トランプ氏の刑事免責認めず 米控訴裁、20年の大統領選めぐり判断 (msn.com)
1月22日、ニューハンプシャー州のイベントに出席したトランプ前米大統領=ロイター
1月22日、ニューハンプシャー州のイベントに出席したトランプ前米大統領=ロイター
© 朝日新聞社
トランプ前米大統領が2020年の大統領選の結果を覆そうとしたとされる刑事事件をめぐり、ワシントンの連邦控訴裁は6日、「大統領在任中の行動について刑事責任を免責される」というトランプ氏の主張を退ける決定をした。トランプ氏は不服として争う方針で、最終的には連邦最高裁の判断が焦点になりそうだ。
1月9日、ワシントンの連邦控訴裁の弁論に出席した後、メディアに話すトランプ前大統領=AP
6日の決定は3人の判事の一致した意見。「トランプ前大統領は『市民トランプ』となった。他の被告と同様の権利はあるが、大統領として保持していた可能性のある免責は、この訴追について彼を守るものではない」と述べた。また、トランプ氏の主張を認めた場合は「大統領を三権の及ばない地位に置き、我々の分権のシステムが崩壊する」とし、免責を認めなかった地裁の判断を是認した。
1月22日、ニューハンプシャー州のイベントに出席したトランプ前米大統領=ロイター
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トランプ前米大統領が2020年の大統領選の結果を覆そうとしたとされる刑事事件をめぐり、ワシントンの連邦控訴裁は6日、「大統領在任中の行動について刑事責任を免責される」というトランプ氏の主張を退ける決定をした。トランプ氏は不服として争う方針で、最終的には連邦最高裁の判断が焦点になりそうだ。
1月9日、ワシントンの連邦控訴裁の弁論に出席した後、メディアに話すトランプ前大統領=AP
6日の決定は3人の判事の一致した意見。「トランプ前大統領は『市民トランプ』となった。他の被告と同様の権利はあるが、大統領として保持していた可能性のある免責は、この訴追について彼を守るものではない」と述べた。また、トランプ氏の主張を認めた場合は「大統領を三権の及ばない地位に置き、我々の分権のシステムが崩壊する」とし、免責を認めなかった地裁の判断を是認した。