女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

役割分担②

2012-08-31 | インポート

辛島です。

先日「役割分担」というタイトルで掲載したのだが、今日はもう一つ「役割分担」に関して

思ったことがあるので、その件について掲載したい。

この「女を捨てず・・・」にも登場している「岩元」。

この春に入社した新入社員だ

しかしながら、この新入社員、とてもどっしりしていると私は思う。

巨漢の方のどっしりではなく・・・、精神の話。

「どうしよ・・・」っと思った時にも、「ま、なるようにしかならんな」という切り替えが早いし、

「怒られたらどうしよ、、」とか「こんな風に思われたらどうしよ、、」とか、そんな事思うより

開き直らな意味ないと思って、開き直るのが早い。

そういう私、辛島は・・・?

・・・・・・・・・・・。

ダメだ。。。

確実に「どっしり」ではなく、言うならばねっちょり(太字にして言うのも変だが・・・)

「どうしよ・・・」と思ったら思い続けているし、「開き直るのって難しい・・・」とかも思う。

入社1年目の岩元に比べ、私は入社5年目。

このマインドの、弱さというか小ささを、自覚する場面がこの4年半の中でも何回もあった。

心を強くせな、私に成長はない!

そう焦っていた時期もあった。

しかし

そんな簡単に強くならないし、もしかしたらそれはそんなに変わらないのかもしれない・・・。

『心の強さ弱さに関しては完全放棄でオールオッケー

っというつもりはもちろんないが、

変わりにくいのであれば


それだったら

この小さなマインドと、どうやって付き合っていくかを考えた方が

いいのではないか

最近、そう考えている。

例えば、「どうしよ、、、」とならないためにも準備には手を抜かない。とか、

「どうしよ、、、」となった時こそ、とりあえず笑顔を作る!とか。

小さいことかもしれないが、「どうしよ、、、」のままでいないためにどうしたいいかを

日々工夫していくことが、「強くならないと!マインドの強さ変えないと!!」っと思うより、

ずっと現実的ではないかと最近思うのだ。




ここで話は「岩元」のマインドの強さ(少なくとも私にはそう見えてる)に戻る。

「え~~な~~~~、あのマインドの強さ。。。」と、正直うらやむ気持ちがあった。

「あたしはだからダメなんやろなぁ」とか、正直、思ってた。

しかし先日、中村に言われて「そうかもしれない!」っと思ったことがある。

「もしかしたら辛島みたいな人の方が多いんじゃない?逆にそういう人の気持ちはよくわかるんやから、

その人の気持ちになって、経験談とか言ってあげれるんちゃう?」




そうかもしれない






確かに、「その小さなマインドとどう付き合うか、の方が現実的」という考え方は、

まずマインドの小さな人しか考えないだろう。

昔の私のように「心が強くならな、成長はない!」とか思ってよくわからないゴールに向かって

走る人がいたら、「ちょっと待って、確かにそうなんやけど、こんな考え方もしてみるべきじゃない?」

とか言えると思う。

これは、小さなマインドの私の役割ではないかと思う。

ここまで書いて、

だからこそ

と思う。

そうだ、成功例が必要だ

これで失敗(例えば、「どうしよ・・・」を引きずり続けて、いつまでも顔が暗く、

周囲に心配のみかけた上で「大丈夫?引きずってるの?」っと声をかけられる、等!)

が続くようではダメだ!!!!!!

それでは「小さなマインドと付き合ってる」にならない!「飲み込まれてるだけ」だ!!!

正直、まだ「飲み込まれてる」事の方が多いしな・・・


「どうしよ・・・」を感じたら、勝負開始や。


力より術。その前に道

2012-08-26 | インポート

中村です。

昨日朝日新聞の夕刊に掲載されていた深澤真紀さんのコラムが目にとまった。

女性誌がリードしている「女子力」なる言葉。

女子力=モテ力=メイクやファッションを駆使していかに魅力的に自分を演出する

かと解釈されているが、年をとると衰える「女子力」だけはなく、

一生もんの女子術=円滑なコミュニケーションスキル

を磨こう!という内容。

ふ~む

思わず切り取った。

で、考えてみた。

自分を魅力的に演出するためにメイクやファッションに興味を持ち自己投資する

ことは否定しない。むしろ、どんどんすべき。実際、私も髪の生え際の白いものが

目立たないよう一カ月に一度は美容院に行き、ネイルにも気をつかう。

アンチエイジングによさげ(=効果が期待できそう)な化粧品やその広告を目にす

れば

「これはいけるんちゃうか」「これは効きそう

即購入。このためにどれほどのお金をつぎ込み、無駄にしてきたか

周りには、

「何つけても一緒やって」「お金の無駄遣いやん?」さらには「中村さん、もうええんちゃう?」

と思われているかも・・・。

しか~っし

良く思われるためにやっているわけではないから気にならない。

私にとっては

自分がどうありたいか

「(『性別』としての)女として」

「(職業人としての)働く女性として」

「中村桂子として」

ありたい自分であり続ける

ことが重要これらはそのための必要経費でありモチベーションの源泉。

決して「モテ力」を意識してのことではない。

まっそんなことを論議する年でもないし当然っか・・・。納得。

ここまで書いてきて、ふと思った。

巷では「女子力」=モテ力と定義されている。女性誌では「女子力向上講座」なる特集記事で異性からモテるための、メイク・ファッション・しぐさが紹介され、テレビでは「○○評論家」や「心理学者」の先生方が「こうすればモテる!テクニック」をもっともらしくコメントしている。これらを見聞きするたびに違和感を感じていた。

だから、深澤さんのコラムに目がとまった。違和感の原因は「これだったのか

でも、

「女子力」をメイクやファッションしぐさなどを駆使して自分を魅力的に演出する

「女子術」を社会生活を有意義に過ごすための円滑なコミュニケーション技術

と考えればどちらも必要だし磨き続けたい、また世の女性達にも磨き続けてほしいと思う。

何かちょっと違う

何か足りない

「力」「術」だけでは上手く説明できない・・・。

そうだ  

『何のために』磨くのか?

この「何」が足りない。行動するベースとなる、拠り所となる、判断の軸

となるもの=「女子道」

これがないと、その時々で周りやマスコミの雑音に惑わされて自分を見失ってしまう。

「女として」「職業人として」「自分自身として」どうありたいのか?

私だったら

「女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かして『凛』として人生を全うしたい

たとえ人からどう思われようと、ビジネス社会で仕事をする以上「楽だから」という理

由だけで「ゴムのスカート(パンツ)」や「ぺったんこの幅広靴」は履きたくないし、死ぬ

まで「現役の女性」として恥じらいとときめきを持ち続けたいと思う。

「女子道」に沿ってこそ「女子術」「女子力」が活きる。


自分らしさを表現する

2012-08-24 | インポート

岩元です

先日の社内での社長と中村の会話

中村:「社長、就職活動をしている女子学生の髪型は黒髪を後ろで束ねているほうがいい

    ですか?」

社長:「いや、似合っていればいいよ。今なら重そうな黒髪でなくていいよなんで?」

中村:「内定決まった女子学生が『内定決まったから、やっと髪を切れます

    と言っていて、理由を聞いてみると

    『ショートヘアが好きだったけど学校の就職支援センターから

    就活生の模範の髪型が黒髪を後ろで束ねているものだったから

    切れなかったんです』って言っていたので・・・」

社長:「それは、似合っていることが一番だろう

という内容

 

その時「あぁそうだったのかと思った。

実際に 私自身の就職活動の時に、リクルートスーツを買いに行った先でも

「就職活動では黒もしくは紺の無地のスーツにするべきだと言われ、

学校からもらう配布物でも「髪型はこうあるべきだということが書かれていた

色々なところからの情報によって『就職活動の際の型』が作られ、

大勢の人がその型に沿ってしまうからこそ、就活生に個性がなくなり『みんな同じ』にな

っていた

けれど、就職活動においても「自分らしさ」を表現してよかったのだ

いや、表現するべきだったのだ

採用する側は、『みんなが同じ』を望んでいなかった

 

私は就職活動で大切なことは自分の価値観や考え方をしっかり知り、表現することだと思っていた

でも、実際には考え方や価値観などの『内面的な部分』だけでなく、

自分自身が周りからどんな風に見えていて、それが自分らしいのかや、

どんな髪型やメイクなどが自分に似合うのかなどの『外見的な部分』も知って

表現するべきだったのか

 

「いや・・・でも待てよ」と私の思考は続き

それではカオスになってしまう・・・服装も髪の色も髪型も何でもありでいいのか

それでは、やはりおかしい・・・

もし、説明会に自分らしさを表現するからと言って赤いスーツでこられたら、

確実に「常識のない人」と思う

 

そこで私の頭はもう一度「あぁそうだったのか

自分らしい髪形や服装は多くの人達が模索しているところだけれど、

その「自分らしさ」を「ビジネス社会に適した範囲内」でどう表現するのか

考えることも就職活動ですべきことだったのか!

周りを不快にさせないような「身だしなみ」の範囲内で「自分らしさ」を表現する

これを就職活動中の少しでも考えていれば、今が楽だっただろうに・・・と思いますが、

後悔しても仕方ないので、まだまだしっかり模索していきます


役割分担①

2012-08-15 | インポート

辛島です。

先日就職活動前の学生がアイプラスに一日半、やってきた。

目的は「就職活動とはなんぞや!?を学びに東京から

11時くらいに会社に来て、みんなでまずはお昼を一緒に食べたのだが、

なんしか元気がない

うつ向き気味で、声も小さい

緊張してるのかな?と思うんだけど、ちょっと、声小さすぎるなぁ。。。とそんなことを考えていると

うちの社長から「まずは声もっと出さな!小さくて聞こえんで!!」と喝が入った。

彼女:「あ、はい・・・

社長:「柏木(うちの社員)!まずは声出ししたれ!」

私にはその時「今から何が始まるんだろう・・・」という不安が彼女に過ったように見えた。

思えば私も内定者の時、研修で会社に来る前「今から何が始まるんだろう・・・」と

不安に思っていた時があった。

しかし、いざ、一日が終了してみると

「何にビビッていたんやろ、一生懸命やることが重要なだけやのに!

と思った。

だから彼女が不安に思って縮こまってしまったのなら、

「そんな必要はない。一生懸命やればいいねん。『まだできる』と言われたら、

『そうか!』と思って、もう一回頑張ればいいねん。」

ということを伝えたかった。縮こまってしまっているなら、心を緩和させて前を向くべきだと思った。

そこで私は、ランチをしたお店から会社までの間で他愛もない会話をする、という方法を取った。

「好きな食べ物何?」

とか。

他愛もない会話で、縮こまった状態が緩和でいきたらいいんじゃないか、と思ったのだ。

しかし

結論から言うと、その方法は間違っていた。。。

上記(太字)のことを伝えたいんだったら、それをそのまま言えばよかったのだ。

私の頭の中では「縮こまりが緩和できたら、のびのび頑張れて力が出せるはず!」っと

思っているから、自分なりの流れが頭にある(つもり)だが、

周りは「何で今(今から頑張らなあかん時に)好きな食べ物の話なん?!

と流れも何もない状態。。。

「頑張ってほしい!」と思う気持の伝え方が間違っていた。

思えば、いつもこの失敗をしていた気がする。

「縮こまらんでいいねん!まずは一生懸命やれば次が見えんねん!」と伝えたかったのに、

『縮こまらないようにしなければいけない』→『リラックスすべきだ』→『リラックスできる会話は何だ?』→『雑談』

っという、間違った方程式が自分の中にできていたことに今更ながら気づいた瞬間だった。

そうか、これがいつも言われる、

     「辛島が逃げ道になったら意味ないねん。」の、原因か

 

後から考えれば「そりゃそうや。。。」となることに、やっと自分が気づいた瞬間って

「う~~わ~~~・・・(あんぐり)」ってなる。

今回もそんな感じだった。

私は間違っていた。

『縮こまりをなくしたい!』

ではなく

『何で縮こまらんでいいのか』

を伝えることが私の役割だった。

それは、私が経験してきたことで、足さず引かずで話せることだからだ。


浮気する男

2012-08-11 | インポート

再び中村です。

先の橋下市長のスキャンダルの件を奥さんの立場で考えてみる。

ふざけんな

やってられへん

余計なことしやがって

私が奥さんだったらそう思う。

誰に対して?

もちろん旦那である橋下市長!?

いいえ

じゃ、相手の女!?

いいえ いいえ

昔の話をご丁寧にほじくり返して記事にしてくれたマスコミ

さらにはその背後にいるであろう橋下市長を貶めようとする誰かに対して

世の女性達からのブーイングを恐れずに言うと、

ビジネスの最前線で戦う魅力的な「できる男」はモテる

不倫ぐらいするやろ!!

個人的には、不倫できるぐらいの男の方が女から相手にされないような男より

よっぽどいい。だって、恋愛上手な男はその気にさせ上手。だから「優秀な営業

マン」だったり「魅力的な経営者」だったりする確率が高い。一緒にいて楽しいし

自分自身が成長できる。

誤解がないように言っておくが、

決して浮気や不倫を奨励しているわけではないし、自分もされたくない!!

ただ、大切なのは、浮気や不倫という事実がどうかではなく、その事実が相手にとって

どうか?どのように受け止められているか?

極端に言えば(実際浮気していても)知らなければ

(自分にとっては)ないのと同じ。

※だって知らないんだもん!!って言うか、聞きたくもないこと知らせるなよ!!!とさえ

思ってしまう

 

以下、あくまでも私の考えだが、

ステディな相手がいるのに恋愛するには条件がある。

それは、「(そのことを)相手に絶対に知られないようにする!」こと。

そのための「気遣い・やさしさ」を怠ってはならない。

これのない男は浮気なんかしたらあかん!!

相手にわかってしまった時点でその恋愛はおしまい!

さらに上級者は、

「あやしいなぁ・・・。こいつ浮気しとるん違うかな・・・」と思うことがあっても、

「まぁ、自分にもよくしてくれてるから大目に見たろ!」と思わせる。

あるいは、「ほんまにどうしようもないけど、なんかこの人憎めへん」と思わせ

てしまう『何か』を持っている。理屈では割り切れないのも恋愛感情ならでは。

要は相手の充足感であり相手がどう受け止めているか

少なくとも、身近にいる彼女や奥さんが

「私がこんなにつくしてるのになんであんたはわからへんの

「私ばっかりしんどい思いしてなんであんただけそんな好き勝手するねん

な状態で寛容な心で相手を受け入れるはずがない。

日ごろからのきめ細かなケア。その延長線上にある

相手に対する信頼感があるか?ないか?に尽きる

釣った魚にえさやらん・・・とばかりに放ったからかしにしておいて、丸く収めようと

思っても、そらあかんわ!!

恋愛上手な男は「気配りの達人」。彼女も奥さんも充足感があるからいい関係が

築けるし、別れ際もきれい。ビートたけしや志村けんが恋愛でごたごたしないのは

このへんにポイントがあるのかも・・・

これって仕事にも通じる。だから恋愛上手な男は仕事ができる。仕事ができて魅力

的だからますます女にモテる・・・。