「il nebbio(イル ネッビオ)」でのディナーの続きです。
前編でお通し、前菜2皿、お魚料理、パスタと5皿をご紹介。どのお皿も手が込んでいていちいち「きゃあ」と喜んでは、いよいよ最後のお肉のメイン料理です。
お料理にあわせて良いワイン置いてるんだろうなぁということは、ワイン音痴のワタシでもわかりました。「さっぱり」「渋い」ぐらいしかワインは判別できませんけどWWWそれでもわかる、いやホント。
グラスワインだけど、takakoさんリクエストのモンテプルチアーノを開栓してくださったしね。飲み干し寸前画像でスイマセン。このグラスも素敵。良いワインは良いグラスで。
さてさて最後のお肉のメイン。仔牛すね肉とインカの目覚めのストゥファート サフランリゾットのチップ。
ちょっとちょっと、なんでリゾットをわざわざチップに仕立てるの????リゾットのままでもよくない???なんでそんなめんどくさいことやっちゃうの???
リゾットをかじるという前代未聞な体験。パリッパリっのリゾットでした(笑)おいしっっ。
仔牛肉は、まずはこんなビジュアルで。
ワイン煮込みをした仔牛肉をさらにパラフィンに包んでさらに蒸し焼きにしてるんですって。
メイン料理をサーブしてくださったのは、優しい面立ちと語りの谷口シェフご自身。テレビで見る姿と一緒(笑)
中はどんなだろう???とワクワクしながらオープン・・・・すね肉ホロホロ。インカのめざめはホクホク。
じっくりと火入れした柔らかさで、お肉の滋味がじんわり。
ドルチェをシェアしあうのは、女子会のお約束。3種類をチョイスしました。
このドルチェがどれも感動的。美味しいうえにビジュアル最強。
このまん丸いのがティラミスですって???ココアパウダーで包んだティラミスを揚げた???その下にはコーヒーで煮た小豆。もうビックリです。
ケーキ屋さんじゃないのに、ケーキ屋さん以上の驚きのアイデア。
いちごのカンノンチーノ(カスタード入りの棒パイみたいなの)とピスタチオのジェラートぽいの。
なんてなんてラブリー。
ドルチェって料理以上に見た目が大事。このかわいらしさに「きゃあきゃあ」言ってる間に、ジェラート溶けるWWW
じゃぼんを使った色々ドルチェ3種類。見たことも聞いたことも無い「じゃぼん」安芸津だけで採れる柑橘類なんですって。
広島県民ながら知りませんでした。安芸津と言えば「じゃぼん」じゃなくて「じゃが芋」ぐらいしか。
手前はソルベ。奥はゼリー。この2つはかなり酸っぱい。小さなゼリーも上部はじゃぼんで下部は卵白。これだけでも手が込んでいます。
真ん中は、じゃぼんと自家製リコッタチーズのケーキ。自家製!!!リコッタチーズを自家製するのか???
最後のお茶と小菓子2種類。ビスコッテイとメレンゲ菓子。メレンゲの中にナッツクリームが隠されて、どれもこれも隅々まで手が込んでます。
全部の食事を終えるのに3時間。ゆっくり、じっくりお料理を堪能して、しみじみ。
期待を裏切りません。早くも名店と言われる由縁がよーくわかりました。
こういうお店はドリンク無しというのはちょっとアレなんで・・・・グラスワインを入れると1人当たり約1万円。
しょっちゅうはムリだけど、お店の全貌を味わうのは、やっぱりディナーだなぁ。
あれもこれも驚きのお料理をいただけてホント幸せ。目福、舌福。また行きたくなりました。