桔梗原

なははな一日

ゼロ磁場ですって

2008-11-25 08:22:30 | おでかけ
信州の片田舎に住む私ですから、未だ田舎の風習の中にどっぷりと浸かった生活な訳で・・・
連休の中日は自治会の隣組(三組)のみんなで‘隣組慰安遠足’に行って来ました。
その年の組長さんが計画を立てて、各家夫婦、親子で参加します。
10年前はみんな子供が小さかったので賑やかでしたが、今じゃ子供の参加はありません。
(唯一小さい子供のいるタケシマさんは結婚式のお呼ばれで欠席でした)
こんなところにも少子高齢化の波がどどーーーーと押し寄せているのです。
朝9時頃出て、夕方4時頃帰って来れる範囲のお出かけですから、行き先を考えるのが一苦労です。
来年は我が家が組長です。今から悩んでいます。

今年は伊那のグリーンファームという産直のお店に寄って、
長谷村を通り分杭峠を超えて大鹿村に行き、
ここの温泉でお昼の会食というコースです。
長谷村の南アルプス村の中のパン屋さんのクロワッサンがとっても有名で、県外からも買いに来るのですが、
焼きあがりの時間に合わないと中々手に入らないのです。
今回は組長さんがあらかじめ予約を取ってくれたので、しっかり買って来れました。

長谷村から大鹿村に抜ける山道の分杭峠(ぶんくいとうげ)
元極学という中国政府が公認する気の研究団体の創始者である気功師・張志祥が平成7年に来日した際、分杭峠に「気場」を発見したとされる。「健康に良い『気』を発生させるゼロ磁場地域である」と称され、マイナスイオンブームの際にマスコミに取り上げられたことでかなり有名になった。 日本最大、最長の巨大断層地帯である中央構造線の真上にあり、2つの地層がぶつかり合っている、という理由から「エネルギーが凝縮しているゼロ磁場であり、世界でも有数のパワースポットである」と称されている。

そうですよ。ここから湧き出る水がこれまた有名で水を汲みに来ている観光客がたくさんいるそうです。
私たちは雪景色にびっくりし、「ここで降りて歩きますかあ?」という組長さんに
みんな揃って「ヤメマイ(止めよう)ヤメマイ」とさっさとバスで通り過ぎました。

大鹿村は日本の美しい村に登録されていて、
標高が800メートル~1000メートルもあり「日本のチベット」と言われています。
こんなに山奥なのに、なんと大鹿には塩分を含んだ湧水が出て、
塩も精製できるという不思議もあります。
この井戸水を飲みましたが、すごくショッパイのです。

お昼のお膳はこれぞ田舎料理って品揃えでした。
中でもこの鯉の甘煮は昔からお祝や行事の時のメインディッシュです。
海なし県の長野県では川魚の料理が多いのです。
私は川魚は泥臭いので苦手なのですが、この甘煮だけは大好きなんですよ。

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4 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2008-11-25 09:28:39
山の上に塩水ですか。貴重ではあっても、ここで生活するとなると真水も必要ですよね。昔は住んでおられなかったのかな?。
鯉の甘露煮ですか。子供のころにコイやフナを大豆と一緒に甘辛く煮て--、池さらえでもらった魚を泥出しして、炊いてくれたのを思い出しました。
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Unknown (あけみ蝶)
2008-11-25 22:01:27
こんばんは!
フォークリフトの免許取れたのですね。
おめでとう。免許の写真面白いですね。(笑)
自治会の1日日帰りコースはありますが
自治会の隣組(三組)でいいですね。

信州の旅では、伊那インターは、いつも通り過ぎます。
信州は、広いですね。
南アルプスになるんですね。
ゼロ磁場面白そうですね。
塩分を含んだ湧水も珍しいですね。
滋賀県も琵琶湖があるので鯉の甘露煮多いですよ。
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遠足~ (維真尽(^.^))
2008-11-26 08:24:38
いいですねぇ 

近所が仲がいいという事ですね
(^^♪

湧き水~海とつながってるんでしょう~か
自然の不思議ですね (^_-)-☆ 
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不思議な村です (ロビン)
2008-11-28 16:01:43
☆kazuyooおばさま
もちろん、真水もありますよ。
今も住んでいる人もたくさんいます。
村人が毎年‘村歌舞伎’を上演して、結構有名なんです。
鯉料理で私が食べれるのはこの甘煮だけです。

☆あけみ蝶さん
今度は伊那インターで降りて、長谷村、大鹿村と秘境を歩かれてはいかがかしら?
一声かけて頂ければ、馳せ参じます。
ゼロ磁場の水は身体にとってもいいんですってよ~

☆維真尽さん
ここは標高800メートルです。
なぜここで塩水が・・
なんと数万年前はここも海の底だったんですって。
隆起したさい、塩水が閉じ込められたそうです。
御近所付き合い、ホントにいい関係です。
住み心地がいいってことはいいですねえ。
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