写真は、旧土佐山田町から、香北町に行く国道にある、物部川に架かる橋。バス停には、「談義所」とあり、見晴らしの良い、一段上がった所に料亭もあったそうで、木材景気に沸いた頃の面影が残ります。橋の向こうに、つたに覆われた家があります。昔の国道沿いにあり、景気の良い頃何に使われていたかは不明ですが、今は見る影も無く、ツタに覆われ滅びていく景色が象徴的でした。この旧道沿いに、昔商店に使われていた店を改装して、昭和の香りがするカフェをやっている所があったり、面白い店が出来ていたりします。高知工科大学があり、若者が多いので、活気が有るのでしょう。若い人達が面白い発想で、いろんな事に挑戦していく事が、高知を元気にする、一番の力になると思います。不景気とか、豚インフルエンザとか、１０００円で高速乗り放題で渋滞とか、あまり良い話題がないのですが、長期的に考えれば、やはり一番大事なのは、人材で、豊かになりたかったら、地に足のついた地道な活動を、楽しくやる環境を整えて、人材を育て、定着して行ける街をつくらないといけない。そんな事を想いながら、人任せではなく、皆が、自分が高知を変えると言う気概を、持ちましょう。想いは必ず叶います。