Amazonが「検索結果を不正操作していた」との報道、他社製品をコピーした可能性も
Amazon copied products and rigged search results to promote its own brands, documents show
2021/10/14(木) 15:04:20
ロイターが2021年10月13日に、Amazonがインドでサイト上の検索システムを操作し、自社ブランドの製品を優位にしていたと報じました。
ロイターが2021年10月13日に、Amazonがインドでサイト上の検索システムを操作し、自社ブランドの製品を優位にしていたと報じました。
ロイターが入手した内部文書ではさらに、Amazonが売れ筋の商品をコピーして商品を開発していた可能性も浮かび上がっています。
Amazon copied products and rigged search results, documents show
家賃2万円の「屋根裏」で生活する40歳。部屋の中で立ち上がれない
屋根裏で腰を曲げて生活。賃料2万円のシェアハウス
▼鈴木肇さん(仮名)40歳 製造業派遣 極端に居室が狭く消防法にも建築基準条例にも違反する「脱法シェアハウス」は、貧困者にとって最後の砦だ。漫画喫茶1か月分の家賃でプライバシーが保て、住民票を移すことも可能とあれば、人生の再起を図る者たちが集まってくる。
派遣で働く鈴木肇さん(仮名・40歳)も、そのひとり。転居して3か月目という世田谷区・東北沢駅近くの戸建てシェアハウスを訪ねた。4LDKで建物面積90㎡と十分な広さだが、鈴木さんは自室の狭さに肩を落とす。 「部屋は、2階の廊下からはしごで上る屋根裏。傾斜部分にできた空間を利用していて、広さは1.5畳程度。床から天井までの高さも140㎝程度しかなく立ち上がることはできません。窓もなく物置みたいなもんですが、新宿から20分圏内で家賃2万円。節約中の身分には相応の家ですよ」 元住民のイラン人が置いていった絨毯を布団代わりに敷き、丸まって寝ている。みかん箱15個程度の狭い空間には扉もなく、夜は耳栓が欠かせない。
長く就職できずフリーター生活だった鈴木さんも実は結婚していた過去を持つ。30歳の頃だ。派遣の職に就いたのを機に、長く結婚を迫られていた彼女とゴールインしたのである。 「すぐに子宝にも恵まれましたが、派遣切りに遭いまして。その後は、年齢もあり時給の低い派遣しか紹介されず……。金の切れ目は縁の切れ目と、妻は子どもを連れて実家に帰ってしまったんです」
子どもの成人まで続く、長い節約暮らし
鈴木さんの平均年収は150万円程度。ひとりで支払うことになった家賃に加え、月4万円の養育費を支払うのは苦しい。2年ほど漫画喫茶を転々とした。 「養育費を払わず逃げるヤツもいるけど、俺は自分の暮らしは最低辺でいいから払いたい。シェアハウス掲示板でこの部屋を知り、すぐに入居しました。審査が緩く、15人いる住民のうち日本人は俺だけ。アジア系男性が多く、大半は不法滞在のようです」
世話係の日本人男性がいるが、共有部分の掃除は週に一度。水回りの掃除が行き届いておらず、トイレが異臭を放っていた。 「共有リビングは食べ終わったカップ麺が散乱しているし、ソファは食べカスだらけ。台所もめちゃくちゃで臭いに悩まされます」
養育費を支払うためにあと5年はこのまま
さらなる悩みは、天井が低いせいで痛めた腰の月2万円の治療費。1.5畳しかないスペースの半分が荷物で埋まっているため、寝返りが打てないことも腰痛の原因だ。 「現在の派遣は、立ち仕事がメイン。でも、この腰痛のせいで休憩が多く注意されています。年々仕事を選べなくなっているというのに、このままでは契約更新できるかどうか……。治療費は痛いけれど、仕方ありません」
シェアハウスには年齢制限があり、現在の部屋は上限が45歳とか。 「子どもが成人するまであと10年。ここにいれば払えるのに、あと5年で出なくちゃいけない。また激安シェアハウスか、寮を探そうと思います」
息子と撮った写真
疲れの癒えない住居だが「息子と撮った写真を見ればストレスなんて吹き飛びます」と笑う。もうすぐ子どもの誕生日。会う口実のためにも、「養育費を稼がねば……」と鈴木さん。 まっすぐに子を思う気持ちはあれど、両肩にずっしりと食い込んだ貧困の輪が、今日も鈴木さんの背中を丸くさせている。
5/13/2020