女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

美しく老いる

2016-02-19 | 日記

中村です。


好きな女優の一人に山口智子がいる。
演技が特別上手いとも思わないし、作品が好きなわけでもない。

ただ、

彼女の飾らないナチュラルな雰囲気を素敵だと思う。



先日のこと。


雑誌で山口智子のインタビュー記事を見つけた。
彼女の生き方に関するロングインタビュー。


テーマは「美しく老いる」


うんうん

そうそう

わかるわかる

私もそうありたい


共感する部分がたくさんあった。


たとえば、

◆大人として若い人からあこがれられるバァさんになりたい
◆あこがれられる大人になることは大人の責任。カッコいい
 大人が増えないと若者がついてこない
◆そのためには努力が必要
◆チャレンジ精神や向上心を持ち続けると同時に女性としての愛ら
 しさ
おしゃれを忘れず美しいオーラを放てる人間を目指したい

いくつになっても、このブログのタイトルでもある「女を捨てず甘えず・
(自分)らしさを活かす」

そして、このことに共感してくれる女性を増やしていきたい・・・。


うんうんそうそうと思いながら興味深く記事に目を通し一部を
メモした


そして、今日。


うちの会社が主催する内定者研修(3回シリーズ)最終回がセミナー
ルームで開催された。


最終回は名物地獄のチェックテスト


チームでチャレンジする研修最後のこのチェックテストは受講者も大変
だが、それをやらせきる側の講師もかなりの信念とエネルギーを有する。



今日この研修を担当したのは、元CAの美形講師。



ぱっと見た感じでは、上品なビジネスマナー系の研修をするイメージはあ
るが、大声張り上げたり、

こらぁ~っ

と熱血指導する泥臭いイメージはない。

ところが、楚々とした雰囲気の彼女は、研修になると豹変する。クールな表
情で厳しいダメ出しをし続け、これくらいにして下さいよ~と甘えてくる女性
受講者にも容赦なし。


彼女は言う。


「私、この研修大好きなんです。だって、社会人として一番大事なこと
ってコレ(現状に甘えず、本気で取り組んで課題を突破しようとする姿勢)
ですよね。だから、ついつい力が入るし、大変だけど本当にやりがいがあるん
です」


まさに、うちの考え方に共感し、その考え方を自分も一緒に伝えていこうとし
てくれている同志


そして、今日1人の受講者(女性)が最後の振り返りシートにこんなことを書いて
いた。


「今日の講師は、私がなりたい社会人像そのものです。このタイミングで
 教えてもらえて本当にうれしかった。頑張ります


彼女が伝えたから伝わった


あの人みたいになりたいと思えることで自分の壁を打ち破れた


つなげていきたいものがひとつつながったと実感できた瞬間


これからも女を捨てず・甘えず・らしさを活かしてビジネス社会で活躍する女性たち
を一緒に増やしていってくれる仲間を増やしていきたい



お前が言うな~っつつつつつつつつ

2016-02-08 | 日記

中村です。


久しぶりの怒りブログ


今日のこと。
お昼ご飯を食べるタイミングを逸して14時すぎに天満橋に戻ってきた。

軽くサンドイッチでも食べながら、「今日事務所に戻ってやることを整理
し~よう」っと久しぶりにスタバに入った。


感じの良い接客を受け、一番奥の席を確保しよい感じ。


で、コーヒーを一口飲んで、スケジュール帳を取り出した



まさに、そのタイミングで


「私は、不倫はええわ 面倒くさいもん


という甲高く、良く通る女の声が聞こえてきた。


「声の大きさ」「発言の内容」共あまりにもその場にふさわしくな
さすぎて
、一瞬フリーズ。



その後その声がする方向に眼を向けた。


私の座っているソファー席の2つ隣に3人の女(あえて女性ではなく「お」
「ん」「な」と表記したい)


その後も


先の「不倫はええわ・・・」発言の解説や不倫と浮気の違いについてこれま
た大声で盛り上がっている。


その後、年明けのSMAPの独立騒動やベッキーの不倫騒動、紅白の福山
雅治に触れ、「結局女ってさぁ~いい旦那つかむかどうかで決まるやん」と
きたところで、せっかくゆっくりしようと思って入ったスタバを後にした




気分が悪い




年のころなら30代後半から40代前半。お世辞にも綺麗とは言えない。緊張
感のない体型に品の感じられない顔・・・。



「不倫はええわ!めんどくさいもん」
に対して、「無理無理。あんたらなんかたとえしたくても相手にされへん!!」
 と中村の心の声。


SMAPのメンバーの批判や工藤静香のどこが綺麗なん?

に対して、「あんたらに言われたないし、(工藤静香は)少なくともあんたらより
 100万倍綺麗やし!!!」と中村の心の中の声

「福山雅治は私無理やねん」
に対して、「こっちも無理です」と福山に代わって中村の心の中の声


「旦那と一緒に旅行になんか行きたないわ」

に対して、「こっちもお前なんかと行きたないわ」と彼女たちの旦那に代わって
 中村の心の中の声


ここまで来ると、彼女たちの会話の一つ一つに心の中で思いっきり突っ込みを
入れる大人げない中村参上



気にしないでおこうと思っても、「ようそんなにでっかい声でしゃべるな」というボ
リュームで神経逆なでするようなこと喋られたら心穏やかに考え事などできない。




それにしても、これだけ

 

自分のことを棚に上げて
品のことを
周りの迷惑考えず


言えますなぁ~っつつつつ

 


自分軸で自分達のことだけしか考えてない。ここまでひどいのはレア
ケースだとは思うが、


人のふり見てわがふり直せ



品のないおばさんには絶対ならない

 

と心に決めた一件





何がうれしいか・・・

2016-02-05 | 日記

中村です。

 

今回は「ちょっとうれしかった」話し。


4月にある業界団体のビジネスマナー研修を担当する。昨年もその
研修を担当し、その際の受講者アンケートをつい先日受け取った


20数名の受講者は、リーダー格の社員から現場で働く新入社員ま
で年齢はもちろんのこと、立場も職種も受講目的も様々。



しかも、主催側の代表者から、

 

「私ども主催の初めてのスクールなんでよろしくお願いします」


と言われ、思いっきりプレッシャーを感じながら臨んだことを記憶している。



アンケートは無記名。いくつかの項目に対して5段階評価でチェックし、
その下に自由回答欄がある。



◆講師の話しが面白かった
◆説明がわかりやすかった
◆笑顔が良かった


これらの褒め言葉で喜ぶほど初心ではない




嬉しかったのは ↓ 



「なんのためにそうするのかという『考え方』を教えてもらったので、
意識を
しっかり持っていたらスキルはあとか らついてくると思った」


「今まで、マナーなんて(自分にはあんまり必要ない)と思っていたが、もっ
と勉強したくなった



「恥ずかしがらずに最後は上手く声も行動も起こせた


「自分ではできているつもりでいたけど、できていなかった」

 

研修という限られた時間の中で、自分は受講者に「何が伝えられるか?」
「(自分で)できることは何か?」この仕事をやり始めてから、ず~っと考え
続けている。




できることはそんなに多くない。




① 自己への『気づき』を与える

② 自己開発に取り組んでみようという気にさせる

③ 上記をもとに「(やれば)できた!」体験をさせる



これさえも難しい。まだまだ上手くいかない



ただどんな研修の際も、どのタイミングで、どのような指摘やスト
ロークをどんな風に出そうか常に考えている。また、「あの人が言
うんだったらやってみよう」と思われる自分であるために、自分の
立ち居振るまいには気をつけようとしている。


さらに、ビジネスマナーにしてもコミュニケーションにしても、「何
のためにそうするのか」
という目的(ねらい)を意識して動
くことが大切であって、細かな手順や言い回しは2の次3の次だ
と私自身は思っている。研修の場面では、



これをいかに伝えるか?にポイントを置く。



細かなことにとらわれ過ぎると、イレギュラーな場面で身動きがと
れなくなる。



ビジネス社会はイレギュラーーの連続


自分で組み立てた筋書き通りにはいかない。その場その場で適切
な状況判断
を行うことが求められる。



「お茶は右から出すんですか?それとも左からですか?」
「エレベーターは自分とお客様どちらが先に乗ってどちらから降りる
んですか?」


これらはよくされる質問。また、「あるビジネスマナーの本に~と書い
てあったんですが、どちらが正しいんですかぁ~」と聞かれることもあ
る。


表面上「それはね・・・・」と説明をするが、心の中では


そんなことどっちゃでもええねんって
その場その場で正解は変わ

絶対的な正解なんかないんじゃぁ~





また、名刺は「この向きに」「この位置に」「この手順で」など事細かく
暗記させても、初対面の人との名刺交換という緊張の場面で頭が真
っ白になってしまっては意味がない。

そんなことよりも、「なんのためにお茶を出すのか?」「そもそも名刺
はなんのために出すのか?」がわかっていれば、(お茶は)どこに出
すのか?(名刺は)どちらの向きに出すのか?はおのずとわかってく
るはず。

今回のアンケートで、私自身が日頃「自分の役割はコレ」「このことを
伝えたい」と思っていることが、受講者に伝わっていると理解できた。



このことが何よりも嬉しい


これからも自分が伝えられることを精一杯伝えていきたい