久しぶりの 垣谷作品♪
相変わらず、スイスイと読み易くて、どこにでも起こり得るテーマで 等身大に描かれているものの、
思わず、「わーお!(驚)」というリアクションをしてしまうような、事件性も盛り込まれていて、
ごくごく 自然に惹き込まれてしまうところは、本当にいつ読んでも感心させられます。
大好きな “垣谷節” は、衰えを知らず 健在 ヾ( ^ω^)ノ
ファンとしては、実に嬉しいです。
まぁ、…
実際問題、今回のテーマ = 介護問題、失業、兄弟間の金銭問題…
(ω |||)
と、どれも 大変シリアスですが、垣谷センセイは今回、どれも 結果的には読者が納得するようなカタチに、巧く踏ん切り付けてくださったので、とても読後感がよろしいです。
テーマがテーマだけに、このスタイルは 読む身としても大変救われますな。
U゜(T_)゜`U
大好きな熊谷作品、
すっかりご無沙汰で 久々に、読んだ こちら。
もぅ、 もう、 もぅぅ~~~~
度胆を抜かれました…
o(;△;)o
リレー形式に登場人物達が関連し合いながら進行していくので、そのあたりも楽しみながら、
“熊谷センセイって、やっぱりお上手だな~。 やっぱり大好き !!”
などと、読書の歓びに浸りながら ルンルルーン♪と、読み進めていたのですが…
まさか まさか、こんな仕掛けになっていたとは !!
↓
※『ラッツォクの灯』
もーーーーーー、 (/TДT)/
熊谷センセイったら、
これって 反則です(!) ってば !!
てば! (;へ:)
てばーーーー !! 。・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。
この本を読み終わりたくなくて、思わず いったん本を閉じました。
そして、もっともっと、熊谷節の余韻に浸っていたくて、最後の2章は ゆっくりゆっくり… 超スローペースで 活字を追いました。
これは、(これからお読みになるかたに)決してネタを明かしたくない、人間ドラマです。
これからお読みになるかたにには、是非、ワタクシめ同様、
腰を抜かさんばかりの衝撃に襲われて、熊谷センセイの仕掛けに “そりゃ、ないよーー!!”と 抗議の声をあげていただきたい。(笑)
w( ▽o▽ )w
(¬w¬*) ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ…
今回読んだのは、こちら です。
ある程度、想像はしつつ読んだものの…
理絵さんの身に起こったことは、ワタクシめなんぞの想像を 遥かに超越した壮絶なものでした・・・
リエさんご自身のエピソードはもちろんですが、病棟の同士の現状に対しても ・・・
まぁ… 診療科の特性上、ある程度の想像はしていたものの、
そーだったのか… (合掌) 。。
という思いで、謹んで拝読いたしました。
ただ、そんな中、血内病棟の先生方や 看護師さん達、
リエさんご本人が 強ーーくお感じになったとおり、人間的に素晴らしいかたがただったとのこと。
まぁ…、これも 確信付きで想像していたことですが。 (o^-')b グッ!
最後の主治医の富山先生(= 吉岡先生)からのメッセージ、とっても良かったです。
リエさん、駒込病院さんが誇る “奇跡の患者さん” として、堂々と健康体を取戻し 胸張って人生を歩んでください !!
いやはや…
実に 久し~ぶり~~の 森沢作品。
やっぱり、やっぱり いいですね +.゜(*´∀`)b゜+.゜
魅力的なキャラの登場人物たち、揃いも揃って皆、いい人ばかりなのですが、
時には いざこざや思い通りにいかないこともあったり、悲しい事件も起こったりもして ついつい惹き込まれしまうのが、森沢作品の定番のパターンですよね。
今回は、作品のモデルになった 卵農家さん と玉子かけごはんのお店が実在し、森沢センセイの巧みな表現力により、生唾ごっくんもののシーンが何度も出てきて困りました。(笑)
そして、読み終わった後には まさに、心の洗濯 をしたような 心の汚い部分が浄化されたような感覚に。
.゜+.(o´┏∀┓`o)゜+.゜
やっぱり森沢作品、大好きです。
今回読んだのは、こちら です。
終盤に差し掛かるあたりまでは、面白い~♪ と思いながら読んでいました。
テンポもよかったし、設定も興味深いものだったし。
何と言っても、台湾からの研修医、黄麗君の秀才な表向きでありながら、怖いものなしの行動力と思考が潔く、好感を持って読み進めていました。
が、
ががが…
ちょーーっと、終わり方は イマイチでしたかねぇ…。
せっかく途中までは イイ感じに読んでいた分、もったいないなぁ… と思ってしまいました。
(||=ω`=||)
実に久々に、森センセイの家族シリーズ を読みました。
ご無沙汰しているうちに、はやくも 今作 が8作目でしたか…。
今回も、じんわりと心に響く 家族がテーマの全8編でした。
1. 月の庭
2. つまらない人
3. 人生の部品
4. メンテナンス
5. いちにさんぽ
6. おばあちゃんのSuica
7. 準備万端
8. 三塁コーチャーは腕をまわせ
まぁ、… 今回はタイトルどおり テーマが「人生の終わり」のため、どれも 死と向き合う患者さんと それを支えるご家族の話なのかな… ?
と思っていたら、わりとそうでもなかったです。
明るく微笑ましい 7作目や、いい父とムスコの関係だなぁ~と感じた 3作目もあって、
こういうあたりの構成に、ともすると悲しく暗く 重くなりそうな雰囲気が救われました。
しかし、今回、ワタシが最も気に入ったのは、6作目ですね。
ダメ孫だけど おばあちゃん想いの健太と、おばあちゃんの孫への愛しくてたまらない 双方の気持ちが
ダブルで伝わってきて、ジーン…
( ;∀;) イイハナシダナー 。* ゜ + 。・゜・
1番好きなストーリーです。