Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

春を満喫@懐石料理 點心

2018-04-27 | そとごはん

  広島ブログ

もうすでに初夏気候ですが・・・少し前のことなので、春バージョンの話題で。
先日の寒い寒い日写真サークルの春の撮影会のあと、サークルメンバー一同でランチを摂ったのが、上瀬野にある懐石・茶事料理の『點心(てんじん)』です。

茶道の上田流宗家の料理番をされていたオーナーさんが、ご実家を改築されて懐石料理のお店をされています。
・・・というか、たいして改築はされてません。
客室や裏方あたりも、かなり生活感が出ているので、懐石独特のお上品なムードは想像しないほうが・・・・


インテリアはさておき、お料理はかなりの本格派。
このお重には、いったい何種類の料理が入っていたでしょうか。桜・菜の花、鯛の子、白魚と季節のものがふんだんに。

蝶の型押しご飯は、ツクシと蕗の葉。わぉ!!ここ数年食べたことない春の味覚のツクシ。

豆腐田楽も季節感あふれた木の芽みそで。

天ぷらの題材は、春だからタラの芽は想像できますが・・・・『これ何???』とみんなが首をひねった食材は・・・・たんぽぽの葉っぱに、椿の花びら、ウドでした。
ツバキの花びら、食べちゃったよ。

椀物は桜餅に見立てた、海老真薯の入ったおすまし。なんて可愛いらしい。

デザートも、やはり春を感じさせるロール状の上用饅頭。グリーンの餡はうぐいす豆の餡。そして、飲み物は、ここはやはりコーヒーじゃなくて、お薄でこそコンプリート。
黒文字はお庭の桜の小枝をポキリしてきたそうです。

食後は、100坪以上はあるだろうお庭を散策させていただきました。樹齢100年以上の大木もたくさん。食材の多くを、このお庭で調達するとか。

この素晴らしいお料理の全部をこしらえてるのが、若干24歳の素朴な印象の板前さんです。
「まだまだ修行中です」とはにかむ感じに、母性本能くすぐられて、おばちゃん一同応援しちゃうわ。

懐石料理は高いという印象ですが、ランチは3000円でした。
これだけ食材豊かで、本格的な和食を舌に目に楽しませてもらって、このお値段は破格。上瀬野町という場所柄、郊外価格なのでしょうか。
広島市内へも仕出しを承っていらっしゃるそうですから、我が家の法事の際には・・・・とメモメモ。

  
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