モデル妻の散財におびえる男。月にいくら使ってるのか心配…
妻はモデルなんかをかじってましてね……」
写真はイメージです(以下同じ)
そんな言葉を聞いたら、「なるほど、勝ち組か」と多くの人が思うことだろう。外見がいい女性と結婚することに憧れる人は多いし、美しいこと自体が一つのポテンシャルではある。しかし、その生活の実情はどうなのだろうか。「顔がいいとなんでも許せる」と語る人もいるが、一つの実例として「モデルの妻」との生活の様子を聞いてみた。
一目惚れで交際したモデルの妻の尻にひかれっぱなし
柳沢翔太さん(仮名・34歳)は7歳下のモデルの妻と結婚。柳沢さんは総合商社勤めで年収も高い。ハイスペ男と美女という、よくいそうな夫婦だ。 「人の紹介で知り合った妻は韓国とのハーフで、スタイルがよく美人なことから一目惚れでした。強い性格ではあるものの、美しさを持つ者としての誇りとでもいうか……私の強いアタックから知り合った交際当初から、キツイ性格について“イヤだ”と思ったことはあまりありませんでした。
モデルとはいえフリーでやっているという彼女の生活を心配して、私が金額を多く持ってデートすることは多かったですが、他に使いたいこともなかったので苦ではありませんでした。誕生日やクリスマスなども、プライドの高い彼女におねだりされると、そんな姿を見せてくれることが嬉しくて、なんでも買ってあげたいという気持ちにいつもなっていました」
傍から見れば気の強い美人の彼女の尻にしかれまくっているようにも見えるが、本人が気持ちよく接しているのならそれでもいいような気がする。これがよくいう「顔が良ければなんでも許せる」という状態なのだろう。
六本木ヒルズで挙式も。結婚後、徐々に許せない部分が…?
1年の交際を経て、柳田さんのプロポーズから去年結婚したという夫婦。交際当時からわがままな部分を許せていたなら、結婚後も同じく許せていきそうなものだが……。
「結婚式は六本木ヒルズで挙げました。周りからも祝福されて、永遠の幸せを手に入れたと思っていました。妻はもともと結婚願望が薄く、同棲も嫌がっていたので、結婚を受け入れてもらうことでやっと共同生活を送ることができるようになりました。 しかし、交際関係が結婚を機に生活になった途端、ケンカが増えるようになりましたね。お互いに別々にこだわりがあるのは当たり前ですが、自己主張が強い彼女と生活するためには、常に僕が一歩引くしかありませんでした」
しかし、そんな柳田さんでも、ある困ったことが。 「僕らが今、一番ケンカになりやすいのは妻の服が多すぎるということです。交際当時からお金がキツイとは言っていたので、生活にかかるお金はほとんど僕が出しています。しかし、それにしては毎週どこからと思うくらい、服が無限に増えていくんです。週末に代引きが来ると、僕が受け取ることになる時もあります。そういう時も、妻は自分からはお金を出さないので、なんとなく僕が出したまま終わることも多いです。1回で2、3万円は払うことが多く、コスメや服に月いくら使ってるのか心配です。
何度か“服、買い過ぎなんじゃないの?”と注意したこともありますが、妻は“私のお金を私がどう使おうと勝手でしょ”と話を聞き入れてくれません。服が妻の自室に入り切らなくなって、リビングにタンスが侵食し始めた時は、“服が増えるのは案件だからしょうがないの。もらいものだし、自分で買ってないんだよ”と言っていました。仕事だから、と言われるとこちらも言い返せないし、それが買ったものなのか仕事なのか区別することもできないので、何も言えなくて
顔さえ良ければなんでも許せる」わけではない?
そもそも、柳田さんが支払う場合もあるわけで、“私のお金を私がどう使おうと勝手でしょ”は筋が通らないと外野は思うのだが、そうもいかないらしく彼は語った。 「でも、生活を共にするようになってからの方が、妻に気持ちよくお金を使ってあげられなくなったように感じています。自分はこんなに彼女に尽くしているのに、という気持ちが大きくなってしまいました。しかし、いざケンカになると全然勝てないんです。“家事も仕事なんだから、その分払ってもらって当たり前”と言われれば確かに、と言ってしまうし、彼女が泣くと僕は謝り続けるしかないんです。一緒にいて楽ではないと思います。でも、彼女がいなくなるのは考えられないから、今年もクリスマスにはバーキンをプレゼントしました」 この話を聞いて、柳田さんを羨ましく思う人はいないだろう。「顔さえ良ければなんでも許せる」という意味では本当にその状況ではあるが、気持ちよく接することができない人と生活を共にするのは大変だろうとも思う。
女性は「美しいままでいるにはお金がかかる」と言う。やはり、いい女はカネがかかるのだろう。そういう美女を手中に収めておくためには、それなりの覚悟と懐の余裕が必要なようだ