>アミメニシキヘビによる人への危害としては、2012年4月に茨城県牛久市内のペットショップ飼育場で、経営者の父親(当時66歳)が体長約6.5メートルのヘビに首を絞められたり頭や腕を咬まれたりして死亡したケースが報じられている
体長約3.5メートルもあるペットのアミメニシキヘビが横浜市戸塚区内の飼い主の家から脱走したと報じられ、周辺住民に不安が広がっている。
このヘビについて、日本蛇族学術研究所が運営するジャパン・スネークセンター(群馬県太田市)がツイッターで注意を呼びかけており、注目を集めている。
■「攻撃が速いので近づかない」「小さな子供を外で1人にしない」
東京動物園協会が運営する東京ズーネットのサイト「どうぶつ図鑑」によると、アミメニシキヘビは、網の目のような模様があることからこう呼ばれる。 東南アジアの森林や水辺に生息し、世界最大級のヘビとして約10メートルの記録もあるという。ニワトリやウサギなどがエサで、人がケガをする事故も報告されている。
各メディアの報道によれば、こんなヘビが2021年5月6日夜、20代会社員男性が飼っているマンション2階の部屋から逃げ出した。ヘビは、ガラス製のケースに入れられていたが、男性が仕事から帰宅するとすでにおらず、窓が少し開いていたため、ここから逃げたとみられている。
黄色いヘビで、重さは13キロほどあるという。男性からの通報を受け、神奈川県警では、警察犬も出動させて、男性宅裏の雑木林などでヘビの捕獲を急いでいる。
周辺住民からは不安の声が出ているといい、ツイッター上などでも、人への危害を心配する書き込みが相次いでいる。
こんな状況を受け、ジャパン・スネークセンターは7日、ヘビの専門家からの注意喚起をツイッターに投稿した。
それによると、アミメニシキヘビに巻かれたり、咬まれたりして大ケガをする恐れがあり、攻撃が速いので近づかないことが大切だとした。また、犬や猫などのペットのほか、幼児もターゲットになる可能性があり、小さな子供を外で1人にしないよう呼びかけている。
「冷え込むと動きが鈍くなるが、しばらくは生きていける可能性」
アミメニシキヘビは、動物愛護法で特定動物に指定されており、飼い主の男性は、2017年に横浜市動物愛護センターに対し、飼う施設を申請して許可を受けた。
20年6月には、愛玩目的で新たに飼育することは禁止された。現在飼っている個体については、繁殖は認められないものの、死ぬまでは飼育してもいいとされる。その場合、許可の有効期限5年が来たら、改めて申請することになる。
市動物愛護センターの担当者は5月7日、J-CASTニュースの取材に対し、逃走したアミメニシキヘビについて、こんな見方をした。
「このヘビは、28度ぐらいの暑さを好んでおり、朝夕に冷え込むと動きが鈍くなるでしょう。ネズミなどの小動物のほか、昆虫もエサにしているので、日本でも、しばらくは生きていける可能性があります。行動範囲は広くないとされてはいますが、戸塚区の近隣でも出没する可能性はゼロではないと思います。夜行性で、昼間は茂みに隠れていますので、注意が必要です」
センターでは、職員らが男性宅に行っており、どのような状態でヘビを管理していたか確認中だとしている。
アミメニシキヘビによる人への危害としては、2012年4月に茨城県牛久市内のペットショップ飼育場で、経営者の父親(当時66歳)が体長約6.5メートルのヘビに首を絞められたり頭や腕を咬まれたりして死亡したケースが報じられている。 (J-CASTニュース編集部 野口博之)
少子化や野球離れによって「部員9人未満」で存続の危機に立たされる野球部が増えている。一方で、甲子園常連校、強豪・名門校には、百名を超える部員が集まる。
スポーツライターの広尾晃氏は、こうした二極化が高校や球界の問題であると同時に、3年間一度も公式戦出場のないままグラウンドを去る“補欠”部員を大量に生み出す現状の部活そのものが大きな問題を抱えていると指摘する。
(文=広尾晃)
「補欠」という概念が定着する日本の部活の不思議
春に続いて夏の甲子園が中止になり各都道府県の高野連は代替大会の開催を決めた。教育委員会や自治体もこれを後押しした。
普通の大会とは異なり、今回は「満足に野球ができなかった3年生に“思い出”を作らせてやりたい」という親心で行う大会だ。ベンチ入りの人数を増やしたり、試合ごとに入れ替えたりできるようにするなど、ルールを柔軟に運用する地方が多かった。
ただし「代替大会に誰を出場させるか」についてはさまざまな議論があった。
ある学校ではコーチが「もともと試合に出る見込みがなかったレベルの選手まで、試合に出さなくてもいいんじゃないか」と話した。甲子園に出場するような強豪校では、1学年に50人以上の選手がいることも珍しくない。
そういう学校では3年生であっても、もともと出場の望みがないことが自分で分かっている部員もいる。代替大会でも、客席から声援を送っていた3年生もいるのだ。
野球だけではないが、日本の高校部活では競技に出場できる選手数を大きく超えて部員を抱え込む学校がたくさんある。それだけ多くの部員がいるから、選手が切磋琢磨する。競争が激しくなってチームが強くなるという理屈のようだが、
高校の部活は「教育の一環」だ。
文部科学省、スポーツ庁は運動部活を
「学校の運動部活動は、スポーツに興味・関心のある同好の生徒が参加し、各運動部の責任者(以下、「運動部顧問」という。)の指導の下、学校教育の一環として行われ、我が国のスポーツ振興を大きく支えてきた」
としている。
だとすれば「試合に出られない部員を大量に生み出す部活」は、教育的といえるのか?
欧米の学校やクラブのスポーツには「補欠」という概念はない。試合に出られないと分かった時点で多くの選手は他のチームに移籍する。親もそれを勧める。また、チームはそうした選手を受け入れるために頻繁にトライアウトを実施している。
サッカー解説者のセルジオ越後氏は、著書『補欠廃止論』(ポプラ新書)で
「試合に出られない補欠は、授業から締め出され教室の外から授業をのぞいているようなものだ」と批判している。
試合に出られない部員を多数抱え込む日本の部活は、世界でも特殊だろう
REAL SPORTS 9/30(水) 19:05配信
スポーツライターの広尾晃氏は、こうした二極化が高校や球界の問題であると同時に、3年間一度も公式戦出場のないままグラウンドを去る“補欠”部員を大量に生み出す現状の部活そのものが大きな問題を抱えていると指摘する。
(文=広尾晃)
「補欠」という概念が定着する日本の部活の不思議
春に続いて夏の甲子園が中止になり各都道府県の高野連は代替大会の開催を決めた。教育委員会や自治体もこれを後押しした。
普通の大会とは異なり、今回は「満足に野球ができなかった3年生に“思い出”を作らせてやりたい」という親心で行う大会だ。ベンチ入りの人数を増やしたり、試合ごとに入れ替えたりできるようにするなど、ルールを柔軟に運用する地方が多かった。
ただし「代替大会に誰を出場させるか」についてはさまざまな議論があった。
ある学校ではコーチが「もともと試合に出る見込みがなかったレベルの選手まで、試合に出さなくてもいいんじゃないか」と話した。甲子園に出場するような強豪校では、1学年に50人以上の選手がいることも珍しくない。
そういう学校では3年生であっても、もともと出場の望みがないことが自分で分かっている部員もいる。代替大会でも、客席から声援を送っていた3年生もいるのだ。
野球だけではないが、日本の高校部活では競技に出場できる選手数を大きく超えて部員を抱え込む学校がたくさんある。それだけ多くの部員がいるから、選手が切磋琢磨する。競争が激しくなってチームが強くなるという理屈のようだが、
高校の部活は「教育の一環」だ。
文部科学省、スポーツ庁は運動部活を
「学校の運動部活動は、スポーツに興味・関心のある同好の生徒が参加し、各運動部の責任者(以下、「運動部顧問」という。)の指導の下、学校教育の一環として行われ、我が国のスポーツ振興を大きく支えてきた」
としている。
だとすれば「試合に出られない部員を大量に生み出す部活」は、教育的といえるのか?
欧米の学校やクラブのスポーツには「補欠」という概念はない。試合に出られないと分かった時点で多くの選手は他のチームに移籍する。親もそれを勧める。また、チームはそうした選手を受け入れるために頻繁にトライアウトを実施している。
サッカー解説者のセルジオ越後氏は、著書『補欠廃止論』(ポプラ新書)で
「試合に出られない補欠は、授業から締め出され教室の外から授業をのぞいているようなものだ」と批判している。
試合に出られない部員を多数抱え込む日本の部活は、世界でも特殊だろう
REAL SPORTS 9/30(水) 19:05配信
【美しい国】日本政府「五輪選手、大会関係者はコロナ感染した際、最優先で入院できます。専用の医者も用意。安心して
『しんぷん赤旗』より
「五輪選手は優先入院」
コロナ対応 医療体制に負担
東京五輪・パラリンピックで選手、大会関係者が新型コロナウイルスに感染した場合、優先的に入院できる病床を確保するよう、
中略
大会協力病院に求めていることが明らかになりました。また大会に動員する医療スタッフのうち医師約100人、看護師約100人を新型コロナの対応にあてることも判明。医療機関や保健衛生体制に大きな負担となることが懸念されます。
大会の新型コロナ対策を取りまとめる政府、東京都、五輪組織委員会などによる調整会議は28日、新たな対策案を公表。選手らが感染した場合に医療を提供する「大会指定病院」を都内外で確保するよう「調整中」としています。内閣官房は都内に10、都外に20としています。
都によると、選手らの入院が必要な場合は「優先的に使用可能となる病床を準備いただく」と求めています。その分、一般の新型コロナ患者の受け入れに支障をきたす可能性があります。
医療スタッフの確保について対策案は、大学病院、関係団体などと「調整しながら確保を進めている」と記述。具体的な方策については明示していません。
内閣官房によると、必要な医療スタッフは医師300人、看護師400人。うち大会で新型コロナに対応するのは医師、看護師ともに100人程度としています。現状でも新型コロナに対応する医師、看護師は不足しており、五輪でさらに圧迫される危険性があります。
【速報】東京証券取引所、システムトラブルで全銘柄の取り引きを停止
東京証券取引所によりますと、株価などの情報を配信するシステムにトラブルが発生しているため、
上場しているすべての銘柄の取り引きを停止していると発表しました。
また、名古屋証券取引所と福岡証券取引所もこの影響で上場しているすべての銘柄の
取り引きを停止しています。いずれも復旧のめどはいまのところ立っていないということです。
一方、先物取引などが多い大阪取引所では、通常通り取り引きができるということです。
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