女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

包装紙で勝負!?

2015-05-21 | 日記

中村です。

包装紙で勝負できるか
社会に出てから何度もこの議論を戦わせてきた。


改めて説明するまでもないと思うが、ここで言う包装紙とはいわゆる
「包装紙(ものを包む紙のこと)」ではなく比喩表現。


自分という商品を包む飾り=ビジュアル



偏見だ!という批判を受けることを覚悟で言うと、



包装紙も含めて商品だということを考えると、包装紙がいいにこしたこ
とはない。また、

中身=商品が見えないうちは外見=包装紙


で判断せざるを得ない。


しか~し



包装紙はしょせん包装紙



素晴らしい包装紙で包まれた商品を、ワクワクしながら取り出したら、
しょぼかったら包装紙がよかっただけに落胆は大きい


包装紙に似合う、いや包装紙以上の商品であるよう磨

きをかけり必要がある。それでこそ、包装紙もよかったけど、商品もよ
かった大満足



20代のころよくこの話題を議論した。




「包装紙で勝負できるうちはとことん勝負したらええやん


と訴える友人に対して、


「包装紙はやがて古なるから包装紙で勝負できているうちに中身磨
 かな
あかん


こう主張。それに対して


「だって、別にこっちが『包装紙見てや』って言ってるわけじゃない。
 相手が勝手
に評価するんやん


と友人。それに対して


「相手がどうこうじゃなくて、包装紙がよくなくても、新聞紙でくるまれて
 いたとしても中身
で勝負できるようにならな、最後みじめやん。
 ○○ちゃんの考えおかしいって~



とムキになって反論していた。


今にして思うと、スタイルがよくて、エキゾチックな顔立ちで、おしゃれで
華やかな友人がうらやましかった。
「そらあんたはビジュアルええからやろ。私はちゃうねん」と言う気持ちが
議論をエキサイティングなものにしていた。


私自身は、もともとの包装紙ではなく、魅力的に見える包装紙を自分にか
けるよう努力はした。自分をどう見せたいのか?を考え、そう見えるよう
なビジュアル、態度、行動を心がけた。体型をカバーするような服装やあり
たい自分に見せるための髪型や立ち居振る舞いなども考え実行した。


それ以上に、包装紙じゃなくて『商品そのもの』で勝負負できる
自分をつくりりたい。


だから頑張って仕事しようと思って頑張ってきた。


包装紙はいずれ古くなる。そのことを実感している現在。




改めて思う。



包装紙も含めて商品。だから、包装紙も大切。
どこにでもある商品でも包装紙が魅力的だと商品の魅力も高まる。


とは言え、包装紙はやがて古くなる。


そんな時、たとえ新聞紙で包装されていても手に取ってもらえる商品
であるために自分磨きをきちんとしておくべき。


そうでないと、人生の後半苦労する。


まっええっか・・・。と怠けていると、こんなはずじゃなかったと後悔する
ことになる。


最後はやっぱり中身で勝負そのための自分磨きを怠ってはいけない


何を基準に選ぶかが大切

2015-05-20 | 日記

中村です。

就職の際、何を『軸』に企業を選ぶか?


これは人によって様々。様々であって当然だし、様々であるべきだ
と思う。


そのことを改めて実感する場面に出会った


大阪に本社のある商社で「一般職」対象の会社説明会があった。

説明会の中で、若手一般職の女性社員の方が実際の仕事の内容や仕
事のやりがい、社風などについて話をする場面があった。


笑顔でとても楽しそうに話をするので、仕事をしているイメージがわきや
すい。話を聞いている学生たちも熱心に聞き入っている。



場がいい雰囲気だ



彼女が以下のような話をした。



「仕事が忙しいときはもちろん残業をすることもありますが、(残業を
することは)少ないです。ちなみに○月は0(ゼロ)でした。」


当然彼女にとっては残業がなく18:00の終業時間に終われること
はアピールポイント。



聞いていた女子学生たちは笑顔で「うん、うん」とうなづいている。
学生たちにとってもそれは魅力の一つ。


アピールポイント学生たちにとっての魅力 



この商社は一般職でも早期の昇格有、総合職への転換有、海外出張
有。上昇志向の高い学生にもやりがいがあり尚且つ残業も少ないので
一般職でやりがいも求めたい学生には魅力的。

そこで考える



もし対象が総合職だったら・・・・。残業が少ないということが企業にとっ
てアピールポイントになるか?学生にとっての魅力になるか?

 

恐らくNO というより、そのことを優位に(軸として)
動している学生は総合職を採用したい企業にとって魅力は低い。
もちろん、総合職だから残業をして当然とは思わないが、終業時間だから
仕事を終わるという感覚では責任ある仕事は任せにくい。


好んで残業をやりたい!という学生は少ないかもしれないが、総合職志向
の学生は残業のあるなしより、「自己の成長」や「仕事を任されるやりがい」
「将来幹部になる」という目標を達成したいという気持ちのほうが強い。

強くなければ総合職は務まらない。


特に、中小企業で総合職として頑張ろうと思う女子学生は、そのことを認識
して就職活動に臨んでほしい。


営業としてお客様から「○○さんだから任せるわ」と言われる存在になりたい
管理系の総合職として社内をまとめられる存在になりたい

上記のような自分になりたいけど、プライベートも充実したいし仕事とプライ
ベートはきっちり分けたい。


できればいいけど、そんなに簡単に両立できるほど仕事は甘くない。



何を重視して働くか???


入社してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように今のうちにしっかり
考えてそれが実現できそうな「業界」「会社」「職種」を選んでほしい