中村です。
※相田みつを風タイトルにしてみました
テレビの情報番組で、アフターいやウイズコロナ対策
として新しい行動様式、働き方についての議論がなさ
れている
昨朝の情報番組では、カルビーがテレワーク定着に伴
い、社員の通勤定期代支払いを撤廃し、実際に出社し
た日数分の交通費支払いに切り替えたと伝えていた。
また、別の番組では「事務所なし」「原則リモート
勤務」「年に一度忘年会の時だけ社員全員が集まる」
会社を紹介していた
コロナ禍でオフィスワークどうあるべきか?を検討し、
緊急時対策としてやむなく導入を決めた企業も多いテレ
ワーク。が、実際にやってみたら結構いける政府が積
極的に推進しようとしている働き方改革も後押しして、
一気に「テレワークいいじゃん」という流れができつつ
ある。
確かに東京や大阪で、オフィスビルが集中する駅近で
通勤に便利な地域は家賃がバカ高い。高い家賃を払っ
て尚且つ満員電車で出勤、それがイヤな人は郊外に住
居を構え毎日1時間以上もかけて出勤
そんな現状を鑑みると、この通勤ストレスがなくなる
だけで疲労感は随分軽減され仕事の効率も上がる…はず
また、昨今の情報通信技術の発達によってリモート会
議や商談が可能になり、わざわざ事務所や客先に行か
なくても話せるじゃんとなれば
確かにと思うところはある
物理的な問題以外にも、
「上司や同僚とのコミュニケーションや煩わしい人間
関係から解放されてのびのび仕事ができる」という理
由でテレワークを支持する声も少なからずある…らしい
しか~し
なんか違和感感じる
顔を合わせなくても仕事はできる…確かに
通勤時間がもったいない…おっしゃる通り
顔を突き合わせて会議する意味ある?…結論でなきゃ
時間の無駄か
その通り
でも
◆一見無駄と思える中に大切なことはないのか
◆一見煩わしいと思える人間関係の中で社会生活に
必要な 大切なことを学ぶんじゃないのか
顔を合わせて、場を共有して『何する?』じゃなく、
顔を合わせ、場を共有することそのものに
意味がある
たとえ、昭和的な古い考えと批判されようと
私はそう思う
場を共有しているから感じられるお互いの微妙な表情
や感情の機微・・・。煩わしいと思える人間関係の中で、
「我慢すること」「譲ること」を学ぶ。そして、その
学びのプロセスでお互いを理解しあい、帰属意識が醸
成され、同じ組織で共通の目的・目標を目指す意識や
意欲が芽生える…。これこそが、一人仕事では得られ
ない組織で仕事をする醍醐味。やりがいや達成感では
ないのか。
そうでないなら、もはや組織に属する意味などない
帰属意識という言葉自体がダサい・古臭い
そう思われてもいい
定時出勤、フルタイム勤務にこだわっているわけでは
なく、フレキシブルでそれぞれの状況に応じた働き方
があっていい。現にうちもメンバーがそれぞれの状況
に応じた働き方を取り入れている。
でも、あくまでも基本はリアルワーク
顔を合わせて、会話してお互いの空気を感じ、感じあ
いながらみんなと一緒に働きたい