桔梗原

なははな一日

月日の流れ

2006-06-12 14:16:06 | 生活

一年前の6月12日けんちゃんが20歳という若さで天国に旅立って丸1年が経ちました。
あの時はもう夏ツバキの花は満開だったのに、今年はまだ蕾です。
同じように季節は流れているようで、少しずつ違っているのかもしれません。
けんちゃんとは、子供達が小さい時はたまに旅行やドライブに行ったのだけど、子供達が大きくなってからは、出かける機会も少なくなりました。
亡くなる2~3年前からはいつも家にいたので、私は今でも、けんちゃんはお家にいるような気がしてしまうのです。
けんちゃんの仏壇にお線香をあげて来ました。
けんちゃんのおかあさんと「もう一年・・・まだ一年なのかしらね・・・」
いろいろな思い出話をしてきました。
けんちゃんのおかあさんは、半年前から介護福祉士の資格を取るための講習に通って、無事資格を取りました。
生前、けんちゃんが医療関係や養護施設にいろいろお世話になったから、恩返しの仕事が出来れば、との思いからだそうです。
最近は親子の悲惨な事件が世の中を賑わしています。
「子供は親を選んで生まれてこれない」と言うけれど、けんちゃんは彼女を母とすることをしっかり選んで生まれてきたのだとしみじみ思いました。



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3 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2006-06-12 14:26:08
20才とはいかにも短いですね。とはいえ、きっと何かの役に立つためにこの世に来られたのでしょう。

夏椿の花を先日ブログで拝見しましたので、檀家寺へ墓参りのついでに確認しましたが、奈良でもまだ蕾でした。ひっそりと咲いてくれますね。
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そういえば・・・・ (はなこ)
2006-06-12 15:19:58
去年、ロビンさんのブログでその時の様子を読ませていただきました。もう一年たったのですね。自分より先に子供を亡くす事はとても辛い事だと思います。これは経験したことのある人でないとわからないのかも?と思います。
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一年なんて・・ (ロビン)
2006-06-12 23:26:22
☆kazuyooおばさま

一年という月日は長いようで、短い年月です。

もちろんけんちゃんはけんちゃんの家族、私の家族、周りのみんなにいろいろなことを教えてくれて、考えさせてくれた素晴らしい青年だったと思います。

決して無常ではないのですね。



☆はなこさん

そうですね。

私も、我が子が先に死んだら・・と考えただけで身震いがします。

これが普通の感覚だと思うのですが、今はそう思わない親がたくさんいるのが信じられませんよね。

彼女も一時はがっくりして、なにもやる気が起きなかったそうですが、今はしっかり立ち直って頑張っているので、私の方が元気をもらっているのです。
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