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コーラなのに、ただの炭酸水のように感じた」「病院スタッフの口数が減った気がする」体験者が明かした新型コロナウイルス感染

2020年05月10日 11時45分29秒 | 医療のこと
コーラなのに、ただの炭酸水のように感じた」「病院スタッフの口数が減った気がする」体験者が明かした新型コロナウイルス感染
安倍総理は16日夜、新たに40道府県に対して緊急事態宣言を発令。さらに北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道府県については、すでに対象地域となっていた東京など7都府県と併せて「特定警戒都道府県」に指定した。

【映像】新型コロナ感染者が緊急生出演 EXITが聞く

 16日の『ABEMA Prime』では、新型コロナウイルスに感染、不安な生活を送っている感染者に話を聞いた。
梵さんの証言による        
 


■「知り合いに笑われるくらい大げさな対応、それでもかかってしまった」
 
 まず、自身の体験をTwitterのフォロワーに共有し、注意喚起をしてきたのが、現在も都内の病院に入院中の梵さん(仮名、34)だ。

 今月2日、38度以上の発熱があったため、仕事を休んで自宅療養することにした。その後も熱は38.5~39度代の高熱が続き、痰の絡む咳、全身の関節に痛み、倦怠感、めまいなどの症状が現れたという。「前日の1日、少し咳が出るという兆候はあったが、あまだ仕事をしていた。帰りの電車で、少し体調が悪いな、熱っぽいなという感覚があった。その夜は37度台だったが、深夜から朝にかけて一気に高熱になった。この時の症状を振り返ってみると、インフルエンザに近いのかなという感覚だ」。

 感染予防については人一倍気をつけていたという梵さん。外出時にはマスクと医療用ゴーグルを着用、少しの外出でも帰宅時には手洗いうがいを欠かさなかったという。また、自室のドアノブやスマホは頻繁に除菌し、電車のつり革などには絶対に触れないよう心がけていたという。「武漢でコロナウイルスが出た時期から、これは大変なことになったと思い、人通りが多いところには極力近づかないようにしていた。飛沫感染で目からうつって結膜炎から肺炎になったという中国の報道を見ていたので、やれることはやろうと思ってやっていた。知り合いに笑われるくらい大げさだったかもしれないが、自分としては安心感にはつながっていた。だが、それでもかかってしまった」。

  明確に思い当たる感染源はない。「一つ考えられるのは、2月から24時間営業のジムだ。しかし行っていたのは深夜の人が少ない時間帯で、3月中旬ごろからはジム側もマシンをアルコールで消毒をしたり、換気をしたりするようになっていたし、自分でもマスクをつけるようにしていた。もう一つは職場だ。そして副業でマッサージをしているので、接してきたお客さんの中に感染者がいたのかもしれない」。
■「病院スタッフの口数が減ったような気がする」
 
 そして翌3日の金曜日、梵さんは保健所に相談に赴いた。しかし、受けた指示は自宅での経過観察だった。「他の人の迷惑になってしまうので、病院に行くわけにはいかない。しかし、とりあえず土日の前にアクションを起こし、保健所に相談して支持を仰いでおきたかった。聞かれたことは、身内など近しい関係の人に陽性の人がいて、濃厚接触をしていたかということ。そして、陽性を疑うような人と濃厚接触したことがあったかということ。しかし、それが分かっていたら不安にはならない。ジムかもしれないし職場かもしれない、もしかしたら通勤中かもしれないということくらいしか、答えられなかった」。

 しかし週明けの6日にはカレーの味を一切感じなくなり、嗅覚・味覚が無くなったことを自覚した。「週末は具合が悪く、何も食べていなかった。カレーを作り、買っておいた肉を焼いて入れたが、見事にご飯も鶏肉もカレーも味がしなかった。コーラも飲んだが、ただの炭酸水のように感じた。これは8割、9割方、コロナではないかと思った」。

 7日、保健所に2度目の相談へ行ったところ、医療機関に検査入院することになり、8日に受けたPCR検査の結果、陽性と判明した。「検査を受けたいという気持ちが強く、保健所に電話で相談をさせてもらった時に強く訴えた。保健所の方には負担をかけることになってしまったかもしれないが、2時間後にはそのまま検査入院という形になり、PCR検査を実施してもらった。入院直後から色々調べていたので、“アビガンの投与はありますか”と聞いた、ただ、まずは様子を見ましょうということで、解熱剤だけを投与してもらい、お試しでカトレラという薬を使った。入院後3日間くらいはずっと熱があったが、下がってくるのと同時に味覚が回復し、食欲も出てきた。それが嬉しかったのもあるが、病院食だけでは足りず、お腹が減っていることがコロナよりも気になるようになった。そのときに、“大丈夫だ”という感覚になった」。

 院内や医師、看護師の様子はどうだったのだろうか。

  「病室はトイレやシャワーもある完全個室で、廊下にも出られない。入院して3、4日経つと、他にも患者がいるのだろうという空気は伝わってくる。どうも、病床は空き待ちが続いているようだ。スタッフの方々はテレビでよく見る防護服姿だ。先週くらいまでは余裕のある空気感があったが、今週に入ってスタッフの方の口数が減ったような気がしている。2回目に保健所に電話した時にはつながりにくかったし、病院でも同じことが起こっているように感じる」。

■「感染している前提の自宅待機生活」
 
 一方、感染の不安を抱えながら今も自宅待機をしているのが、松下エリさん(仮名)だ。自ら発信することで、感染や自宅待機の現状を知ってもらいたいと、取材に応じてくれた。

 松下さんは勤務先で上司など3人が新型コロナウイルスに感染、うち1人が同居するパートナーだったことから、先月26日、共に発熱などの症状が出たという。「彼の症状がひどかったので、優先してPCR検査を受けさせてもらったところ、陽性が出て、そのまま入院になってしまった。私は比較的症状は軽かったのでPCR検査は受けず、自宅療養が続いている。ただ、保健所からは感染しているだろうと言われている」。

  現在は自身もパートナーも回復傾向にあるというが、感染している前提の自宅待機生活が続いている。「彼のご両親からたくさんの食料を送ってもらった。それを食べるなどして過ごしている。保健所からはマスクをしての外出は問題ないと言われているが、もし人に接触するようなことがあれば不安なので、ゴミ出しなど必要最小限に留めるようにしている。回復した人がその後またどうなるのかなど、情報があまりなく、なかなか相談相手がいないことも不安だ」。
     
坂元医師        
 


 
 厚生労働省やWHOで医療政策に携わった東京大学大学院特任研究員の坂元晴香氏は「熱が出ても、特に元々病気を持っていない元気な比較的年齢が若い方については、目安として4日間は自宅で様子を見てくださいということが推奨されている。PCR検査についても、基本的には高齢者やガンで抗がん剤治療を受けているような重症化リスクの高い方を優先している。その意味では、味覚障害や喉の痛みだけでは優先度合は高くないが、熱が出て4、5日目、複数の症状や長引いている場合には、優先的に呼ぼうという判断になると思う。また、仮に新型コロナウイルスの感染症だと診断されたとしても、現時点では特効薬などがあるわけではなく基本的には対処療法が中心になる。自宅でも熱が辛ければ解熱剤を服用し、安静にして水分を摂る、ということが基本的な対応になる」と解説した。





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コロナは思われたほど怖くはない>抗体検査の陽性者:免疫があるので新型コロナウイルスに感染しにくい

2020年05月10日 09時30分58秒 | 医療のこと
コロナは当初思われたほど怖くはない、致死率低い・・規制は 「交通事故をゼロにするために、自動車を止めてしまうという方策

>「抗体検査で陽性になった人は、おそらく免疫があるので、しばらく新型コロナウイルスに感染しない、るいは感染しても鼻かぜですむと思います。だから通常通りに仕事をしたり、食事や買い物に行って消費もしたりして、経済を回してもらいたいです

各国で抗体検査が進んだ結果、新型コロナウイルスを恐れる前提に変化が生じている。

たとえば、米ニューヨーク州では3千人に抗体検査を行ったところ、13・9%が陽性で、
単純計算では州内で、すでに約270万人が感染を経験したことになる。

ニューヨーク市にかぎれば21・2%で、マサチューセッツ州チェルシー市に至っては、200人に抗体検査を行うと、69人が陽性だったという。
日本では慶應大学病院で、新型コロナと無関係の患者に、こちらはPCR検査を行うと、6%が陽性だったという。

こうしたデータを受け、日本医科大特任教授の北村義浩氏が説く。

日本にも、過去に感染して無症状か、ごく軽症で治ってしまった人が数多くいる可能性があり、
抗体検査を行えば、人口の10~15%に抗体が確認できるかもしれません。


全国民の6~7割が感染すれば集団免疫を獲得して流行は収束する、とされています。
それは公表されている感染者数からはほど遠い数字でしたが、実は近い将来、達成できるのかもしれません」

また、感染症に詳しい浜松医療センター院長補佐の矢野邦夫氏は、「今後、日本でも抗体検査が進んで、かなりの人が感染していたことがわかれば、
いまのような封じ込めは諦めるでしょう。封じ込めようとするから無理が生じるのであって、

今後大事なのは、岡江久美子さんのように重症化する人を、優先的に助ける体制をつくることだと思うんです」こう提言し、抗体検査の効用について語る。

この検査で陽性になった人は、おそらく免疫があるので、しばらく新型コロナウイルスに感染しない、
るいは感染しても鼻かぜですむと思います。だから通常通りに仕事をしたり、食事や買い物に行って消費もしたりして、経済を回してもらいたいです


すでに免疫ができている人から順に、これまで通りの社会生活を送れるライセンスを与えることも可能だ、というのである。

免疫学が専門の順天堂大特任教授、奥村康氏によると、「いまの抗体検査は、IgMとIgGという二つの抗体を測るようになっています。
ウイルスに感染すると、まず1週間くらいで体内にIgMが作られ、10日くらいたつと徐々にIgGが出てきます。
より中和能力が高いIgGさえ出てしまえば、まず安全で、感染源に近づいても大丈夫です」

さて、抗体検査が進んで、実際の感染者が公式発表より多いとわかれば、

「致死率はかなり低くなるのではないでしょうか」と矢野氏。仮に致死率がインフルエンザ並みに下がり、アビガンなどの治療薬を臨機応変に
使えるようになれば、新型コロナをいまのように恐れる理由は、失われるはずである。

このところ、感染者数も死者数も日本よりはるかに多いヨーロッパで、封鎖や自粛を解く動きが目立っている。
オーストリアは4月14日から規制を段階的に緩和し、5月中旬からはホテルやレストランも再開する予定だ。
スイスもそれに続き、5月11日に義務教育が再開。6月8日には美術館や博物館も開けられる。

感染者数が劇的に減ったからではない。スイスでは約2万9千人で、死亡者は1610人(4月26日現在)。感染者は日々百数十名ずつ増えている。
しかし、このままでは経済と、それが支える命がもたないと、指導者が判断したのだ。新型コロナは当初思われたほど怖くはない、という評価も影響しただろう。

片や日本は、ある命を救うために、ほかの命の危機には目もくれない。

そういう状況を、先の奥村氏は、「交通事故をゼロにするために、自動車を止めてしまうという方策」と喩えた。

そんな策は滑稽だと見抜く眼力が、いま求められている。

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これでは本末転倒」10万円給付ネット申請なのに>役所に行列、手続き6時間も

2020年05月10日 09時00分29秒 | いろいろな出来事

これでは本末転倒」10万円給付ネット申請なのに“3密” 役所に行列、手続き6時間も
5/8(金) 10:10配信     

新型コロナウイルス対策として政府が国民1人当たり10万円を配る給付金を巡り、大型連休が明けた7日、マイナンバーカードを使ったオンライン申請について問い合わせるため、福岡市の区役所を大勢の市民が訪問。長時間待たされた人からは不満や「密集状態」への不安の声が聞かれた。カードがあるだけでは自宅で申請できないこともあり、オンライン申請を諦める人も出ている。



【写真】給付に必要なマイナンバー読み込み

 この日、東区役所では午前8時45分の開庁時点で約60人が待機。マイナンバーカード交付までの目安は<20人で150分>と掲示があり、カードの暗証番号の再発行に来た30代女性会社員は「こんなに多いとは」とため息をついた。

 「あなたの特命取材班」に情報を寄せた50代の女性会社員は1日に来庁。3時間待って再発行を申請し、受け取りにまた3時間かかった。「『密』を避けるためのはずなのに、これでは本末転倒」と不満を漏らし、「終日応対する職員が気の毒」とも話した。

 福岡市は連休中の4~6日、市内全7区役所を臨時開庁。暗証番号を忘れた人だけで計約3600人が来庁した。市特別定額給付金課によると番号の再設定は区の窓口でしかできず、「個人情報なので電話などでは教えられない」と説明する。

 実は、カードと暗証番号がそろってもオンライン申請にはさらなる壁がある。福岡市の60代男性はスマートフォンで申請しようとしたが、手続きサイト「マイナポータル」のアプリに対応していない機種のため、アクセスできなかった。

 パソコンでの申請にはカード読み取り機が必要。男性は持っておらず、区役所に尋ねると「来庁すれば読み取り機を使える」との回答だった。「感染リスクを負ってまで役所に行きたくない」。男性は諦め、郵送による申請開始を待つことにした。

 サイトを運営する内閣府番号制度担当室によると「ログインできない」「入力方法が分かりにくい」などの問い合わせや苦情が多いという。同室は、今後の対応について「サイトの説明を詳しくするなどの修正をしている」としている。

  カードがない場合はどうか。福岡市によると、新規発行の申請から交付までは通常1カ月ほどだが、市には現在、例年の約3倍の申し込みが来ており、さらに長くかかる見通し。担当者は「郵送を待つ方が確実で早い。急ぎでなければ書類が届くのを待ってほしい」と求めた。 (押川知美、黒田加那)


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