日本は、毎年災害の起きない年は無い災害列島になってしまった。
史上最大とか、50年に1度とかの表現が頻出するようになりました。
これも地球温暖化の影響でしょうか。
「人類の文明史の転換期に来ている」と尊敬する造園家の涌井さんが発言していましたが、その通りかと。
いつなんどき、自分の身にふりかかるかわからないのが自然の脅威。
去年の西日本豪雨災害で自分自身が被災したとき、目の前を大木や車がゴロゴロと流されていくのを見て、足が震えて、立ちすくむという感覚を初めて経験しました。
水が迫ってくる恐怖というのは、言葉では言い表せません。
テレビで『必ず救助が来ます。落ち着いて待っていてください』とくりかえし呼び掛けていました。
孤立した屋根の上に、小さいお子さんの姿が見えたりすると「頑張って!!」と画面に向かって思わず言葉が出ます。
千曲川の決壊した堤防付近では、すでに重機が稼働している様子を、テレビで見ました。
日本の土木力はものすごいんだというのは、西日本豪雨のあと実感しました。
1秒でも早く、水が止まるのを祈るばかりです。