辛島です。
オリンピックが始まる。
普段からアスリートを熱血応援しているわけではまったくないけど、
なんだかやっぱりワクワクする、この祭りごと
サッカーのなでしこジャパンも初戦を突破し、世の中の「なでしこアスリート」への注目度は非常に高い。
選手へのインタビューもよく目にするし、一般の人に「なでしこの活躍、どう思いますか?」
というような質問もニュースなどでよく見かける。
一般の人の応えは、ほとんどが
「カッコいいです~!!」
私も、カッコいいと思う。
なぜ、なでしこアスリートを「カッコいい」と思うのだろう?
単に「スポーツしてるから」だけでは片づけられない気がする。
いくつかニュースを見ながら、なでしこアスリートがインタビューに答える様子を観察してみた。
そこで、得た答えは・・・
「言い澱まない」「感情的でない」
試合直後の息が切れた状態でも、負けて誰とも話したくないであろう状態でも、勝って気持ちが
高ぶっているはずだろう場面でも、
まず、「言い澱まない」。
「そのセリフ、言おうと台本用意していたのか?!」と思うくらい、ゼーハー言いながらも澱まず話す。
言い澱んでいる話し方って「そうですねぇ、え~っとぉ・・・」というふうに間が多い。
女性って「ええっとぉ」とか「う~~~ん」とか多いと思う。
間を大きくとって、相手が自然と「○○ですか?」と切り出すのを待っているのだ。
おそらく無意識に。
そして相手が言ったことに乗っかる。
言い澱み女子:「そうですねぇ、え~っとぉ・・・」
相手:「○○ですか?」
言い澱み女子:「はい~、そんな感じです。」
という具合
自分で口に出してしまっては、「そう言った自分」の責任を取らなくてはいけない。
もともと『男性の進む道を、後からしっとりついて行くのが女性』
とされてきたからであろうか・・・??????
澱みなくハッキリものを口にし、自らの道を切り開くなでしこに
男性のような勇ましさを感じて、結果「カッコいい」という言葉で表現されるのだと思った。
2つ目の理由が「感情的でない」。
これはインタビュー中の様子のことで、試合中、感情を露わに大声を出す選手も、試合後感想を求められると、
いたって冷静で、客観的に自分やチームを分析して話している。
女性は感情的になりやすい動物だ。
自分でも実感するし、友人知人を見てもそうだと思う。
勝った試合のインタビューで「まだまだです。守備の面で改善すべき点が何点か見つかっていますし・・・」と
冷静に分析する様子は男性のような頼もしさを感じて、結果「カッコいい」と表現されるのだと思った。
ここまで一気に書いて、また、ふっと「おっさん比率」の話を思いだした(2012/2/14 「おっさん比率」参照)。
「男性のような・・・」と言ってる時点で、「男性の要素が入っている」と言ってるということ。
「男性の要素が入ってる」=「おっさん比率が高い」
また「おっさん比率」の話になってしまったが、今回は(なでしこジャパンにもあやかって)「なでしこのカッコよさ」と表現したい!!
やっぱり私も「かっこいいなでしこ」なりたい
「言い澱まない」「感情的ばっかりではいけない」を意識していこう。