女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

アイ・プラス

2019-05-30 | 日記

中村です。

タイトルにあるアイ・プラスはウチの社名。

アイ・プラス=自己肯定


心理学の交流分析理論にある「心の構え」の考え方ベース


そこには、


自分を認め肯定できるから人(仲間やクライアント)を認め
肯定できる

自分を信じることができるから一歩踏み出せる

一歩踏み出すから新しい自分と出会える


全てのパワーの源は自分を信じる力(=アイプラス)にある


そんな仲間が集まる組織でありたいという気持ちが込めら
れている。

アイ・プラス(=自己肯定)という人間関係における基本的
構えは、たとえ厳しくても愛情を持って育てられ「自分は周
りから愛される価値のある存在だ」と認識することで養われ、
この構えがあるから、自分のことを愛し大切にしてくれる周
りの人も肯定的に受け止め大切にしようという他者肯定の
構えが形成される。この「自己肯定・他者肯定」の構えこそ
円滑な人間関係の基本。

以前のブログでも紹介した
認知行動療法「SAT法」の開発者である宗像恒次教授の
以下の言葉


人は、人に愛されるために生まれる
人は、自らを愛するために成長する
人は、人を愛するために生きる

人間は3つの愛の充足を求めて生きている・・・。


川崎市で起きてしまった凄惨な事件
犯人を犯行に駆り立てたものは何か?真相はわからない
が、自己効力感を養うことの重要性を考えさせられた


最後になりましたが、

犠牲になった方のご冥福を心よりお祈りします。


人は変われる!

2019-05-29 | 日記

中村です。

今日は嬉しい話


ある会社の技術系女史のこと。

1年前は、伏し目がちで少々オドオドした雰囲気。
ヒアリングをする機会があったが


「人と接するのが苦手」
「できれば一人で仕事がしたい」


と対人関係にストレスを感じていて、話しをしなが
ら泣き出してしまった


大丈夫かな・・・このままやっていけるかな・・・


と心配していた。


あれから1年



彼女は別人のようになった



オドオドした雰囲気のかけらもない


私をしっかり見据え、常に笑顔で受け答え


「海外研修で大切だと思ったのはコミュニケーションです」
「勢いがあればなんとかいけると思います」

仕事は楽しい?の問いには


「はい、楽しいです」と即答。


※仕事は楽しい?という質問が愚問にさえ思える。
楽しいに決まってるやんという雰囲気


苦手だった自分から周りに働きかける(話しかける)
に関しても、
昼食時、後輩たちの輪の中で彼女中心に話が盛り上
がっていたと担当の方に聞いた



意識があれば人は変われる



このことを改めて実感できた。嬉しい


帰りの電車の中で「人が変わるための条件」に考え
る。


◆変わりたいという本人の意志
まずはこれ。これがなければ始まらない

◆チャレンジできる場=仕事
どんなに変わりたいと思っても、チャレンジするにふさわ
しい場=仕事が与えられなければ気持ちだけが取り残さ
れる


◆バックアップ体制=上司や周りのサポート
上記2点で変われる人もいる。でもそれは屈強な精神
の持ち主かよっぽど能力の高い人。適切な助言や、
「思い切ってやってみろ」「なんかあったら助けてやるから」
という上司の存在がどれだけ力になるか・・・


どれが欠けても大幅な変化は望めない


今回の場合も、変わりたいという彼女の気持ちと頑張り
があったのは事実。


でも、自信なさげな彼女に寄り添い、見守り、少々困難だと 
思える課題も思い切って任せてやらせ切った上司、また、
それらを可能にした自由な風土の会社だからこそ実現した
のだと思う


ビタミン剤

2019-05-28 | 日記

中村です。


今年の4月にある企業で担当した新入社員研修の
振り返りと次年度の方向性について打ち合わせを
した。

その企業の導入研修は延べ10日間。新入社員は
58名。スタート時に高野山研修を2泊3日。その後
大阪市内のホテルに移動してさらに一週間の宿泊
研修。

私が担当したのは疲れもピークに達する研修終了
前日。内容は「社会人の基本とビジネスマナー」


THE新入社員研修=これぞ新入社員研修
という内容。正直そんなに面白い内容ではない。


打ち合わせの場で


導入研修全カリキュラムに関するアンケート集計を
見せてもらった。


12分野の研修項目中1位の高評価

   嬉しいもんです

大学院卒から高卒まで。出身地も職種も配属先も
様々なメンバーに対して、

できるだけわかりやすく、最低限必要な知識やスキル 
を確実に伝えたい。

何より、ビジネス社会って厳しいけど、頑張ろう
という意識と心構えはうえつけたい。


そう想って一日声をはりあげた
声は嗄れたが、伝えたいことが伝わっていたことを
知れて

良かった



何より嬉しかったのが、担当者の方のこの言葉



「(中村さんの講義を)導入研修全体のスタート時
か終了前か
迷ったんですが、終了前にお願いし
て良かったです」



⇒中村:「いやいや、受講者からしたら疲れもピークの
後半
に大して面白くもない社会人の基本やビジネスマ
ナー
なんて勘弁してほしいと思ってるでしょ
と軽~く反論すると


「いやっ。あの研修はシャキッとする。元気になる
研修なん
です。だからみんな『良かった』『良く理解
できた』
と感じてるんです」


ときっぱり。


「元気になる」


この評価が何よりうれしい。


現在当社でも採用活動真っ只中。


アイプラスは中小企業の救急箱

というキャッチで打ち出しをしている。


で、


救急箱に入っている薬の中で自分はどんな薬かと
考えてみる。


ビタミン剤


受講者や私と付き合う企業の社長や担当の方を
元気にする。

◇一緒にいたら元気になる
◇頑張ろうという気になる


それが私の生きる道~(こんな歌あったな・・・)。
 


じじいキラー

2019-05-24 | 日記

中村です。


若かりし頃、
自他ともに認めるじじいキラーだった。
※興味のある方は、2009年10月14日の投稿読ん
でみて!!ムッチャ前のやけど・・・。


 

一回りも二回りも年上の経営者や客先役職者と
人間関係つくって

「うん」

と言わせるのが得意。

気難しくて話しかけにくいいわゆる頑固爺タイプの
経営者や、お高くとまっている(ように見える)幹部
が、熱心に私の話しに耳を傾けてくれた。

私自身も、同年代の若手よりも思いっきり歳の離れ
た人に対しての方が気を遣わずに思ったことをぶつ
けられた




月日が流れ、自分がじじい(あっ、ばばぁか
言われる立場になった

仕事やプライベートで接する若手にも当時の私のよ
うなじじい(ばばあ)キラーがいる


自分ではわからないが、私には年齢が離れている事実
に加えて、


立場やキャラクター、見た目の雰囲気等々気楽に話し
かけにくい要素がある(らしい)



それでも、


◆積極的に話題をふってくる
◆一問一答ではなく、会話を広げてくる
◆突っ込みをいれてくる 
◆中途半端に話を合わせない
◆ダメ出しをする
◆自分がしてほしいことを堂々と主張する
◆愛想笑いや笑ゴマをしない


などぐいぐい突っ込んでくる。会話して楽しいと思える
若手がいる



ずけずけモノを言うのを見て周りが、


「あんたそんなことよう言うな~
「そこ聞く?
「うわぁ~言っちゃったよ


とヒヤヒヤしているのが分かる。


でも、そんな若手の話しの方がためになるし面白い
から、話しを振ったり場を共有することが多くなる。


仕事でもプライベートでも
一緒にいる時間が多い=得する
ことが多い

一緒にいることで情報量は増えるし、プライベートの
場合、そんな若手のいるショップやサロンに足を運ぶ
ので、当然売上げが上がる。




じじいキラーは決裁権のある立場の人間からお金を
引き出すのが上手い。

それも「無理やり払わされた~」ではなく「気持ち
よくお金を払いま~す

となりやすい。

営業力を高めたいなら、じじいキラーになろう

そのために必要なのは、


相手の懐に飛び込む勇気と可愛げ


その前提にあるのは、相手のことを知りたい
相手の役に立ちたい

というピュアな気持ち


現在アイプラス営業アシスタント職募集中
是非じじい(ばばあ)キラーに来てほしい


磯野貴理子の離婚に想う

2019-05-23 | 日記

中村です。


磯野貴理子が離婚した。
彼女に対して特別な思い入れはないが、同郷(三重県
出身)で同年代
テレビの情報番組で彼女の離婚報道について論じるコ
メンテーターやネットニュースにはある程度関心を持って
目を通した。


その多くが、彼女に対して好意的、共感的で


「かわいそう」
「相手(もと旦那)がひどい」


という類のもの


が、私はそうは思わない。


以下、反論覚悟で私見を述べたい。


24歳年下の男
しかもイケメン


ということを鑑みると、今回の結末を世間の多くの
人は予見していたのではないか。


私もその一人。


自分に置き換えるとそうとしか思えない
※ちなみに、私は年下もイケメンもあまり好きではない
ので彼女の決断自体があり得ない


本人もそう思っていたのではとさえ思う。



で、想う。


彼は自分の夢を語り彼女はそれを一緒に実現する夢
を買った。


そして、その夢の期限がきた。



のだと・・・。


目には見えないが、そこには売る側と買う側にしかわから
ないお互いの価値があった。もちろん、彼にはそれを売って
いるという意識もなかっただろうし、彼女もそれを買ったとい
う意識はないだろうが・・・。


だから


彼女のことをかわいそうだとは思わないし、彼のことをひどい
とも思わない。



彼女が離婚を告白した場面を観た。



「自分の子供が欲しい」


という相手に


「うんうん、そうだよね」


離婚を切り出した相手に対して、


「感謝しかないもん」



テレビとは言えなかなか言えないよなぁ~


こんなセリフ


もちろん本音は違うし、
最大級の強がりにも思える、



が、


彼女が、たとえ強がりであったとしても


笑って、「さよなら」 


と言えるのは、彼女が自活しているから
であり、この夢を買うと決めたのは、他の
誰でもなく自分自身だから。


そうでなければ、こうはきっぱりさよならは
言えない。


社会に出て一生懸命働く


それが評価されて、それなりの立場や相応の
収入を得るようになる。自己成長が確認でき、
欲しいものをある程度自由に手に入れられる
のはとても楽しい。一方、ビジネスの場は戦場
なので「女だから」の甘えは許されず、場を仕
切って成果を出すことが求められる。当たり前。



せめてプライベートでは、女全開でいきたい
ごろにゃんと甘えたり
あなたの言いなりになりた~い

と思う人も多いだろう

 

が、


これが案外難しい。そういうつもりでもついつい
仕事での仕切り体質がでてしまう。

可愛い女にはなりきれない・・・あっ、これ私か


あるいは、自分はそのつもりでも相手や周りが
そうでなければ上手くいかない。


これを実現しようとすると、プライベートを共にす
る人が自分よりもいろんな意味で器の大きい人で
ないと難しい・・・。


50歳を超えると、ビジネス社会におけるゴール
が見えてくる。どのような結末が幸せかは、それ
ぞれの価値観によって違う。


幸せの形は一つではない



ただ、全て自己責任


自分が選んだ道を、「これが良かった」と満足して
終えられるように頑張ろうと思わせてくれる一件