こんにちは、辛島です
アイプラスはビルの4Fに事務所があり、エレベーターを降りてすぐのところに、
受付用の電話が設置されている。
来社された方は、その電話で内線を鳴らして来社を知らせる。
しかし、先日仕事中事務所のドアがノックされた。
「今、コンコンって聞こえたよな・・・?電話に気付かれなかったんかなぁ」
ちょっと不審に思いながらドアを開けると、そこにダンボールを2つ抱えたおにーさんが
しかもエプロン姿。営業で回ってる営業マンとは明らかに違う
「どーも八百屋です」
まさか八百屋さんが来るとは思ってもなかったので、びっくりして怪しんでたのだが、
私の驚きを無視して、その八百屋さんは元気に話し始めた。
「配達の帰りにこの辺りのビルを回らしてもらってるんですが、
今日、すっごいおいしいりんごがあるんで、食べて欲しいなぁと思って!!」
いやいや、そんな理由で所縁もないのに来られても
適当に対応して帰ってもらお・・・
しかし、
八百屋さんは「このリンゴ、“アカシュウ”ってゆうですが、ほんっと甘くて、
ホントおいしいんですよ!うちの店おいしくなかったら返品交換やってるんですが、
ホントこのリンゴおいしいんですよ!
百貨店だと1玉650円なんですけど、今日は3つで1000円なんです!
ホントおいしいんで!!」
と言っていた。
最初は「なんだが怪しいなぁ~」と思っていた私だが、
あまりにも一生懸命笑顔で話してくれるので、
「きっとこの人、おしいから食べて欲しいって純粋に思って言ってるんだろうな・・・」
「そこまでおいしいってゆうなら一回くらい食べてみたいな・・・」
っという気持ちになり、不審にさえ思っていたのに、最後には
「買ってみたいな」と思って、「じゃぁ、ください」っと買ってしまった。
(ありがとうございますも、もちろん笑顔)
「絶対この方がいい」と思うものを(今回は「食べた方がいい」)、
自信を持って、
一生懸命伝えたら、
それは相手に伝わる、気持ちを変えさせることもできるんだなあ
実感した、思いがけないリンゴの登場であった