2年ですか~。
(しみじみ)

相変わらず、いいですね。
栗原先生および 周りの方々 (〃v〃)
読んでいると、信州の清らかな空と空気を 思わず感じてしまいます。

今回は、栗原センセイの医者としての分岐点になることが、新聞広告に掲載されていたので
まぁ、それなりの登場人物にも変化が・・・。
中でも、個人的に ちょっと気になったのが、救急部の外村師長と救急隊の後藤隊長の行方ですね~ (人´3`*)
むっふっふ

きっと、巻を重ねるにつれて 固定ファンの熱い思いも募る一方でしょうから、
夏川先生には、末永ーーーーく 連載を続けていただきたいと、強く 強く 願っております。

今回は、なんといっても ラストの栗原先生の送別会の二次会のシーンが、一番良かったです。
そうですよね。
栗ちゃんを送り出すのは、古狸先生と古狐先生ですよね・・。
古狸先生の栗ちゃんへの餞のお言葉「続けること」は、ワタシの心にも
深く残りました。 (´ー`*)

とかなんとか書いていたら、あの珠玉の「2巻」が読みたくなってきてしまいました。
あぁ・・・  古狐センセイ…
久しぶりに、読んでみようかな。

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月は怒らない(垣根 涼介)

2012-11-15 23:35:53 | 本(うーん…) か・さ行の作者

期待を込めた垣根作品、今回は こちら を。
・・・・・
でしたが、…
残念ながら、今回のは ハズレかもしれません…。
(って、いいのか・・  こんなにあっさりと言い切ってしまう感想で…)
(-ェ-`lll)ショボーン

え~と、
分別しますと、おそらく ラブストーリー ??
だったのかな・・ 一応。
恭子ちゃんの不思議な魅力の虜になってゆく 3人の男達(ヤクザ,大学生,交番のお巡りさん)。

お互い、 他にオトコがいることに薄々気付きながらも、
たまの逢瀬に思いを馳せる 男達の恋愛のカタチと行方・・・、
といったところでしょうか。
ま、
モテモテの恭子ちゃんも 彼女なりに悩みを抱えていて、別途 心の拠りどころを見付けることになるのですが…。

まーー、
やっぱり 垣根センセイの本来の面白さを存じ上げている身としては、
今回のは ちょっと・・・ でした。 
(やはり、こう まとめたか。)  
(´-ω-`)・・・
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虚像の道化師(東野 圭吾)

2012-11-13 22:01:15 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

出ました。
ガリレオシリーズ 第7作目
ということで、豪華な 特設サイト でございます。

今回のは、
  ・第1章「幻惑す」まどわす
  ・第2章「心聴る」きこえる
  ・第3章「偽装う」よそおう
  ・第4章「演技る」えんじる
の4本立て。
どれも、みな それなりに ∈( ̄o ̄)∋ ホーッ
というトリック&謎解きの経緯でした。
今回は、4本ともおもしろくて ガリレオの安定感を しみじみと感じました。

特に、ワタシの好みでは、草薙刑事が自分の身を挺して、同期のライバル刑事も登場する
第2章に軍配!でしょうか。
草薙刑事が、部下として カオルちゃんを すっかり頼りにしている傾向も、
ガリレオが、人として 大事なことを気付かせてくれる部分も いいなぁ~と。

でも、特設サイトをスクロールしていたら、目に飛び込んできた(著者からのメッセージの部分)
“ラストを飾るにふさわしい出来映え”の一文が…。
・・・  o(゜◇゜o)ホエ?
え、… えぇぇぇ~~~~!(驚)
シリーズ終結???  そんなっ・・・  まさかっっ… ??
と思いきや、東野先生のメッセージを拝読したところ、しばらくは安泰のようでホッとしました。

まだまだ、終わっちゃ困りますよ。
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