濃厚すぎる辛味噌ラーメン」の衝撃。真っ赤なスープを“食べる”のだ
ともかく赤くて濃厚な「辛味噌ラーメン」
肌寒くなってきましたね。そんなとき欲しくなるのは「濃厚なヤツ」ではないでしょうか。濃厚ラーメンの温かみにつつまれたい…。というわけで、みなさんに一度はすすってほしい、すすり子のラブなタイプの「濃厚」をご紹介します。 それが東京都市ヶ谷にある『大塚屋』さんの「辛味噌ラーメン」(750円)。
10/7/2020
「辛味噌ラーメン」(750円)
「赤い!!! こんな赤いのイケんのか!?」と方向転換しようと思った方、お戻りください。ピリ辛でも泣いちゃう…という方、ごめんなさい。この赤さでまさかのピリ辛です。
スープを「飲む」ではなく、食べる
このラーメン、「麺少なめ」にすると、味玉が半分サービス。麺少なめって、最後に後悔しちゃわないかな…とソワソワしちゃいますが、普段ラーメン一杯でそれなりに満足できるタイプの方であれば、麺少なめでも問題なしです。 というのは、太麺だからというのもありますが、スープが大きな要因です。
もはや液体とは呼べないスープ
このスープ、液体というのがはばかられます。写真だと伝わりづらいのが悔しい。これが平面で出せるドロっと感の全力です。レンゲですくって落とすと、ドロドロっという擬態語で落ちていきます。 半凝固スープでレンゲは不要。すくわずとも麺にまとわりついてきます。麺をすすっているつもりが、スープがガンガンにお口に入ってきちゃう。スープを飲むというより食べています。
味噌の甘みにニンニクの風味が絡む
このスープ、こんなに赤いのに味噌の甘みがちゃんと感じられます。むしろやさしく思えちゃう。味噌がちゃんとおいしいと思える辛味噌ラーメンです。そこにニンニクの風味、最後にピリッと唐辛子。やさしいのに、パンチは要素でキメてくるからずるい。この組み合わせ、箸がとまらん気しかしないでしょ???
卓上調味料で辛さをカスタマイズすることも可能
もちろん刺激的なのがお好きな方のために、卓上調味料として、花椒やブラックペッパーなどが準備してあります。 わりと激辛ラバーなすすり子ですが、この辛味噌ラーメンはなぜだか刺激増ししたくならない。このピリ辛でめちゃくちゃちょうどいいのです。
肌寒い季節に心を満たしてくれる一杯
スープから現れる、ムチムチな太麺。ちぢれ食感がお口でモキュモキュ動いてきもちいい。同時にお口に入りこむドロドロスープ。太麺だから、スープに負けずに気持ちよくお口でフュージョンしてくれます。なにこの充足感。
太麺にガッツリ絡む濃厚スープ
肌寒い季節、あなたを包みこんでくれるのは濃厚な辛味噌ラーメンに決まっている。あったかくて濃厚でパンチの効いた辛味噌ラーメンに満たされてほしい。 ごちそうさまです!
大塚屋 |
〒162-0843 東京都新宿区市谷田町3-2 トゥービル1階 |
不明 |
11:00〜16:00/18:00〜21:00 [土・日・祝] 11:00〜16:00 |
月曜 |
カウンター7席 |
禁煙 |
東京メトロ南北線『市ケ谷駅』(382m) マップで周辺を見る |
駐車場なし |
ベビーカーでの入店不可 |
2015年9月4日 |