アイプラスが仕事を一緒に行う外部講師の一人に
下方さんという方がいる。
元CAという経歴を持ち、現在男の子のお母さんでもある。
今までに私も何度か見かけたことはあったのだが、ちゃんと話をしたのは初めて。
川村さんの時と同様(詳しくは、3/19掲載「人生は上書きOKよ」にて)、
下方さんについての簡単な経歴を中村に事前に聞いている。
その中でこんな表現があった。
「下方さんは私の中では『ひまわり』のイメージやねん。」
いつもイキイキと、笑顔で、周りも元気にするような明るさを持っているから、
という話だった。
そしていざ当日。
私の第一印象は、「ホンマや」
めっちゃ笑顔しかもさすが元CA。スラッとして背が高い。顔も小さい
話しやすそうな人だなぁ、と思いながら自己紹介した。
就職活動中たまたま乗った飛行機でCAを見て、その女性が輝いて見えたことで
CAになりたいと思い、そこから英会話に通ったりと努力してCAになった。
結婚し、CAを辞めたが、CA繋がりで「研修講師をやらないか」と声をかけてもらい
研修講師をするようになった、というのが下方さんの経歴。
そんな話をしている間も、下方さんは笑顔で、明るい
だから「すごい人見知りで、人前で話すのもすっごい苦手」と聞いた時は、正直びっくり(◎△◎)
またまた、ご冗談を。謙遜ですか?という心境だった。
しかし聞いていくと、「これは嘘じゃない」という確信に変わっていった。
例えば、研修は毎回非常に緊張するので、必ず会場近くに開始一時間前には行って、
近くの喫茶店などで、その日の流れを再度見直す。
それを講師の仕事をするようになって数年たった今でも毎回行っている。
さらには今までの成功体験を思い出せっと自分に言い聞かせて臨む。
とにかく人前は緊張する。苦手だ。というのだ。
このことを後に中村に伝えると、「えぇ~~まったくそうは見えない」
それくらい意外なのだ。
ここで私は「プロ根性」という言葉が頭に浮かんだ。
私のイメージする「プロ」や「プロ根性」は、どんな時でも平気な顔をしてしっかり任務を遂行する人(こと)。
彼氏に振られようが、体調が悪かろうが、足が震えるくらい緊張してようが、
「私」のことなんて相手には関係ないのだから、平気な顔をして任務をしっかり遂行する。
それが「プロ」。
っと言うより、そんなことは当たり前。甘いくらい!
タレントは「目の前にお客さんがいたら、親の死に目にも会えない」というが
何があっても、やらねばならない時は、やらねばならない。
下方さんは「自分には厳しく」を常にモットーとしているのだという。
緊張しまくっていることが表に出ることはプロではないとも言っていた。
プロとして振る舞うための、努力は怠らない。
下方さんが企業に属しているのではなく、個人で研修講師として仕事を依頼される
立場にあることも理由かもしれない。
自分以外に責任を取れる人間はいない、という気持ちが「プロとして」の意識を高める
原動力になっているのだろう。
ただ、そうやって努力しまくって作られた「ひまわり」はしっかり輝き、それを見た人の心を動かす。
努力しまくって作られた土壌はしっかりと強く、ちょっとやそっとの事じゃ倒れない。
逆を言えば「私なんか・・・」と自分に自信のない人でも、努力によって、
人の心を動かすような人間になることは十分可能といえる。
ただ、努力をしなければひまわりは咲かないし、輝かない。
並々ならぬ努力があってはじめて、人よりも輝けるのではないかと思う。
でもそれは、誰にでもできる
私にもあなたにも
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次回は4月4日の更新です
お楽しみに