曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

Bこさん、がっくり( 一一)

2016年08月02日 | 介護

由緒正しき(?)お生まれのオット母Bこさん。

ご自慢の実家が没落でございます。

後を継いだ体になっている弟(Bこさんご実家唯一の男子ですが知的障害者)の養子になっている(つまり実家の跡取りとなった)甥(オットの従妹になる)が、

「本当は、叔母さんたちがいる間は避けたいことだったが云々」と、告げに来た。

Bこさんの弟は3年前に亡くなり、昨年一番上の姉(あとをついだ甥の生母)も亡くなった。

そのため、実家の資産を整理。

親の代で、広い敷地にマンションを作りその時の借金が億単位に残っているため、その整理のために、Bこさんの生家を売却して清算。

姉の夫(Bこさんの義理の兄、甥の生父)である、要介護4の叔父さんは、○○施設に入所させることにしたから、とのことで。

まあ、知的障害の義理の父と、実の両親の3人を面倒見てきた従妹夫婦でございます。

よく、ここまでやってきてくれたと思いますが、そこは、やはり、Bこさんとしては何とも納得がいかないところでして、しばらく悶々としておりましたです。

そこに加えて、お楽しみの大雨が降ろうが槍が降ろうが行きたい、近くのお稽古先の先生から、教室を閉めたいと言われて、ダブルパンチでございますよ。

そりゃそうでしょうよ。歩くのも難儀、座っての作業もできず、立ったままやろうとしてもその姿勢を保つこともおぼつかなくて、道具も重くて持てないって、どうやってやるの?手ばかり掛かる生徒ばかりじゃあ(みんな85歳以上、上は90ですからね、はっきり言って先生のところでお茶飲んで噂話をしているだけでありましょうぞ)やってられないでしょうよ。

こちらも、お稽古の送迎がなくなって、むしろ助かりますわ。

先日は、月一回の(いまだに続いているってのがすごいけど)同級生との昼食会も、体調がすぐれずを理由に(本当はたぶん車で送ってもらってもそのあとが一人で行けないからだと思う)断ったりしたからね。

いろいろ出来ないことが、ひたひた、自分の活動を制限しているってのが、身に染みている模様。かわいそうだとは思うけれども、こちらもそうそう付き合って入れないからねえ。

などと、言えるのは今のうちで、こっちも身動きできなくなる日は近いんだろうな。

と、ちょっと冷めた目で見る自分がいる。