中華のお店には、2種類あります。
料理の出るスピードも速くて、お味にパンチがあって、コッテリ系。ビールも進むし、白メシも進む。ひと口食べると『ウマイ!!』とうなりたくなるようなお店。
そんなタイプのお店も、キライじぉない・・・・・というか、むしろ好き
一方、それと正反対のこぎれいで、味付けあっさり系でちょっと高級感があって、おもてなしにも使えるお店。
昨日、飲み友達K子ちゃん夫妻と行った中区十日市の『北京料理 桂蘭』は、後者の方のお店です。
店内は清潔に清められていて、味付けはさっぱり、美しい盛り付け。昭和42年創業の老舗です。
前菜3種盛り。見て、この美しいビジュアル。
優しくて、ほっこり、トロ~リの白菜のクリーム煮。トロ過ぎず、硬すぎず。酒豪K子ちゃんをうならせる白菜。
プロの味とワザの油淋鶏。唐揚げの甘酢じゃなくて、骨付きの鶏手羽の姿揚げ。こんな油淋鶏は、他ではお目にかかりません。皮のパリバリ感が素晴らしいです。
必ず頼むのが、花巻。アツアツでフワフワです。
カニと卵の炒め物。もちろんカニカマじゃなくて、カニのほぐし身だよ。
麺も欲しいところ。卵に豚肉、きくらげ白菜、青梗菜、とチャイニーズ具材たっぷりの五目そば。塩味であっさり。
ここは高齢の両親に中華を食べさせたい時に、連れてきます。優しくて、さっぱりめ、お品の良いチャイニーズ、そんなお店です。
反動で、油ギトギト、舌ヒリヒリの『鉄人酒家』にも、モーレツに行ってみたくなりました。
そういえば、酒豪K子ちゃん、こんな優しい中華を肴に、大きなグラスで、紹興酒のロックを4杯は空けてたなぁ~。さすが、としか言いようがない・・・・・
ランキング参加中です。ポチッとお願いします