めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

[再]翔ぶ少女(原田 マハ)

2025-01-09 19:28:49 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

もう、10年も前に読んだ本。→
内容自体、全く覚えていないのですが、滅茶苦茶 良かった!!!
一体全体、この本 の中、どれだけの優しさが詰まっているんだろう。。。(涙)

ゼロ先生、イッキ、ニケ、サンク
とてつもなく悲しい絶望の別れがきっかけで、新たな家族となった4人。
どこまでも 温かく、お互いへの思いやりに溢れる サモトラ一家。

そもそも、しょっぱなのゼロ先生に涙腺が緩みそうになり、
いたいけな 3兄弟の姿に 心をうたれ、
サモトラ家に関わる 仮設お向かいのおばちゃんとの別れが前半の涙腺クライマックというとこでしょうか。
由衣ねぇ、妙子さんといった サモトラ家を支える素敵な人々のエピソードも いつまでも読んでいたくなる…。

そして、祐也先生。
ありがとう。
ニケ達の大好きで大事な 「おとうちゃん」であり、祐也先生の「親父」、心臓のオペで植毛ですか。(笑)
そりゃー、ゼロ先生= 最強だ♪
しかしながらこのあたり、涙腺の崖っぷちでございます…。

いや~~~~~~(唸)
本当に この本を書いてくれて 原田センセイに感謝しかないわ。
またいつか読みたい!
読む。 読むよ、必ず!
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[再]永遠の0(百田 尚樹)

2024-12-07 20:06:33 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

たぶん、ワタシが1番目か2番目位に好きな です。
絶対に絶対に いいことがわかっている本。
こういう 揺るがない “推し本” があるって、これから先の人生においても拠り所になる!、ってことを確信しています。
直近で、大好きな作家さんの とーーーっても楽しみにした本が 心外にもトホホ…だったので、これは巻き返しを図らなくっちゃ!と思い、再読。
(ひょっとして、3回目かも…)
ちなみに このブログではこちらが前回。→

何度読んでも 1から、いや、ゼロからの感動が。。。
本当に この本、先はわかっているんだけど、胸が痛くなる。。。
特に、ワタシの大好きで 大好きで何度も思い浮かべるのが、景浦さんのシーン、
健太郎を抱きしめるところです。

そして、結末は 知ってはいるんだけど、何度読んでも 目から鼻水が。。。
ああ… 胸が痛い。。。(涙)

百田センセイ、政党活動なんかしないで、小説家に徹すればいいのに…(ブツブツブツ)
だって、この本、年月が経っても 年代が異なっても、おそらく国が違っても、心を動かす力があるんですよ。
宮部久蔵は架空の人物だけど、わが国のみんなの心に名前を刻む力を持っています。
宮部久蔵こそ、お札になって欲しかった!!!(爆)

震撼という言葉、ピンとこなかったけど、この本でワタシは初めて実感しました。
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本日は、お日柄もよく(原田 マハ)

2024-06-29 13:28:05 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

知らなかった。。。
今まで、こんな名作本 があったことを。
滅茶苦茶、良かったよーーーーー(叫)

しかも、大変失礼ながら、この本の作家さん=違うかた(大好きなM浦Sをんセンセイ) だとばかり勘違いしていて、怒涛の一気読み後に気が付いた・・・
(あわわわわ(爆))
大変失礼いたしました。
いいものは いい!
誰が書いたって、名作は名作だ~~~(叫)

本当に良くて、この本を返却する前に心を揺さぶられた、この本イコールのフレーズを 速攻、記事の下書きに打ち込んだワタクめ…。
  ↓
『困難に向かい合った時、もうだめだ、と思った時、想像してみるといい。
3時間後の君、涙が止まっている。
24時間後の君、涙は乾いている。
2日後の君、顔を上げている。
3日後の君、歩き出している。』

どう? どうですか??
すごくないですか??!
と思って悦に入った後、ふと こちら を目にして ぎゃふん(爆)
こっちの方が目と胸に突き刺さるね。(笑)
これ見ただけで 涙腺が・・・

原田センセイ、最高♪
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リラの花咲くけものみち(藤岡 陽子)

2024-06-16 11:28:13 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

・・・・・・・・・(←あまりの感動に コメントが出ない…)

今、6月ですが、たぶん 2024年の My best 本は、これ でないかと。。。確信!(←ほぼ…。)
いやーーーーーー
どうしてこんなにも心を揺さぶり、風景が見え、登場人物すべての心の動きが伝わってくる本なのだ?! これは。
どうして、こんなにも奥深い 月日の流れとエピソードを1冊にまとめることができたのだろう。。。

大好きな藤岡センセイの御本だから、大切にじっくりと慈しみながら数日間、楽しみに読もうと思っていた。
しかし、ダメだーーーーー。 ダメダメ。
一気に読んでしまった。。。
だって、ここに書かれていることがあまりに魅力的で尊くて、聡里や綾華、チドリさんだけじゃなく、出てくる人達の出逢いや未来を知りたくなってしまい、とてもじゃないけど後回しはできなくなってしまった。。。
恐るべし、藤岡マジック。

そして、このマジックの種明かし(の片鱗)が判明~~!→
そっかーー
そっか、そっか~~~
なるほどねー。 素晴らしい、藤岡家!
でも、なにしろすごいのは、こうして恋愛もひっくるめて それぞれの成長過程でのときめきや揺らぎが、リアルに本になっていることよ。

知れて良かった。
こういう職業と育ち方があることを。
知らなかったら、自分の人生の中で損してた。
と言っても決して過言ではないと思う1冊。
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[2回目]かがみの孤城(辻村 深月)

2023-02-24 20:37:45 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者
  

は~~~ 幸せ♪
やっぱり、大好きなままだった。 この本(1回目)。
というか…、映画 観て 本の復習をしたくなったという。。。 
よかった! よかった!!
映画も良かったけど、別に涙は出なかった。
しかし、 は 泣けるーーーーー。
映画が良かったから、なお一層の感動が・・ 映画のシーンが思い起こされ、ぁあ…こういう楽しみ方もいいな、と何度も思った。

いやぁ、 本当にどうしようもない天才だよ。 辻村深月という作家さんは。
やっぱり、「辻」♪ の付く人は いいな。 好きだーーー!!(叫)←(駄)

ちなみに、映画は エンドロールで絶対、席を立ってはいけません。
この後の、「おまけ」が ものすごーーーーく良いのですから。
映画館では あれよあれよという間に「お宝画像」が過ぎ去ってしまったので、静止画でじっくり観たいぞーー!
(なんとか ならんかね?)
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武士道シックスティーン(誉田 哲也)

2023-02-12 13:05:27 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

「ほんだ てつや」センセイとお読みするのですね・・。
こちらの作家さん。
多分・・? おそらく、 読むのは初めてではないかと…?
フッフッフ… (・・?

さてと、
そもそもが こちらの本、城入りの際、持って行く計画で予約を申し込んだのです。
…が、 城入りの日程が。。。 (ぁう~~)
ということで、思いがけず 普通うのシチュエーションで読むことになったのですが、
「!!!」
なに この本。。。
すっごくいい!!  泣ける。。
大正解の選択でした。
城入り対策本は、また改めて検討じゃぁ~。

ということで、このシリーズとしばし付き合えることが、幸せ♪
楽しみ、楽しみ♪
先は気になるけど、ちと じっくり読んでみようではないか!
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7.5グラムの奇跡(砥上 裕將)

2022-04-29 19:52:53 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

「なにこれ?!、 ヤバい!!」
この本 読んでて、思わず放った一言。。。
なんなんだ、、 この視点と展開は・・・
もぅ、もぅ、 場面が変わるごとに 釘付けよぉ!
なんなんだ…? この砥上 裕將という作家の着眼点と彩りの豊かさは。。。(興奮! 興奮!!)
と思ったら、 デジャヴだった…。
前作 で、既に とがみセンセイの虜になっていたんだった・・・
そうだった。 プロの水墨画家さんであり この御本の表紙も とがみセンセイがお描きになっているとのこと。

前作は、その道の第一人者がお書きになった本… ということで、(それはそれで異分野のご執筆でしょ?(驚))
まぁ、納得して 書籍としてのあまりのレベルの高さに納得はしたけれど、
今回は 違うでしょ!
ちょっと ちょっと ちょっとーーーー(叫)
とがみセンセイったら、一体全体、何なんですか??
この エピソードの奥深さは・・・。 心理の繰り下げに至るまで。
もう、 もう、 次から次へと 自分の中に生まれくる高揚感。。。

嗚呼・・・
本当に 読み終わりたくなかった。。。
もっともっと この 北見眼科医院の院長先生、野宮くんと超優秀な先輩スタッフたち、 それと患者さん達の空間に触れていたかった。。。
特に、成長した野宮くんが導き出す 第5話は、目から鼻水が--- ヤバヤバ。やばいよ、この本!

これって、遡って 何かの「賞」をあげられませんか?
もう この際、春の叙勲で いいじゃん! (爆) て、内閣府、どうよっ? (笑)
でも真面目なハナシ、そのくらい、価値ある1冊でした。
心が震えて 胸がドキドキした。

いやはや、今年のGWは 幸先がいい! (ホホホ。 めでたい)
砥上センセイ、本業お忙しいでしょうけど、本も書いてくださいね。
本当に待っています! 応援しています。

〖P.S〗 わ~~い♪ この本の インタビュー記事 はっけーん。
(砥上センセイのファンクラブあったら入りたい!…と ブツブツ言いながら検索していたら、犬顔ダンナに “あんたねぇ…(笑)” と突っ込まれております。。)
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ソウルメイト(馳 星周)

2021-10-03 15:58:57 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

ソウルメイト とは、「魂の伴侶」という意味なんだそうです・・・
7つの「犬」にまつわる短編集から成る こちら
馳センセイの「犬愛」 が 読むほどに伝わってきます…。
嫌な予感はしていたのよ。
イノチあるものだからね。
だから、最終章のバーニーズ・マウンテン・ドッグのカータ、
これは 馳センセイの思い入れがあまりにも伝わって来て、直視するのが辛かった。。。
読んでいて 胸がキリキリ痛くなった。。。(涙)

読みながら、息づかい、キラキラしたまなざし、笑顔が全部伝わってきて、
愛おしくて困るーーーーーー!(吠)
あ、ちなみに ↑ これって 犬のことです。(爆)
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少年と犬(馳 星周)

2021-09-25 06:20:35 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

第163回(2020年)直木三十五賞、おめでとうございます!!
(遅ればせながら…(滝汗))
ハイ。
ずっと恋焦がれていて、やっと読むことができました。 こちら

もぅ、もう、もぉーーーう(叫)
多聞が健気で、賢くて。。。(涙)
正直… ツッコミどころはあるんですが…ね。
でも、そんなこと払拭!
ツッコんでいる気なんて、削がれた。。。(爆)
犬 愛?!

これはーーー 「雨降る 派」 VS 「少年 派」 といったところの名勝負ですな。
まるで、かつての “タイヤ派 VS ロケット派” ← J.池井戸 師匠の。(うふふ~♪)
いやいや…
VS じゃないね。 Love♪ だね。 (んだ。 んだ。)

これは、読みだしたら 一気読みせずには いられません。
ごめんよ、犬顔ダンナ。。。 ← ほったらかしの妻(爆)
でも、これ読んだら、雨降る森… をもう1度読みたくなりましてよ。
犬って、天使です。 仏です。(涙) そして、絆です。
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きのうのオレンジ(藤岡 陽子)

2021-02-27 23:24:59 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

がぎゃーーーーーーーー!!(謎の雄叫び)
夕飯食べた後、読みだしたら 止まらなくなっちゃった。。。
犬顔(ダンナ)は、既にもう寝ました… (zzz)
ということで、一気読みの こちら です。(爆涙)

“全国の書店員100人の心を震わせた感動作”
これは、過言じゃなかった。
わたくしめが証明しちゃいました。。。
嗚呼・・・
目から鼻水が--------

さぁ、寝ましょう。
22~02時は、お肌のゴールデンタイムです。
明日は、日曜日ですが…。

そうそう、、
この本にガッチリ取り込まれ、犬顔に はよ、風呂入り給え…と 度々促された先刻、
「なんか、本読む歓びを久々に感じた。。。」と、思わず発した本音。
そういう作品でした。(涙)
では、おやすみなさい。

*〔P.S〕
アップした当該記事をチェックがてら、(前述)この本のリンクページを ↓スクロールさせたら、書店員さんの声が多数。。。
これ読んだら、またまた目から鼻水地獄じゃん・・・ 
(ヤバい---。 お肌のゴールデンタイムが~~(笑))
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