「抜き打ちテスト」で思い出すのは中学時代。抜き打ちテストの結果でクラスの席替えがなされ一喜一憂した記憶がある。
が、抜き打ちテストは学生時代特有のものではなく、ビジネス社会においても行われる。
「抜き打ち」なので、文字通り 抜き打ち = 突然 やってくる。しかも、それはそのとき自分の置かれている状況、レベル、役割に応じて
絶妙のタイミング でやってくる。
ビジネス社会で成長し続けるには、このステップごとにやってくるそれに合格し、次のステージに進むパスポートを手に入れなければならない。
このテスト、確かに 「抜き打ち」=突然 やってくるがなんとなく「来そうな気配」は感じる。
「今日は絶対にはずせない」「はずしたらあかん
」そんな特別な日がそれにあたる。
入社後半年、ようやく周りから認められてきた矢先の「遅刻」
営業担当者として地道に努力を重ね、ようやくお客様の信頼を得られようとした矢先の失言(⇒結果
として失注)
一般社員からリーダーへ。そろそろかな・・・というタイミングのポカ
これらは全て残念な結果(=不合格)の例。遅刻、失言、ポカなど意識や自覚に欠ける無責任な言動は、日常的にしない方が望ましいが、その中でも「今日はアカンでぇ~」「今日だけはちゃんとせにゃあかん」という特別な日に、きちんとできるかどうかが問われる。それをクリアしてはじめて次のステージに進める。
「仕事が順調にいきかけている」「一生懸命努力してやっと認められつつある」「欲しいものを手に入れるために頑張って頑張って・・・ようやくそれが手に入りそうになっている」
そんなあなた 『今』が『その時』(=抜き打ちテスト) かもしれない