Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

人情と芸と・・・『赤めだか』

2019-01-26 | カルチャー

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ギャグやコミックものではなく、真面目に描かれた物語で、ぷっと噴き出してしまう本は、めったにありません。

しかも、これが実話だっていうんだから。

先日、独演会へ行って「うまいなぁ」「すごいなぁ」と感心した当代随一の人気落語家 立川 談春(下町ロケットの佃製作所の殿村さん)談春さん、古典落語が本当に上手で、惚れ惚れしました。
その立川 談春が修業時代のことを書いた自伝「赤めだか」です。

談春の師匠は、立川 談志。ワタクシの印象では、キテレツな人というイメージしかない。落語会の岡本 太郎的な??
談志の実像は、想像以上に破天荒でしたが、そういう強烈なキャラクターのそばにいる人にとっては、媚薬みたいなもので、ふり回されながらも、それがたまらなく魅力なんでしょうね。
談志一門の「ぷっ」と噴き出す突拍子の無さが、まあ面白い。

 
おかしみだけじゃなく、落語協会を脱退した立川 談志と、伝統を守りぬく立場の落語協会会長の小さん師匠との両者の思いが交錯する最終章は、「芸」と「人情」が行間にあふれていて、読みながらフルフルします。
落語に詳しい友達のオカミがこの本をバイブルと言っていました。わかる~。

オットも読んでみたいと思ったようで「もう読んだ?」「まだ??」と、さかんに督促するので・・・・読み終えて、そくオットに渡しました。
朝の通勤途中に少しはページが進んだだろうと『面白いでしょ』とLINEしたら・・・・「朝はJRが空いてて座れたので、寝てしまいました。帰りは絶対に読みます」と言い訳LINEが戻ってきましたが・・・・
夜のJR車内のほうがもっと空いてるはずなので『夜のJRが空いてて座れたので寝てしまいました。』・・・・となるような気がする(爆)


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ティールームで郷愁を味わう@FORTNUM&MASON

2019-01-25 | パン・スイーツ

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先日、家族で出かけた折にお茶でもしましょうと。

お嫁ちゃんが『ずっと気になってて・・・』とあげたのは、三越地下の「FORTNUM&MASON(フォートナム&メイソン)」のティールーム。そこ!!私も気になってた!!

ここの紅茶類、クッキー類は、まあまあお高い。紅茶ひと缶3000円とかザラにあるから。
なかなか手が届かないのですが・・・・日東紅茶のティーバックと、F&Mのアールグレイの違いなど、ワタクシにわかろうはずもない。

しかし、なぜか、生ケーキだけはお高くない、むしろ安い。ショートケーキ350円とか。
いまどき、街のケーキ屋さんでも、300円台のケーキを探すのは難しいご時世に、英国王室御用達を掲げてるんだから、もっと強気価格でよくてよ。

お安い分、プチサイズかというとそうでもない。
定番の苺のショートケーキも、スクエアな形が、なんかクラシカル。

久しぶりに苺のショートケーキ食べたなぁ。苺のショートケーキを食べると、なんだか郷愁にかられます。
紅茶は単品だと1000円台なので『たかっ!!』と思ったりもするけど・・・・こういうティールームだとポットで出てくるので、3杯ぶんはあります。
そうすると、1杯333円くらいでしょ。むしろコスパはいいんです。

それにこのルビー色。なんてキレイ。さすがイギリス王室御用達F&M。
やっぱ日東ティーバックとは、全然違うよね。おみそれいたしやした。
イギリス好きのワタクシ、いい雰囲気でお茶できました。息子がごちそうしてくれたし。



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あふれるハートフルな才能

2019-01-24 | くらし

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私自身は不器用なので、ハンドメイドができる方や、アーティストは、無条件にリスペクトします。

手先の器用な知人、友人に恵まれましたが、そのなかでもアイデアとスキルが抜きんでているのがKokorozukushiさん。なんでもできちゃうから、本職がなにかいまだ知らず。

とことんハートをモチーフにした作品を生み出し続けてます。
このポストカードを見ると、グラフィックデザイナーでもあり、カメラマンでもあり。

こちらは、わたしの誕生日に長男がプレゼントしてくれたKokorozukushiさんメイドのプリザートフラワー、もちろんハート型。 深紅オンリーで大人っぽくてスタイリッシュ。
こんなアーティスティックなプリザをこしらえるのなら、プロのフラワーアティスト。  
そして、彼女のセンスの結晶みたいなのが、このクッキー。
自分でデザインし手作りするクッキーは、どうやったら、こんなかわいく出来るのかしら(掲載は許可をいただいてます)
 
こんなクッキーを手作りできるんだから、料理研究家とかパティシエと呼んでも過言ではない。

ハート以外だって作っちゃうよ。犬好きさんにズキュン。

バスケファンが見たら涙を流しそうなこの再現力。このリアルさをクッキーで表現できるなんて、なんという腕前でしょう。

ずっと素敵だな、こんんなの作ってほしいな、あんなの見てみたいなと思っていたので、わが家の大切なイベントのオリジナルスイーツのプロデュースをお願いしました。
どんなスイーツになるかいまから楽しみだぁーーー。



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機嫌が直る@八丁堀黒きん

2019-01-23 | そとごはん

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先日の土曜日、オット、長女と出かけたときに、おいしいものを食べようと、事前にある洋食店を予約していました。

当日、お店に行くと「予約ありませんけど?」みたいなそっけない態度。
ワタクシのスマフォの発信履歴などを見せたりして、結局予約ノートには、前日の金曜日にワタクシの名前が誤って記入されてありました。「来ないなあ」と思ってたんですけど・・・って。そりゃ来ないわよ。
なんやかや、お店のミスとはわかったけど、あと1時間待ってくださいとのことで、結局、他を探すことに。

すでに、全員がおいしい洋食が食べたぁ~い!!という口になっていたので、どこかいいとこ無いかしら???
オットが「黒きんは???」と思いついた。グッジョブ。そうだっ黒きんがあった!!
と、テクテク歩いて八丁堀まで。

ここのランチのコスパは、本当に素晴らしい。
ハンバーグ1000円。このハンバーグ1000円という価格帯はよくあるけれど、クオリティが全然、違う!!
牛肉100%のハンバーグは、とにかくふわふわ。こんもりとした大きさで、ボリュームも十分。
付け合わせは、サラダと目玉焼きとポテトサラダ、人参ラペ、ナポリタン。
このナポリタンひとつとっても、ちゃんとアルデンテになっています。細かいところにも、気配り行き届いている。さすがLes Closグループ。黒越オーナーの料理への姿勢が行き届いているなぁ。

これにご飯、香の物、お味噌汁がついて1000円。しかも税込み。いうことなし。
ランチは、ほかにも高価なステーキランチやらもあるけれど、庶民にはこのハンバーグランチが心に刺さります。
八丁堀という場所で、店内に坪庭もあったり、清潔でシンプルな落ち着いたインテリアといい、大人のランチにはぴったり。
Les Clos井口店があった時に、清原シェフの料理はどれも素晴らしかったので、黒きんでも健在でうれしい。

そういやあ、このお店に来る前に、ほかのお店でちょっと不愉快なめに遭っていたのだけど、そんなことはすっかり忘れることが出来る良いランチでした。


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サプライズのはずが・・・@創作楽菜Shin屋

2019-01-22 | そとごはん

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いつもお邪魔している角打ち(酒屋での立ち飲み)おーごと酒店さんで、いつのまにか店主さんのイベントのお手伝いをしたりして、いまでは助っ人としてあてにしてもらえるようになってうれしいitachi夫婦です。
なにかを成し遂げると
、一緒に活動した仲間とは信頼が深まるようです。

そのイベントメンバーで、おーごと酒店店主さんの還暦をサプライズで祝おうと計画。


みんなの都合がついたその日は、よりによってワタクシの誕生日。ちなみに、ワタクシは還暦じゃありませんよ!!←ここ大事なところ。
ひとさまの還暦祝いの場で「今日はわたしの誕生日なんです」なんて野暮だから、内緒にしてました。

還暦祝いの会場は向洋駅前の『創作楽菜 Shin屋』
バースデーケーキのかわりに穴子のお刺身をお願いしてました。きゃあ、キレイ~。ふぐ刺しと見まごうばかり。

ケーキかわりだから、穴子のお刺身にリボンなんて飾っちゃったりして。お店の許可はいただきました。
ふぐ刺しよりおいしいかも。・・・・って、ほとんどふぐ刺し食べたこと無いけど(爆)


この白子の天ぷらがふわっふわ。絶品。

クリームチーズも添えられたワサビや海苔でパンチが効いて。お酒の肴にぴったり。

ほたるイカの塩辛とか。これはチビリチビリとなめる日本酒にあう。


料理のレパートリーが豊富なので、チヂミとか。

コウネという部位を食べるのは、広島県民だけらしいですね。なんでかな??こんなおいしいものを。

自家製の漬物もグッジョブ。

で宴もたけなわ。シェフのお母さんが個室に運んできてくださったのは、私の名前が描かれたプレートの乗ったホールケーキ。「ど・ど・どしたん???」

オットが私に内緒で、ケーキの持ち込みしてくれていました。こんなことする人だったっけ??
サプライズを仕掛けたつもりが、反対に自分が驚くという。
お店の冷蔵庫で場所取ってスイマセン。

その後このホールケーキは、この日の出席者全員で割りばしでけずり食う、というロマンチックとは無縁なフードファイター的最期を遂げました。
翌朝、オットにケーキのお礼を言うと・・・・『高かったんよ』とケーキの値段をばらすという無粋な。やっぱりロマンチックとは無縁だ。

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