桔梗原

なははな一日

おー次郎がやってきた

2011-10-21 23:27:55 | 生活
農機具には面白い名前が付いているっていう話は何度もブログに書いています。
梨やりんごの受粉用の機械は『ラブタッチ
籾の発芽機『芽でた君2
そして柿の皮むき機『ムッキー
約10年間このムッキー君のお世話になって干し柿用の柿を剥いてきました。
ムッキーはへたの周りの皮を剥かれた柿を三本の針で刺して、周りの皮を剥きます。
全自動で調子よく皮が剥けたのですが、針の穴の部分にカビがはえることがあるという欠点がありました。
これが、JAへのクレームとなることがあり、二年後には針式の機械の使用が禁止されることになったのです。
ムッキーは120万円の機械ですが、どんなに高い機械でも使えないとなれば買い替えるしかないのです・・・
まったくもって農家泣かせのJA指導ですが、これもいたしかたない。
でも、新しい機械を買うなら、もう干し柿を作らないという高齢者の農家もたくさんいます。
う~~ん、難しいですよね~

まあ、そんな訳で我が家でも買い替えをしました!
新しい機械は2種類あって、これが兄弟でして・・・
吸引式の柿剥き機で、性能が高い方がお兄さんで“Qちゃん”と言います。
引だからQちゃん!そうおばけのQ太郎のQちゃん。
我が家が買ったのはその弟分なので“おー次郎”(O次郎)なんですよ~

最大性能でおー次郎はQちゃんより劣るのですが、我が家規模ならこれで充分。
それでもコンプレッサー込みで160万円しますから、採算がとれるのはいつのことやらですね。
今日は使い方を業者の方が教えに来てくれたのですが、
①お皿に乗った柿がヘタを剥かれ
②自動でアルコールが噴射され
③吸引された柿が皮を剥かれてコンテナにポトン!
いや~面白い!

オマケに一品
肥料の苦土(くど)で、名前が「源さん」頑固者で土に撒いたら土がシャキっとしそうですよね~(笑)

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3 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2011-10-22 08:44:10
なんと160万円!、背に腹は代えられないとはいえです。省力化と衛生面万全とはいえです。
お手入れもですが、人様に分からない所で費用が掛りますね。
その柿の収穫だけでも大仕事でしょう。
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おもしろそ~~~っ (aiちゃん)
2011-10-22 16:48:23
この機械たちの名前は名称なの?
それとも愛称?
面白いね~~~~
分かりやすくて呼びやすいね

見たいわ~~~目の前で!
この機械が作業してる所
機屋の機械も面白いけど柿がみるみるうちに裸んぼうになっちゃうんだもんね(藁)
あぁ~れぇ~~~って感じだよね(*^_^*)
返信する
頑張って柿むきます (ロビン)
2011-10-25 22:29:43
☆kazuyooおばさま
特殊な機械などは大両生産ではないので、どうしても高価です。
でも、機械化されていなければ、とても出来ない作業ですしね・・
農業だけではないでしょうが・・
いよいよ干し柿の時期になりました。
いよいよというか、もうそんな時期なのか~と思いますが(笑)

☆aiちゃん
aiちゃんは控えめな女性だって思ってるよ!
コメントは辛口過ぎた?泣くな!
機械の名前、愛称じゃないのよ~
真面目に名称なんだよ。
「おー次郎の部品下さい」とか言うのよ。
試運転したけど、面白くて見惚れた!
柿があれ~~~~ぇとかしゃべったらうるさくてかなわないよね(爆)
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