息子が町の消防団に入って5年目になります。
これまでも、ボヤを含め何度か出動していますが、
死者が出たり、家屋全焼の大火事も三回もありました。
今夜も午後8時半頃火災発生の連絡が来て、
山間部にある民家の建物火災との事で出動しました。
10時になっても11時になっても鎮火のお知らせが流れず、
これは大火事になっているなあと思いつつ、眠りに付こうとした午前0時
息子からケイタイに電話がありました。
「やっと帰れる事になったんだけど、車のバッテリーがあがってエンジンがかからない」
との事。
山の中なので父の軽トラックで行ったのですが、
慌てていて、ライトを消さずにエンジンを切ったので、バッテリー上がりになったようです。
寝ているだぁりんを起こして、二人で、まずは会社にブースターケーブルを取りに行き
不確かな場所を探して山の中に入って行きました。
途中、先輩の車に乗って下りて来た息子と合流し、軽トラの置いてある場所まで行って、
ケーブルをつないでエンジンをかけたのでした。
火事は家屋が全焼、裏山にも類焼し家人が一人亡くなるという大惨事になりました。
地元の消防団員は不明者の捜索や、残火処理でこの時点でもまだ帰れない状況だったようです。
火事は怖いです。
一瞬にして全てが無くなります。
改めて、防火に努めなくてはと思いました。