巷でなにかと噂のコッペバンの店『松本幸司の世界観』
半径10メートル範囲内には、食パンの乃が美もあれば、コッペパン専門店の大瀬戸3号店もある。ちょっと歩けばアンデルセン仮店舗も。紙屋町パン戦争勃発している危険地帯にそれはあります。
・・・にしても、昨今にわかにコッペパンブーム。
数年前のモチモチ白い鯛焼きの盛衰を知っている身にすれば、コッペパンが白い鯛焼きと同じ運命をたどらないことを祈るだけ。いま白鯛焼きの店は、一軒も無い。
オーナー松本幸司氏の発する自己愛に、わりとフツー人のワタクシはたじろぐ。公式サイトの自己紹介のクセがすごい。
パンをいれるショッピングバック上でも、松本幸司氏の自己主張が。
どちらかというとシュールな世界は好きです。
万人受けしないキャラで立っているものは、ガンバレとエールを送りたいし、自己主張も自己愛も、突き抜けていれば、むしろあっぱれと思うけど。
・・・で店内に入ったら、働いているのはお若いお嬢さんたち。アラ残念。松本幸司さんは、いらっしゃらないのね。
注文したその場でこしらえてくれるのですが・・・・サイズ大き目でもあり、お値段わりとお高め。確信犯的B級総菜系コッペバンもあったけれど・・・ここはオヤツ系を。
パンがかなり柔らか~めで、一番人気のレーズンバターのマツモトバターサンドを持って帰ると・・・・・か・・・
悲惨なことになっとった(涙)ハイカロリーの塊と化していました。
バッグの中で押しつぶされたか、みごとに、つぶれとるがな。
食べものって見た目も大事なんで、このつぶれたコッペパンだけで、松本幸司の世界観を語れません。
ハード系パン好きなので、コッペパン自体にそこまで惹かれないんだよなあ。リピするかどうか・・・ちょっとお悩み中。
世界観を体験しようと訪れる人がひと段落したあと、熱しやすく冷めやすい広島県人の心を離さずに、評判を維持し続けることが出来るか、よけいなお世話ですが心配です。
オープン1カ月のめでたい期間です。ドカンと派手にやっちゃって。