曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

はじめてのカサブランカ

2015年07月25日 | 冠婚葬祭

オット父Gオさんの亡きあと、玄関前や、裏庭で、少しずつ花を育てている、私ですが、残念ながら、昨年鉢で育てたひまわりの花は、日あたりを求めてあちこち動かすも、小さな花しか育ちませんでした。

今年は、日あたりが悪くても百合なら、多少いいのではないかと、3鉢カサブランカを球根から育ててみました。

やっと新暦のお盆に間に合ったカサブランカ。

思ったよりも花が大きく、鉢がひっくりかえってしまうので、盆花に、大きな花入れに生けました。

花は少しずつ開き、そして、何日も咲いていてくれて、花のないこの時期(ないというより、持たない)本当に重宝しました。

 

 

 

実は、この花は、オット父Gオさんにと言うよりも、実家父に見せたい花でした。

すぐ近くに住んでいながら、なかなか実家父のお墓参りも仏壇へのお参りも出来ずにいる私の、せめてもの、お花です。

今、実家では、後を継いだ弟夫婦によって、父のお墓の移転が進んでいます。

夫婦二人で過ごしたいと、夫婦2人の無縁墓を買って、父を弔っていた母の気持ち。

そして、後を継いでも、自分たちは別のお墓を買わなくてはならないのだから、将来自分たちも同じお墓に入れるようにと、見晴らしのいい高台にその地を求めた、弟夫婦たち。

先日、お墓が出来上がり、写真が送られてきました。

父のお骨の移墓が、出来る出来ないで、お寺さんともめているのですが、墓跖には、ちゃんと実家父の戒名が。

無縁墓を求め、そのあと法要はずっと、無縁墓のお寺さんで、行っていたんですが、そこを出て、他のメモリアルガーデンなどにお墓がある場合って、この後の催事ってどう行うんでしょうね。

…などと、余計な事は言えず、「立派なお墓が出来たね。」としか言わなかったけれど、もともと、無縁墓にしたのには、実家の宗派のお寺で、お墓を買えなかったので、近い宗派で我慢したっていうのはおかしい言い方ですけど、宗旨替えをせずに法要をやってくれていたのは、「無縁」だから。

別にお墓を作ってしまうと(その宗派になれば、同じお寺内にお墓が買える)法要はお願いできないと思うんですが、わかってのことなのかどうなのか?正直、宗旨替えしちゃって、今のお寺さんにお墓を求めた方がいいように思うんですが、まあ、それはヨメに出たわたしの考えなので、お口チャックでございます。

お墓の前でかしこまって、写る実家母と、少し離れて写る弟嫁こさんの写真を見ると、なかなか複雑な思いがするものでございますよ。