女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

★元気の源

2009-11-05 | インポート

先日、新卒で入社した会社の同期2名(そのうちの1名は我が夫)と当時の上司と一緒にゴルフに出かけた。4名のうち今もその会社で働いているのは同期の男性のみ(課長になってました)。我が夫も当時の上司もとっくの昔にアパレル業界を飛び出し、別業界でお仕事中。当然接点はなく4人が顔を揃えるのは16年前の我が結婚式以来のこと・・・。

ゴルフをするということは少なくとも4~5時間は結構密接な時間を過ごすことになる。そもそも社歴2年足らずの私に上司と共通の話題はなく、また「同期会」をしてもいつも終了間際に駆け込み参加の彼とは退職後まともに話をしていない。いくら接点として我が夫がいるとは言え、この4人でプレイすると前日に聞かされた時は、正直「どんな雰囲気になるのだろう?気遣うかも?」とちょっとした不安が芽生えた。

で、当日。早めにゴルフ場に着いてパットの練習をしていた時、なんとなく視線を感じて振り返ると、「中村さん?どうもどうも、今日はよろしく!」という声と共に2人の笑顔が目に飛び込んできた。ちょっと目尻の皺が目立つかな?以外は体型も髪型も雰囲気も当時とあまりかわらない上司55歳、大きくなったウエスト回り以外はおっさんくさい雰囲気も業界人とは思えないちょっとダサい着こなしも当時と変わらない同期45歳の姿がそこにあった。

前夜のちょっとした不安は一瞬に吹き飛び、終始笑顔で楽しいラウンドだった。

「真面目で」「融通がきかなく」「要領が悪く」でもどこか憎めなくて愛されるキャラクターだった同期の愛称は「ごんちゃん」。今は中間管理職として部下の指導や会社の販売戦略の実現に奔走している。「俺はこう思うねん」と堂々と自分の考えを主張する姿には自信からくる余裕が感じられ当時のごんちゃんの面影はない。

しかしながら、話題が馬鹿話になると3人から一斉に突っ込まれ、「ごんちゃん、そろそろ大人になろな!」と諭される姿は昔のまんま。

スコアも芳しくなく(!?)、

ごんちゃん「(こんなスコア)恥ずかしいから会社のメンバーに内緒にしといてや~」

我が夫  「誰が言うねん!お前、自分から言うタイプやんけ!」

こんなやり取りをしつつ半年後ゴルフ場で再開することを約束して別れた。

 同期っていいな!頑張れごんちゃん。私も負けへんでぇ~!!