女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

★こんな学生と働きたい①

2009-07-31 | インポート

先のブログを書きながら、自分だったら「どんな子と一緒に働きたいか?」を改めて考えてみた。

キーワードは3K

 可愛げ

 賢さ

 感謝の気持ち

一つ目のキーワード「可愛

「『可愛い』ではなく、『可愛』があること」まずはこれ! 可愛げは姿形(すがたかたち)の可愛さではない。

「可愛いやっちゃなぁ~」と思うのは若者らしさ。言い換えるなら「明るく」「素直な」学生。「明るく」に関してはわかりやすい。笑顔で溌剌とした印象の学生と会うとそれだけで気持ちがいい。「素直」については、素直=言うことを聞く と捉えらるとちょっと違う。

私の思う素直さとは、

 自分の思っていること、感じていることを素直に口に出せる

 相手から指摘されたことで「そうだなぁ」と思うことは素直に認められる

 「そうします!」「やってみます!」と言ったことがすぐに行動に移せる

 感情を押し殺さず素直に喜怒哀楽を表現できる

などのこと。①や④には違和感を感じるかもしれないが、思ったことや感じたことをストレートにぶつけてくるちょっと小生意気な学生のほうが「こいつ、可愛いやんけ!」と思う。

中途半端に話をあわせたり、「へぇ~、すごいですね」とおべんちゃらを言われてもうれしくないし、本心からそう思っているのか、本当にそれが聞きたいのかぐらいわかるよ!  だから、学生との面接や座談会でありきたりの質問や褒め言葉をもらうと、ついつい素っ気無い態度をとってしまう。

その②へ続く…


★面接を突破する極意

2009-07-30 | インポート

自社の会社説明会で記入してもらっているアンケートの最後に就活に対する不安や疑問を書く欄がある。そこに必ずと言っていいほど出てくるのが

 

「どうしたら面接を突破できますかという類の面接突破方法。

 

答えは簡単

 

面接官に好かれること!!

 

特に中小企業への就職を考えるなら、経営者に好かれること!!

これなくして就活の成功はあり得ない。

 

「どうしたら好かれるか?」

 

コレに関しては「こうすれば絶対に好かれる!」という鉄則はない。ただ、大した知識もないのに知ったかぶりをしたり、思ってもいないことを言ったりおべんちゃらを言ったりする学生を可愛いと思うはずがないことは確か。

 

就勝に苦戦しているなら、一度「どうしたら経営者に好かれるか?」「経営者はどんな学生を求めているのか?」相手の目線で考えてみては?そこに突破口がみつかるかも・・・。


★家事は愛情!

2009-07-29 | インポート

前回のブログを書きながら思ったこと。

何を言うか?何をするか?ではなく「誰」が言うか?「誰」がするか?が大切だというのは仕事に限ったことではなく、日常的な人間関係にも同じことが言える。

たとえば、恋愛や夫婦の関係でも一緒。

以前、毎日どこに行って誰と会っていたのか?会う日を事前にきっちり決めておきたいタイプの人とつきあって「窮屈」「存在が重い」という理由で別れた経験がある。でも、好きな人に同じやきもち焼かれたり、どこに行って誰に会ったかを詮索されたら逆にうれしい。

家事もそう。着ていたものを脱ぎっ放し、出したものを出しっぱなしにされると「もう!自分のことぐらいちゃんとやりいや!」という気になるが、愛情たっぷりの時は、脱ぎっ放しのパジャマや出しっぱなしの小物を見たら、むしろほほえましくうれしい!

以前神田川俊郎という料理人が、「料理は愛情!」と言っていたが、料理だけじゃなく家事全般が愛情!だと思う。愛情がないと続かない。

そう言えば離婚した友人がこんなこと言っていた。

「寝汗をかいている旦那の枕に触るのもいや

そう思うと毎日毎日、旦那や子供のために裏方である家事をやり続ける主婦ってすごい!!と想う今日この頃。


★「何をするか」「何を言うか」ではなく「誰がするか」「誰が言うか」が大切

2009-07-28 | インポート

ある会社の階層別研修で入社5年目社員の研修を担当。この研修の中で実際に現場で起きた事例研究を行い、報告のタイミングを逃してしまったために上司にこっぴどく怒られてモチベーションが下がった部下という事例を取り上げた。ビジネスの基本である「報告・連絡・相談」の重要性を認識し、どのように活性化していくかが今回のテーマ。部下の問題。上司の問題。対応策などが熱心に話し合われたが、最後の発表の際、

「叱責」ではなく、「注意」として受け取れる関係づくりしておくことが大切

という発言があった。

「うう~んっ。確かに、その通り!」と思う。

要は、叱責ととらえるか注意ととらえるかは、何を言ったかではなく誰が言ったかということが問題。上司の立場からすると「あ~あ、怒られちまったよ」ととられるか「自分のことを思って言ってくれてるんだ」ととらえられるかは大きな違い。前者の場合、怒られた=いやな感情 でおわり改善行動につながりにくい。後者は、次から気をつけようという気になり改善行動につながりやすい。上司の役割は部下をあるべき方向に導くこと。だとすると前者の場合は全く役割を果たしていない。

「あんたに言われたないわ!」と思われるのではなく「あの人に言われことをきちんとできるようになろう」と思われるよう人間力を磨き、普段からの信頼関係をつくっておかなあかん!と再確認した一件でした。


★笑顔からはじまるコミュニケーション

2009-07-27 | インポート

 先日のこと。仕事を終えマンションにたどり着いた時、入り口でなにやら鞄をごそごそしている女性が・・・。雰囲気から部屋のキーを捜している様子。最近のマンションはセキュリティーの関係で、キーがないとエントランスに入れない、当然エレベーターにも乗れない。「あれっ」とつぶやきながら必死に探している雰囲気が伝わってきた。

私は?と言うと、自分のキーでエントランスに入り、

エレベーターボタンを押す⇒最上階からエレベーターが降りてくる

エレベーターに乗り込み目的階を押す 

「さぁ上へ」と思った時、気になってちらっと彼女を見た。その時ようやく探し物を探し当てた彼女と目が合った。

 私は「待ってるからどうぞ、いらっしゃい」という気持ちを込めて無言で微笑みボタンを押し、「すいませ~ん」と恐縮しながら彼女はエレベーターに乗り込んできた。目が合ったので、再度「いえいえどういたしまして」という気持ちを込めて微笑み返し。

その後、

彼女「落としたんじゃないかとあせりまくりました。」

私 「私もよくやるから気持ちわかる、わかる・・・」

彼女「可愛いスカートですね。前から歩いてきてはるのずっと可愛いなあと思いながら見てたんですよ。まさか一緒のマンションの人だと思いませんでした。」

私  「ほんとう!?うれしい・・・」

と会話が進んだ。この間お互いずっと笑顔。その後鼻歌を歌いながら気分よく部屋に入る自分がいた。

名前も知らないもの同志ちょっと笑顔を交換するだけで会話がはずみ、気持ちがよくなるなんて、

やっぱり笑顔はすごい!