中村です。
2年ほど前に極度の貧血状態に陥り会社の近くのレディースクリニックに駆け込ん
だ。それ以降、定期的に訪れて検診を受けている
受付⇒受診⇒会計 時間にすると約一時間の滞在。その間予約の患者さんも含め
何人かの患者さんがやってくる。
その雰囲気は例外なく暗い。
暗いというか不安そう。受付の声は消え入りそうに小さく、表情はうつむき加減で伏
し目がち。
考えてみれば当たり前。病院に来るのに、とびっきりの笑顔で元気に
「よろしくお願いしま~す」
は違和感がある。
とは言え、病院にいる1時間程度、マイナスの『気』に触れているとなんとなく気が
滅入る。
私の場合、検診が目的で特に具合が悪いわけではないのに、悪くなったような気に
なってしまう。
一方、先生はとびっきり明るい。
①声がでかい
②「がははは」と豪快に笑う
③体つきも安定感があって頼りになる。
THE大阪のおばちゃんって感じ!
診察室内の話声が外に筒抜けで外にいるこちらが気をつかうほど・・・。
今日の受診の際、
「最近は、(病気じゃないのに)なんとかして自分を病気にしたい人がいて
・・・。困ったもんね。いかに自分が病人かってことを延々と話し続けて、認
めるまでやめないのよ。それだけ幸せということなのかしらね・・・」
と少々あきれた表情で話していた。
ふと思う。
私ぐらいの年齢になると、やれストレスだ!更年期だ!とちょっとした体調不良に
もっともらしい理由をつけたがる。またテレビや雑誌でもそれらしい特集が組まれ、
そんな気なくても、「ひょっとして私○○かも・・・」いう気になる。
現に、
大汗かいている ⇒ 「桂ちゃん、それホットフラッシュと違う ?」
なんとなく体調がすぐれず、些細なことでいらいらする ⇒ 「更年期かもね」
と周りから言われる。
で、その後例外なく「診てもらったら?」と続く。
でも、良く考えたら
『汗かき』は今始まったことちゃう
人間誰しも『いらいら』することあるやん
確かに「そう思いたい!」と思う時もある。
でも、仮にそうだったとして状況が変わるか?
NO
周りに変に気をつかわせるだけ。
あかんあかん!
ストレスでも更年期でも、それを理由に仕事を休んだり楽することができない以上、
ごちゃごちゃ言っても仕方がない。しんどいなら休めばいいし、体調が悪いなら治療
すればいい。
少なくとも、これらを言い訳や逃げ道にすることだけはやめよう!!