女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

一緒にいたい・・・仲間だもの

2020-06-29 | 日記

中村です。


※相田みつを風タイトルにしてみました


テレビの情報番組で、アフターいやウイズコロナ対策
として新しい行動様式、働き方についての議論がなさ
れている


昨朝の情報番組では、カルビーがテレワーク定着に伴
い、社員の通勤定期代支払いを撤廃し、実際に出社し
た日数分の交通費支払いに切り替えたと伝えていた。
また、別の番組では「事務所なし」「原則リモート
勤務」「年に一度忘年会の時だけ社員全員が集まる」
会社を紹介していた


コロナ禍でオフィスワークどうあるべきか?を検討し、
緊急時対策としてやむなく導入を決めた企業も多いテレ
ワーク。が、実際にやってみたら結構いける政府が積
極的に推進しようとしている働き方改革も後押しして、
一気に「テレワークいいじゃん」という流れができつつ
ある。


確かに東京や大阪で、オフィスビルが集中する駅近で
通勤に便利な地域は家賃がバカ高い。高い家賃を払っ
て尚且つ満員電車で出勤、それがイヤな人は郊外に住
居を構え毎日1時間以上もかけて出勤
そんな現状を鑑みると、この通勤ストレスがなくなる
だけで疲労感は随分軽減され仕事の効率も上がる…はず


また、昨今の情報通信技術の発達によってリモート会
議や商談が可能になり、わざわざ事務所や客先に行か
なくても話せるじゃんとなれば


確かに
と思うところはある



物理的な問題以外にも、



「上司や同僚とのコミュニケーションや煩わしい人間
関係から解放されてのびのび仕事ができる」という理
由でテレワークを支持する声も少なからずある…らしい



しか~し


なんか違和感感じる


顔を合わせなくても仕事はできる…確かに
通勤時間がもったいない…おっしゃる通り
顔を突き合わせて会議する意味ある?…結論でなきゃ
時間の
無駄か



その通り


でも


◆一見無駄と思える中に大切なことはないのか
◆一見煩わしいと思える人間関係の中で社会生活に
 必要な
 大切なことを学ぶんじゃないのか



顔を合わせて、場を共有して『何する?』じゃなく、
顔を合わせ、場を共有することそのもの
意味がある



たとえ、昭和的な古い考えと批判されようと



私はそう思う



場を共有しているから感じられるお互いの微妙な表情
や感情の機微・・・。煩わしいと思える人間関係の中で、
「我慢すること」「譲ること」を学ぶ。そして、その
学びのプロセスでお互いを理解しあい、帰属意識が醸
成され、同じ組織で共通の目的・目標を目指す意識や
意欲が芽生える…。これこそが、一人仕事では得られ
ない組織で仕事をする醍醐味。やりがいや達成感では
ないのか。


そうでないなら、もはや組織に属する意味などない


帰属意識という言葉自体がダサい・古臭い
そう思われてもいい

定時出勤、フルタイム勤務にこだわっているわけでは
なく、フレキシブルでそれぞれの状況に応じた働き方
があっていい。現にうちもメンバーがそれぞれの状況
に応じた働き方を取り入れている。


でも、あくまでも基本はリアルワーク
顔を合わせて、会話してお互いの空気を感じ、感じあ
いながらみんなと一緒に働きたい


仲間が増えました

2020-06-16 | 日記

中村です。


ただ今、アイプラス新卒採用活動真っ只中


入社5年目社員、新入社員、中村3名



事業理念・経営理念他会社の全体的なこと・・・中村担当
仕事の中身と面白み、社風など・・・入社5年目担当
入社を決めた理由、実際働いてみて感じること・・・新入社員担当


役割分担して説明会を行っている。


毎年説明会で「何話そうか?」考える


ナビやHPに記載されている情報・・・読めばわかる

学生たちが聞きたい「どんな仕事するん?」や「ど
んな雰囲気の会社なん?」
は、年齢の近い先輩社員
のほうがリアルが伝わる



とすれば、アイプラスが何をするために存在し、何
を大切に会社運営しているのかという
べースとなる
考え方(=理念)が自分の担当すべき
分野だという
ところに落ち着く




理念のない会社はない。ここで言う理念は社長室
額縁の中でチンと納まっているお行儀のよい言葉の
とではない。創業者が会社を立ち上げた際の志やこ
ありたい熱~い想い(あるいはそれを言葉にした
もの)。それは、ある時には社員
達の「なんのために
働くのか?」に答えを与え、ある
時には判断のモノサ
シになるべきもの。



実際には、


理念が社員に浸透している会社とそうでない会社があ
る。特に、経営者が創業者から2代目3代目へ代替わり
したり社員数の多い会社はどうしても理念が薄れがち。


理念が浸透している会社=いい会社


とは思わないが、これだけは言える。


理念を強く打ち出す会社は、共感できる人には居心
地がいいが、そうでなければ居心地が悪いと言うより、
いられない。


「合う」「合わない」「好き」「嫌い」がはっきりする


職種や採用条件は少々妥協しても、理念だけは絶対妥協
すべきでない。「なんか違う」と思ったら、やめたほう
がいいし、共感できれば、あとの条件はなんとでもなる



アイプラスは理念がはっきりしている



採用人数は毎年1~2名



アイプラスの仕事内容が・・・
アイプラスの福利厚生が・・・
アイプラスの採用条件が・・・


ではなく、アイプラスの理念(考え方)と自分の考
えや就職活動の軸が近い学生と出会いたいし、理念
に共感して入社して働いている社員達を見て、「一
緒に働きたい」と思える学生に入社してほしい。




今年1名内定者が決まった。



彼が自らの就職活動を振り返ったブログのメッセージ


~以下内定者のメッセージ

(前略)

就職活動を続けているうちに、
ふとこんなことを思
うようになりました。

 

「この人たちと仕事がしたい!」

「こんな人になりたい!」

 

面接官や人事の人を見て、このような感情を抱くよ
うになってから、僕の企業選びの軸は

「誰と仕事がしたいか」

に決まり、スムーズに就活を進めることができるよ
うになりました。面接も進み、内定をもらい、ある
上場企業に決めようと思っていた時、ふとこんな不
安が頭をよぎりました。

 

「面接で出会った人達は確かにかっこいい。でも入
社後ほんまにこの人達と一緒に仕事できるんか・・・?」

 

その企業は全国規模で、全国各地に勤務地がある。
どこに配属されるかわからない。自分が憧れた面接官
と同じ部署になる可能性は低い・・・。


「あかん、あかん、そんなん。自分の一生を決める仕
事仲間は絶対自分で選ぶ

 

思い直して就活再スタート

「この人たちと一緒に仕事がしたい
と思った人と
一緒に働ける環境の会社を探しました。

 

そんな中でアイプラスに出会った。

説明会で、

出会い大切にしている」
関西で約20名の仲間と切磋琢磨できる」
で選んでいる」


と聞いて

「ここしかないやろ

 

そう思えたのです。

 

そして面接で接した年の近い先輩社員達が、会社の
メンバー
だけでなく、クライアントや採用活動中の
学生
等自分達と関わる全ての人の思いを大事にして
いる
ことや仕事に対する情熱を聞いて、

ほぼ即決で、入社を決めました。


(後略)


ここまで読んで、選考中の彼の携帯に電話して、


「次(の選考)に来る時までにご両親ともちゃん
と話しておいてね」

と伝えた際、


「はい、でも僕の心は決まってますから」

という迷いのない返答を思い出した。


採用活動継続中。

私たちと一緒に働きたいと思ってくれる学生、
私たちが一緒に働きたいと思える学生



お互いに、「この会社いい」「この学生いい」
ではなく「この会社いい」「この学生いい」
と思える出会いをしたい。

 


組織人に求められる品格

2020-06-08 | 日記

中村です。

 

「品格」
辞書的な意味は、その人や物に感じられる気高さや
上品さ、品位のこと。


人に関して品や品格に訴求する際、「上品なおばさん」
や「品のない笑い方・・・」など多くはその人の見た目や
言葉遣い、話し方、立ち居振る舞いなどを指す。


しかしながら「品の良さ」は、見た目や言葉遣い、話し
方、立ち居振舞いなど表面化した言動を指すのではない。
それらは、あくまでもその人の心構えの有り様が滲み出
ているに過ぎない


では、心構えのベースは何か?



それは、会社や家庭、地域や友人関係など帰属するコミュ
ニティにおける自分自身の立ち位置の認識度合い



立ち位置は、全体の中での自分の位置づけ=ポジショ
ニングによって決まる。立ち位置を認識する
には、周りとの関係性の中で「こちら側」か「あちら側」
を分ける境界線、距離感の「近い」「遠い」を判断する
モノサシが必要。


会社における立ち位置は、指摘を「受ける側」から「する
側」に。営業担当をサポートするアシスタント職から自ら
客先開拓に出向く営業担当へなど所属するコミュニティに
おける自分の役割や成熟度に応じて変化する。


品のある人とは、


自分のスキルや能力を過大(あるいは過少)評価するこ
となく、全体の中での自らの果たすべき役割と目に見え
ない境界線を守って行動し発言できる人



入社後3~4年経過し、会社や担当業務に慣れ、任される
仕事や担うべき役割が増えてきた時、抜き打ち試験のよ
うにこれらが試される。


特に、役員秘書や営業アシスタント職など自分がメイン
でなく役員や営業担当をサポートする職種の人は要注意。


自分とサポートする人を同化してしまい、無意識のうちに
超えてしまう・・・


こちら側とあちら側を分ける目に見えない境界線


自分(秘書)と役員は違う
⇒社員が顔色を伺い気を遣っているのは役員であって自
 分ではない。
自分(アシスタント)と営業担当は違う
⇒社内で交わされる客先に関するうわさ話。営業がして
 いるからと言って自分は関係ない


冷静に考えれば、当たり前のこの事実。
同じ案件に携わり、一緒に問題解決にあたっていても、
双方の間にある目に見えない明確な境界線。


こちら側かあちら側か

立ち位置の違いをしっかり認識できる=組織人の品格


この品格が備わっているからこそ言葉遣いのきれいさ
や丁寧さ、立ち居振る舞いの美しさが活きる。

自分の立ち位置を認識して仕事ができる品のある組織人
を育てていきたい。