女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

×か?○か?

2011-02-22 | インポート

 昨日、ある女性と食事をした。

もともとはクライアントの窓口担当者だった。その後、結婚、退職、転職、そして離婚・・・。今回、人事部門の役員をつとめてきた会社を辞め新しい一歩を踏み出すことにしたという。

 私よりも一回り年下の彼女。仕事もさることながら、結婚(再婚)⇒出産 という選択肢もあり、「自分」をどのように生きるか?を真剣に考え行動すべきターニングポイントに立っている。

 

 希望的観測([いい出会いがあって結婚できるだろう!」)で「コト」を進める年齢ではないことを頭に入れて、

☆まずは「(1人で生きていくということを想定して)自分で食べていける」基盤をつくること

☆その上で、出会いは「縁」の問題なので、自然に任せる

☆恋愛は大いにすべし!

 人生の先輩として、私がアドバイスできるのはこれくらいのこと。

 

 賢明な彼女のこと。自分の置かれた環境の中で自分がどうすべきか?は自分で決断して行動できる。ほんの少しモヤモヤしていたことが、話をすることで整理できすっきりしたためか、「スッキリしました」と言って帰って行った。

 タイトルにある×か?○か?と言うのは、話の中で、離婚経験者のことを「バツイチ」とか「バツ」とか×つけて言うことに話しが及び、

「他の言い方ないか?」

に対して、

結婚生活を完了しました。という意味での○。句読点でいうところの「。」がいいなぁ!という話しになったから。

どうでもいいことかもしれないが、

離婚で×がついてしもたぁ・・・

より

結婚生活にピリオド「。」をうって(=完了する)前に進む・・・

方が、気持ちは前向きになれる。

一回目の経験から学習し、次に活かす・・・。結婚も仕事も同じ


新入社員は可愛がられてなんぼ

2011-02-16 | インポート

 ある会社で学卒新卒社員の働きぶりを聞いた。

厳密に言えば、『彼』は新卒社員ではない。就職活動をしたにも関わらず、就職先が決まらないまま卒業し、縁あって5月にその会社に入社することが決まった「ほぼ新卒新入社員」だ。

現場のマネージャー「『彼』はいいよ~。現場にむっちゃなじんでみんなに可愛がられとる!」

職人気質でちょっと気難しいおっちゃんたちにも受け入れられて可愛がられているようだ

続けてマネージャー曰く、

「『彼』はねぇ~、就職先が見つかって働くことができるようになったことに感謝して、早く仕事を覚えようと一生懸命なんや!その姿が現場の社員たちに認められてご飯食べに連れて行ってもらったりもしてるみたいやでぇ」

うれしいことだ。

入社前は

「ちょっとこの子はおとなしくて、線が細いかも・・・」と現場になじめるかどうかが心配されていた彼。

でも

この会社が自分を雇ってくれた⇒頑張ってそんな会社に恩返ししたい⇒できることを一生懸命やる⇒一生懸命やっている姿が周りの気持ちを動かす⇒可愛がる⇒学びのチャンスが増える⇒成長へ

新入社員は可愛がられてなんぼ!どんなに潜在能力があっても可愛がられなければ成長へのチャンスは得られない。


3つの愛の充足を求めて生きる

2011-02-13 | インポート

筑波大学大学院教授宗像恒次氏。心の病を抱える人に対する「SAT法」という療法を確立した人物。宗像先生の著書を読んでぐっときた。

 宗像先生は、「心の病の治療に携わる医療者は『薬物療法』」に頼るのではなく、心や脳の働きを変え、行動変容を促す治療があることに気づくべきだ」と訴える。

そして、

人は、

人から愛されたい

自分を愛したい

人を愛したい

という3つの愛の充足を求めて生きる。そしてこの3つの愛の充足が人の命を守る免疫力を高めたり遺伝子の防衛力を作り出すということがわかってきた。すなはち、愛の欲求を充足することは命を守ることにつながると説く。

ぐっときたのが、「はじめに」に書かれている最後の3行

人は、人に愛されるために生まれる

人は、自らを愛するために成長する

人は、人を愛するために生きる

                            

                             「感情と行動の大法則  筑波大学大学院教授宗像次著 日総研出版より」

 

人を大事だと思う。愛する人のためになりたいという気持ちが「へこたれそうになる自分」にエネルギーを与えてくれる。また、「愛されている自分」のことも大事にしようと思う。そして、愛される自分に自信が持てる・・・。

うむうむ・・・・

納得。


コンプレックスを強みに!

2011-02-12 | インポート

 ちょっといい話。

ある工場でのこと。男性特有の悩み・・・「寂しい頭髪」に悩む社員がいた。彼はそのことがコンプレックスで、どうしても言動が消極的に・・・。周りもそんな彼に気を遣い、そのことには一切触れずにつきあってきた。

 新しい工場長がやってきた。

その工場長は、彼のコンプレックスに対してある意味土足で踏み込んでいった。

「おい、ハゲ

誤解のないように付け加えるが、これは中傷ではない。「そんなコンプレックで消極的にならんでもええ!しゃあないやないか!こそこそと隠すようなことするんじゃなく堂々と見せていけ!!!」というエールであり部下に対する愛情。その証拠に、

 最初はとまどっていた彼もそのうちそれを受入れ、2年後には自ら

ちゃんで~す

と愛嬌のある外見上の特徴をアピールできるようになった。明るくなった。

そして、彼女が出来た。(その後結婚したらしい)

気持ちが優しくて気遣いができる。裏方に徹して人のため会社のために一生懸命働いている彼。

輝いてますよ!光ちゃん!!


やっぱり『笑顔』が一番

2011-02-07 | インポート

 ある会社の「ビジョン策定プロジェクト」に携わっている。3月末には完成予定。

 最初は乗り気でなかったメンバー達も、回を重ねるにつれて、よりよい職場づくりに向けてそれぞれが真剣に考え、時にメンバー間で意見を戦わせながら、みんなで一つのものを作り上げる難しさと楽しさを実感してきている。それらは、メンバー達の表情や態度、事前課題への取り組み姿勢などでよくわかる。

 今日はプロジェクトミーティングの日。今日のテーマは「○○らしさ」 ※○○のなかには社名がはいる

自分の会社らしいと思えるキーワードを3つ抽出し、それを実現していく上で必要な「意識や行動」を具体的にする。

 3つのうち2つのキーワードを決めるのに結構な時間を要した。「妥協せず納得いくまで議論をつくす」ことを目指し「多数決で安易に決めない」「『~いい』ではなく『~いい』までこだわる」ことをルールとしているためしばしばこのような状況に陥る。

 3時間以上かけてようやく2つのキーワードが決まって、最後の一つにとりかかった。

正直、心の中で「このままでは今日は3つ目は決まらんなぁ・・・。延長して決まるまでやるか?次回までの宿題にするか?どちらにしようか???」と考えていた。

しか~し

決まったのです。

しかも、さくさく~っと。

気持ちよく決まったのです。

【笑顔】いつもニコニコ

で決まり!

ええっ~つ

こんなシンプルな?

こんな当たり前な?

こんなんでええのん???

と思われるかも。  ※ 他の項目は結構、濃厚なもの、ひねったものもあるんですよ!念のため・・・。

表現はシンプルだが、「笑顔でいるためには心に余裕を持つことが必要」「笑顔には笑顔。しかめっ面にはトラブルが返ってくる」「どんな時も営業マンが笑顔ってカッコイイ」「笑顔って強くないと出ない」など、それに込められた思いは深い。

また、「いつも笑顔を心がける」という表現も候補にあがったが、心がけるという表現が×。心がけなくても自然に笑顔でいられるような会社を目指そうというメンバー全員の思いが込められている。

話し合っているメンバーが笑顔だった

一緒に参加している社長も笑顔だった

 

私も・・・

当然笑顔

そして、優しい気持ちでその場にいることに気づいた。

やっぱり笑顔の力ってすごい そして、この当たり前のことが当たり前に自然にできる職場って素敵!